●京都アニメーション放火事件で、いち占い師が思う事。
一昨日、京都アニメーションで35人が死亡した放火殺人事件の被害者の内、
10名の方の氏名が公表されました。
亡くなった方々に、心からのご冥福をお祈りいたします。
負傷された方の一日も早いご回復をお祈りいたします。
亡くなった方々の死が、無駄にならない為にも、
また、亡くなった方々への心無い投稿に対する為にも、
一言書いておきたいと思います。
今回の悲惨な事件で、一番悪いのは当然、犯人の青葉真司(41)ですが、
京都アニメーションの建物の構造にも不運の原因がありました。
まずは、下の京都アニメーション第一スタジオの見取り図をご覧ください。
何か気が付いた事はありませんか?
そうです。建物の上部真ん中にある「らせん階段」です。
この洒落たデザインの階段が、最悪の結果を招きました。
と言うのは、犯人の青葉真司は、このらせん階段の真下で放火したため、
炎は、たった15秒で3階に達してしまい、一気に3階は煙が立ち込めてしまったのです。
その様子が分かる見取り図が下です。(朝日新聞デジタルより)
らせん階段が、ほぼ煙突状態になってしまい、
一気に炎と煙が2階3階を埋め尽くしたのです。
たった15秒では、仕事を止めて避難するのはとても無理です。
それでも階段まで逃げた人達。 亡くなったけど、よく頑張ったと思いますよ。
同じ様な構造のビルで働いている方は、普段から非常階段や避難方法を研究してくださいね。
それから京都アニメーションを再建するという事ですが、
再建後はこの様な作りにしない事を希望したいです。
また、この様な設計をする建築家の方へは、こういう構造にしたいなら、
外付けの非常階段の設置を検討していただきたいと思います。
あと、建築家の方には、1つ発明してもらいたい事があります。
それは火災の時に毎回問題になるのは、煙で死ぬ事故が多いという事。
煙が部屋に充満して天井を伝って部屋から部屋に行きわたって、今回の事件も、
みな煙で亡くなった様なものです。
そこで建築家の方々に発明してもらいたいのが、
例えば、火事になって火災報知器が鳴ると同時に、
自動的に天井の一部が開き、煙が天井裏に最初に充満する様な作りにして、
1分でも2分でも逃げる時間をかせぐ設計です。
また、こういうビルに勤めている社長さんには、
外付けの非常階段が無いのであれば、
階段に社員人数分の防煙マスクを設置しておいてはどうでしょうか?
煙の中、40分逃げ回れます。4800円(楽天より)
そして、1つか2つの窓を決めて日ごろから縄梯子を用意しておいて、皆に周知させ、
非常事態の時には、その窓が外付けの非常階段になる様にしてはどうでしょうか?
どうか外付けの非常階段を持たないビルの社長さんは社員の為に検討してみて下さい。
たった4万5千円の縄梯子で、可愛い社員達が助かるかもしれませんよ。(ミドリ安全より)
また、こんな縄ばしごもあります。7万3千円(撃退百貨店より)
火事になっても、多くの人が助かりますように・・・・・
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