●彼氏が出来ない意外な理由。
昔、私がアメリカのワシントン大学に通っていた頃の話です。
当時私は学費を稼ぐ為に、大学内の図書館とキャンティーン(小さな喫茶店)で、
授業が終わってからとか休日にアルバイトしていました。
普通は留学生と言えば、ワーキングビザが無いと働けないのが常識ですが、
例外として、大学の中での仕事なら許されていました。
図書館での仕事は、留学生は余り英語が話せない人も働ける様に、
返却された本を、あるべき棚に返す作業です。
キャンティーンでの仕事は、テーブルに置きっぱなしになった紙コップなどを片付けて、
テーブルをタオルで拭いて、椅子を元に戻す作業です。
いずれも言葉がしゃべれなくても出来る簡単なバイトでした。
実はこの頃、霊能者の方のお手伝いもしていました。
と言っても、私に出来るのはたかが知れてますが、
バイトをしていたキャンティーンには、自由に張り出す事が出来る掲示板がありました。
また、そのビルの入り口付近にも、自由に張り出す事が出来る掲示板がありました。
事務局でスタンプを押してもらえれば、学生なら誰でも張り出す事が出来ました。
そこに霊能者の連絡先を切り取れる様にした用紙を貼りだし、
宣伝してあげていたのです。(無料で)
つまり、霊能者の所にかかってきたお客がワシントン大学の学生なら、
私の広告を見てかけて可能性が高いという訳です。
今日は、その時に多分私の広告を見て霊能者の所に電話したと思われる相談を、
1つ紹介致しましょう。
依頼してきたのは、ワシントン大学に通う現地の女子大学生でした。
彼女の悩みは、ここ1年、どうしても彼氏が出来ない。というものでした。
良い所まで行く時もあるそうなのですが、それまでどんなに上手く行っていても、
なぜか彼女の家に来ると、やがて別れてしまうと言うのです。
それだけなら、偶然かと思うのですが、
彼女には、気になる事があるそうです。
それは、最後に分かれた男の子に、こんな事を言われたのです。
「お前の家、なんか気持ち悪いな。」
彼女はそれからずっと気になっていたといいます。
さっそく霊視が始まりました。
すると、彼女の部屋を霊視した時、
目の大きな人形が視えたそうです。
「貴方の部屋に、目の大きな人形がありませんか?」
「はい、あります。」
その返事を聞くと、霊能者の方は目をつぶり、再び霊視を始めました。
そして、こう言ったのです。
「その人形に、別れた恋人の怨念が入ってるのよね。」
霊能者いわく、その人形が彼女の恋路を邪魔している可能性があるという。
彼女に聞くと、その目の大きな人形は昔付き合っていた彼氏にプレゼントされた物だと言う。
しかし、彼女に新しい恋人が出来て、彼を振ってしまったという。
つまり、振った元カレからもらった人形だけが彼女の家に残ったという状態である。
その後、彼女はその人形を売ってしまうと、彼氏がすぐに出来たという。
ちなみに、こういう怨念が入っている人形は、怨念の対象が彼女にだけ向いているので、
他の第三者がこの人形を持っていても、怨念の影響は無いという。
ただし、妹や姉や母親にあげるのはよくない。あくまで第三者に売る事。
きっと今日の記事を読んだ方は、こう思うかもしれませんね。
「私の家にある人形、ぬいぐるみは大丈夫かしら?」と。
でも、ご心配なく。
全ての人形やぬいぐるみに怨念が入る事は無く、
今日の様な事が起きるのは、霊能者いわく、
下の4つ条件が全部合わさった時だと言います。
■まず、その人形が、自分で買ったのではなく、
知り合いとか彼氏からもらったものである事。
■次に、その人形が身近な場所にある事。例えば寝室とか貴方の作業部屋とか。
■そして、これが一番重要だそうで、
貴方が、彼氏を振った。もしくは、貴方が新しい恋人に乗り換えた。
そして、元カレからもらった人形だけが家に残っている状態。
つまり、オレと別れて、お前だけ新しい恋人と幸せになるのは許せないという怨念が、
自分が買った人形に入るのだという。
■最後に、その人形をくれた人が怨み体質の人である。(すぐ人を怨む人)
つまり、人形をプレゼントした人が何とも思わない人だったり、
あっけらかんとしている人などからもらった物は安全だという。
END
