●お墓参りに来てと匂いで訴えた。
個人的な事ですが、私は今日、お盆のお墓参りに行ってきました。
今年のお盆は8月16日が最終日となっています。
現在お盆休み中という方も多いでしょうから、
今日は少しだけお盆に関係しそうなお話にいたしましょうね。
ある年のお盆の時期に、こんな電話相談を受けた事があります。
「今年は夫は出張で、息子は野球。
私一人しかいないので、お墓参りは行かない予定ですが、
大丈夫ですよね。」
基本的に、お墓参りに行くか行かないかは、その家に事情に任せています。
だから、貴方が行きたくないと思うなら、行かないでもいいです。
大丈夫かどうかですが、貴方の場合、
しょっちゅう自宅の仏壇で供養されているので、大丈夫でしょう。
ただ、生前見栄っ張りだった人や、寂しがり屋の人だった場合、
周りのお墓は、お盆でみな墓参りに来て花が飾られているのに、
自分のお墓だけ花も無く寂しい。と訴える霊はいます。
「貴方のお義母さんお義父さんは、どうでしたか?」と彼女に聞くと、
「分かりません。」と彼女。
「それじゃ、聞いてみますか?
仏壇に向かって、今年はお墓参りに行かなくてもいいですか?」と。
「はい。
でも、聞いてから、どうすんですか?
返事してくれるんですか?」
「返事してくれる時があります。
もし、墓参りに来て欲しいという場合、
仏壇にお線香をあげていないのに、お線香かお香の匂いがして来ます。
そしたら、ああ、墓参りに来て欲しいんだな。と思って行ってあげたらどうですか。」
すると、お盆の中日あたる日に、
仏壇にお線香を焚いていないのに、お線香の匂いがしたそうで、
彼女は一人で、お墓参りに行ってきたと後日教えてくれました。
アメリカではそういう事は無いのですが、
日本や中国など、供養の時にお線香を使う地域では、
お線香やお香の匂いで、霊が供養して欲しいと訴える事があるのです。
ちなみに、
他にも匂いで分かる事もあります。
例えば、亡くなった夫や彼や父の匂いがするとか、
亡くなった母が好きだったものの匂いがする。
なんて場合の時、貴方のそばにその霊が来てくれていたり、
よりそっていてくれている時だったりします。
また、基本、そこに花が無いのに、香しい花の匂いがしたら、
良い霊がそばに来ていると判断できます。
特にその花の匂いが、故人の好きだった花の場合、
その故人の霊が来てくれていると分かる時もあります。
霊が匂いで訴えるという時があるのです。
「今、君のそばに居て、君を見守っているんだよ。 」と。
END