●小児肺炎で亡くなった幼児。
小児肺炎は、死につながるとても恐ろしい病気です。
日本では、5歳未満の小児の死亡原因の約18%を小児肺炎が占めます。
(世界では、小児の死亡原因の約 15%を小児肺炎が占める)
それを防ぐ為に、肺炎球菌ワクチンを打つ訳ですが、
ここにも落とし穴があります。
ほとんどのお母さんが、肺炎球菌ワクチンを打ったからと安心してしまうのです。
しかし、日本には90種類以上の肺炎球菌が存在しているので、
肺炎球菌ワクチンを打っても、実際に防げるのはわずかです。
でも、打たないと肺炎で死ぬ可能性が高くなるので、打つのですが、
肺炎球菌ワクチンには2種類あります。
7価と13価という2つの肺炎球菌ワクチンです。
7価の肺炎球菌ワクチンは、その名の通り7種類の肺炎を防ぐ事が出来ますが、
13価の肺炎球菌ワクチンは、13種類の肺炎の発生を防ぐ事が出来るのです。
つまり、ワクチンを打っても、90種類の肺炎球菌の内、
最大でも13価の肺炎球菌ワクチンを打って、13種類しか予防できないという訳です。
問題は、7価の肺炎球菌ワクチンしか打っていない子です。
その子は13価の肺炎球菌ワクチンを打った子に比べて6種の肺炎にかかってしまいます。
それを防ぐには、再度13価の肺炎球菌ワクチンを打った方が良いとされています。
貴方の子供が、13価の肺炎球菌ワクチンを打った方が良いかどうか、
判断するのは、とても簡単です。
その子の母子手帳を見ればいいのです。
母子手帳に「プレベナー13」と書いてあれば、安心。
母子手帳に「プレベナー7」と書いてあれば、医者に聞いて、
再度13価の肺炎球菌ワクチンを打った方が良いとされています。
だいぶ前置きが長くなってしまいました。
これは実際にアメリカの霊能者の所に持ち込まれた相談です。
シアトルに住むテイラーさんと、ブラウンさんはとても仲が良い親友でした。
二人には同じ学校に通う小学5年生の女の子が居ました。
家が100m位しか離れていなかったので、娘さんが小学2年生の時から、
娘さんを通じて家族ぐるみの付き合いをしていました。
ところが、娘さんが小学5年生になったこの年、
テイラーさん宅で、悲劇が起きました。
4歳になる息子さんが小児肺炎で急死したのである。
テイラー夫人の悲しみはそれは深いものでした。
夜中に発病したとはいえ、自分を責めていました。
なぜもっと早く気付いてやれなかったのかと。
家に引きこもる様になり、ブラウンさんとも会わなくなったのです。
それから1年が過ぎた時でした。
こんどはブラウン家に悲劇が起きます。
ブラウン夫人が急性の胃ガンになり亡くなってしまったのです。
テイラー夫人は葬式には参加したものの、両家の付き合いは娘さん達だけの交流だけでした。
娘さん達は中学生になっていましたが、親友には変わりがありませんでした。
お母さんの急死から約半年経った時でした。
ブラウンさんの娘さんが不思議な夢をみます。
それは、亡くなったお母さんが、誕生日ケーキを作って、
亡くなったテイラーさんの息子にあげている夢だったといいます。
なぜ亡き自分のお母さんが、亡くなった他人の子供にケーキをあげているのか、
不思議に思いましたが、翌日、一応親友のテイラーにその事を伝えました。
すると、親友のテイラーが驚いてこう言ったのです。
「うそ!
昨日は、肺炎で亡くなった弟の誕生日だったのよ!
でも、なぜ、亡くなった貴方のお母さんが知っているのかしら?」
のちに、この話を聞いた霊能者が、テイラー夫人にこう言ったそうです。
「それは、亡き親友のブラウン夫人から貴方へのメッセージですよ。
テイラー、心配しなくてもいいわよ。
貴方の愛しい息子さんは、
ちゃんと私が世話していますから、安心してくださいね。」
END