●貴方を救う、死に際の痛み。

 

 


貴方が困っている時、亡くなった霊が貴方を助けてくれる時があります。

 

 

 

 

 

貴方を助けてくれたその霊は、亡き祖父母かもしれませんし、

 

 

亡き両親かもしれませんし、

 

 

亡くなった夫や妻、友人や貴方の子供かもしれません。

 

 

 

 

 

でも、私たちは霊能者では無いので、

 

 

いったい、どの霊が助けてくれたのか分からないのが普通です。

 

 

 

 


しかし、私たちが困っている時に、助けてくれた霊の正体が、

 

 

私達にも分かる時があるんです。

 

 

 


今日はそんなお話です。

 

 

 

 

 

 

 

これはある相談者さんのお話です。

 

 

彼女は2年半前に、ご主人を胃ガンで亡くしていて、

 

 

それ以来、スーパーで働きながら、2人の子供さんを育てている方でした。

 

 

 


ところが、電話で話を聞いていると、

 

 

驚いた事に、そんな女手ひとつで2人の子供を育てている彼女が、

 

 

職場でいじめに遭っていると言うのです。

 

 

それも、いじめているのは上司とかではなく、同じ同僚のパートの人達だそうです。

 

 

彼女いわく、確かに自分にも非があると言います。

 

 

長年専業主婦だった彼女が、夫の死により急に働きだしたので、

 

 

働き慣れていなかった上に、のんびりな性格で物覚えも悪い方だったので、

 

 

他のパートさんの様にテキパキ動けなかったそうです。

 

 

その上、娘さんを保育園にお迎えに行く為に毎日5時にあがっているのも、

 

 

他のパートさんからしたら気に入らなかったのでしょう。

 

 

子供が家に居る土日祭日も休んでいるのも気に入らなかったのでしょう。

 

 

「忙しくなる時は、いつも居ないから楽やね。」とか、

 

「あの女、役に立たないのに、今日も来たよ。」とか、

 

「品出しもよう出来ないのに、私なら辞めるのにねー。」とか、

 

 

彼女に聞こえる様に陰口を言うのだそうです。

 

 

 

パートの仕事を辞められればいいのですが、

 

 

両親には、家賃や保育園と小学校の費用を負担してもらっているので、

 

 

これ以上甘える訳にいかないと言います。

 

 

 

 


とうとう彼女は、職場に向かう足が重くなり、吐いてしまったそうです。

 

 

その日はなんとか仕事をこなしたものの、娘と一緒に帰宅後、

 

 

もう何もする気力がなくなり、死にたい気分になったといいます。

 

 

 


ところが、その時でした。

 

 

 

 

急に背中がものすごく痛くなったそうです。

 

 

 

一瞬、何か深刻な病気ではないかと、子供たちの将来への不安がよぎりました。

 

 

さすがに、これでは仕事どころでは無いと思った彼女は、

 

 

翌日、休みをとってすぐに医者に駆け込んだそうです。

 

 

しかし、MRI検査をしてもらっても、異常は無いと言われたそうです。

 

 

不思議なもので、あれだけ痛かったのに、病院に来ると痛みが引いていました。

 

 

 


でも、不思議な出来事は、それだけでは無かったのです。

 

 

 

 

彼女が会計待ちで、病院の椅子に座っている時でした。

 

 

後ろから声をかけて来た人がいます。

 

 

「お久しぶり。」

 

 

振り返ると、彼女が結婚前に勤めていたアパレル会社の上司だったそうです。

 

 

偶然お見舞いに来ていた上司と久しぶりに再会した彼女は、

 

 

その後、色々近況を話している内に、もう一度ウチに来ないかという話になったそうです。

 

 

彼女は二つ返事で、スーパーを辞め、元の楽しかった職場に再就職したのでした。

 

 

 

 

私はこの話を聞いて、

 

 

亡くなったご主人が、貴方を助けてくれたんだと思いますよ。」と言いました。

 

 

実は、彼女の御主人は、胃ガンを発症した後、

 

 

亡くなる3か月前に背骨に骨転移して、背骨を痛がっていたといいます。

 

 

 


霊能者いわく、

 

 

亡くなった人が、愛する人を助ける時、

 

 

亡くなる時に痛かった痛みや、症状をその人に起こす事によって、

 

 

助ける事があるのだそうです。

 

 

例えば、肺炎で亡くなった人であれば、急に咳が止まらなくなるとか、

 

 

心筋梗塞で亡くなった人であれば、急に心臓が痛くなるとか、

 

 

死に際に頭痛で苦しんでいた人であれば、急に同じ様な頭痛が襲ってきたり、

 

 

右足を怪我して亡くなった人であれば、急に右足が痛くなって、

 

 

それが結果的に、その人を助ける事につながるそうです。

 

 

それは逆に言うと、助かった時に起きた症状や痛みで、

 

 

誰が助けてくれたか分かる事があるのだと言います。

 

 

 


今回のケースで言えば、

 

 

背中を急に痛くして病院に行かせた。亡きご主人の愛でしょう。

 

 

 

 

 

「早く逝ってしまって、ホントに、ごめんね。

 

 娘と息子を、頼みます。

 

 

 3人、幸せになるんだよ。 」


END