●肉食の人が気をつけた方がいい事。

 

 


食の好みを聞くと、

 

 

よくお肉が大好物という方がいらっしゃいます。

 

 

 

 


この前も、ある集まりで会食した時に、

 

 

隣に座った方が、大の肉好きで、

 

 

週に2回は焼き肉に一人で行って食べまくるといいます。

 

 

しかし最近全てにおいて調子が悪いと嘆きます。

 

 

私が占いもすると聞くと、是非見て欲しいと言います。

 

 

そこで、調子が悪くなった近辺で変わった事が無かったかなどを聞いてみましたが、

 

 

特に変わった事は無く、仕事も生活も気になる点はありませんでした。

 

 

それなのに、急激に仕事と私生活と体の調子が悪くなったと言うのです。

 

 

 


最終的に私が気になったのは、

 

 

運勢(仕事と私生活)が悪くなったのはいいとして、

 

 

同時に体の調子が悪くなったという点でした。

 

 

これらが同時に悪くなるというと、体の調子が悪くなったのが、

 

 

運勢に響いている可能性を疑った方がいいかもしれません。

 

 

なぜなら、仕事などの運が悪くなり、それで体の調子も悪くなる場合、

 

 

同時では無く、タイムラグがあるものです。

 

 

 


そこで気になったのが、彼が大の肉好きである点でした。

 

 

別に肉好きが悪いという訳ではありませんが、

 

 

彼には、こんな基本的な質問をしてみました。

 

 

「食事を食べる前に、(特に肉など)

 

 いただきます。は言ってますか?

 

 口に出して言わなくても、心の中でちゃんと言えばいいです。」

 

 


すると彼は、

 

 

「小さい頃は言ってましたが、今は言わないですね。」と言う。

 

 


「じゃあ、ごちそうさま。も言わないですね。」

 

 


「そうですね。」

 

 


私は彼に、今からでも、

 

 

食べる前には、「いただきます。」

 

 

食べ終わったら、「ごちそうさま。」を言う様に勧めた。

 

 

特に彼の様な肉好きの人は、絶対言った方が良い。

 

 

 


一般的に言える事だけど、

 

 

「いただきます。」と「ごちそうさま。」を、

 

 

食べる時のただの掛け声だと思っている人は多い。

 

 

例えば、お母さんが作ってくれた夕食を食べる時に、

 

 

「いただきま~す。」と言って食べる。

 

 

多分、この時、夕食を作ってくれたお母さんに対してお礼の気持ちで、

 

 

「いただきます。」と言って食べ始めている人が多いのではないだろうか。

 

 

同じように「ごちそうさま」も、

 

 

作ってくれたお母さんに対してのお礼の言葉だと思っている人が多いかと思います。

 

 

 

しかし、「いただきます。」も「ごちそうさま」もお母さんへのお礼にはなっていない。

 

 

どうせ言うなら、「美味しかったよ。」の方がどんなにか喜んでもらえるか。

 

 

多分、小さい頃から家庭で、食べる前は「いただきます。」と言うのよ。

 

 

食べ終わったら、「ごちそうさま」と言うのよ。

 

 

という躾(しつけ)がされたから言っているという人が多いのではないだろうか。

 

 

つまり、「いただきます。」も「ごちそうさま」も強制的に言わされたもので、

 

 

自分から心を込めて言っている言葉では無い事が多いのではないだろうか。

 

 

それでも言うだけ良いのだが、

 

 

問題は、親がいない時である。

 

 

独立して一人暮らししたり、外食した時である。

 

 

強制的に言わされていた人は、彼の様に外食した時は、

 

 

母親がいないので、作ってくれた母にお礼を言う必要が無いので、

 

 

「いただきます。」も「ごちそうさま」も言わないのである。

 

 

 

 


では、「いただきます。」や「ごちそうさま」を言わないで何がいけないのだろうか?

 

 

 


それは、「いただきます。」と「ごちそうさま」の意味を理解すると分かる。

 

 

まず、「いただきます。」の意味は、

 

 

焼き肉屋であれば、「牛の命を、いただきます。」という意味である。

 

 

つまり、貴方の為に犠牲になった牛さんへのお礼である。

 

 

そして、食べ終わったら、牛さんへの感謝の言葉としての「ごちそうさま」である。

 

 

 

 


では、元の彼の問題に戻って、

 

 

彼はずっと肉食で、「いただきます。」や「ごちそうさま」を

 

 

言わないで長年過ごして来たのに、なぜ最近になって悪くなってしまったのか。

 

 

 


実は、牛肉などの肉は、すべてが同じでは無い。

 

 

それぞれ違う牛の肉であって、昨日食べた牛と今日食べた牛は違う。

 

 

そして、牛が違えば、その牛の性格も違う。

 

 

ほとんどの牛肉は、食べられる運命を悟っている事が多いのだが、

 

 

中には、生きたいのに人間に殺されたと怨んで死んでいった牛も、

 

 

千頭に一頭はいたりする。それでも、それを食べた人が、

 

 

心から感謝して、「いただきます。」「ごちそうさま」を言って食べてくれたなら、

 

 

怨みも薄れるのだが、彼の様に何の感謝も無く食べると、

 

 

その肉は彼のお腹の中にある間に、悪い作用が出たりするのである。

 

 

 


私たちは、どの牛肉が危険かは見た目では分からない。

 

 

だから、どのお肉を食べる時も、

 

 

毎回「いただきます。」「ごちそうさま」を言った方が安全である。

 

 

 

 


最後に、こんな時も注意した方がいい。

 

 

■腐ったり、落としたりして食べられなくなり捨てる時。

 

一言「ごめんなさい。」とか「すみませんでした。」と言ってから捨てましょう。

 

 

■まずいお肉を食べた時、「まずい」と言う。

 

まずいと思って吐き出したならいいのだが、

 

 

まずいと言った肉を、そのまま食べた時は注意が必要である。

 

 

なぜなら、

 

 

 

 

「まずい」と酷評されたその肉、今、貴方のお腹の中に居るんですよ。

 

END