●事故物件の土地の相続。

 

 


テレビなどで、よく事故物件という事が取りざたされる事がありますが、

 

 

普通の方は、人がそこで亡くなったら、みな同じ事故物件だと思っているが多い。

 

 

 

 

しかし、占い師から見ると、同じ事故物件でも、

 

 

亡くなり方で、その事故物件の深刻さに違いがある。

 

 

 

 

一番軽い事故物件は、自然死や老人の孤独死の部屋である。

 

 

私の親戚に、アパート経営している方がいますが、

 

 

ある時その一部屋に住む老人が孤独死しました。

 

 

発見が早く、死臭が周りに漂う前に発見されたので、すぐ清掃して、

 

 

事故物件にはならず、次の方に貸しています。

 

 

孤独死の場合、こういう風に大家さんは、

 

 

事故物件とせず次の人に貸している場合がほとんどです。

 

 

ただ、テレビでニュースになったり、孤独死で2週間も発見されず、

 

 

周りに死臭がただよって発見されたという場合、事故物件になる事があります。

 

 

特に今の季節の様に熱い時期は、死体は2日で腐敗が進み、

 

 

死体から体液や血液が床などにしみ出して来て、それが死臭となって漂う。

 

 

それが2週間ともなると、死体をどけても死体の跡が残って、

 

 

普通の清掃では素人には、取り除く事が出来なくなる。

 

 

こうなると、オゾン脱臭機などを使用する特殊清掃が必要となったりする。

 

 

 


しかし、そんな事故物件になってしまった孤独死でも、

 

 

占い師から見ると、事故物件の中でも一番軽い事故物件である。

 

 

だから、孤独死の事故物件を借りてすんでも、

 

 

幽霊が出るとてもケースは少ないと思う。

 

 

住人が病死したとか、老人の孤独死の物件を相続したという相談が来た場合も、

 

 

さほど問題は無いと説明して、一度でもちゃんと拝んであげれば大丈夫と言っています。

 

 

 

 


事故物件でも、はやり問題になり始めるのはここからでしょう。

 

 

それは、


■自殺した物件、
■殺人のあった物件、
■事故死があった物件。
■餓死した物件。

 

 

こういう物件を相続したという依頼者の方には、

 

 

その部屋の霊現象や嫌な空気が落ち着くまで、

 

 

一日一回、亡くなった人に

 

 

「どうか成仏なさって下さい。

 

 どうか安全にここが使える様にお願いいたします。」と、

 

 

お水を備えて、お線香を焚いてあげる必要がありますとアドバイスしています。

 

 

 


しかし、事故物件の相続で、一番問題なのは、上の4つではありません。

 

 

実は、自殺よりも殺人よりも、深刻な事故物件があります。

 

 

何だと思いますか? 少し考えてみてから先をお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


実は、自殺よりも殺人よりも、深刻な事故物件。

 

 

それは火事での死亡です。

 

 

ずっと前ですが、知り合いを通じて、事故物件の相続の相談が来た事がありました。

 

 

聞くとアパートを相続したというのですが、

 

 

そのアパートは火災で4人が亡くなっているという物件だと言うのです。

 

 

当然ですが、同じ火事でも、

 

 

それに殺人、自殺が絡んでくるとダブルで重くなる事もあります。

 

 

相談を受けたアパートの場合も、

 

 

タバコの不始末か、住んでいた一人の放火の可能性もあるという事でした。

 

 

相談を受けた段階で、深刻な物件だと思いました。

 

 

 

 

 

火災の場合、亡くなった人の正確な人数も重要になってきます。

 

 

4人亡くなったという事なので、

 

 

 

 

一日一回、亡くなった人に

 

 

「どうか成仏なさって下さい。

 

 どうか安全にここが使える様にお願いいたします。」と、

 

 

お水を備えて、お線香を焚いてあげる必要があるのは、上と同じなのですが、

 

 

お線香は必ず4本あげる事(人数分焚いてあげる事が必要となるのです。)

 

 

そして、供養する期間も最低でも1年間必要なのです。

 

 

 

 


もし、火災で亡くなったという家族がいらっしゃるなら、

 

 

その時の火災で亡くなった人数分のお線香を同時に焚いてあげて、

 

 

なおかつ一日一回、1年間は供養を続けてあげて下さいね。


END