●小鳥の意味。
亡くなった人が、残された家族や親にメッセージを贈る事があります。
それは故人の性格や趣味やポリシーによって、
それぞ違う形となって現われます。
今日は、それが一羽の小鳥によってもたらされた例をお話いたしましょう。
ある時、ご主人に先立たれた奥さんが霊視に見えた時の事です。
霊能者の方が、奥さんにご主人からメッセージがあります。と言って、
「時々、君の元気な姿を見に行ってるんだよ。
この前は、クッキーを沢山作っていたよね。
ボクが今でも、君の側に居るという印として、
鳥を遣わせたんだよ。って言っています。
何か心当たりはありますか?」
すると、彼女が思い出したように、
「はい、思い出しました。
3日前に、私がキッチンでクッキーを作っていると、
オープンテラスから一羽の小鳥が入って来て、
そのままキッチンに入って来て、しばらくテーブルの上にとまって、
ずっと私の方を見ていたんです。
時間にすると10分程でしたが、
クッキーが焼きあがるチンという音がすると、
またオープンテラスから出て行ってしまいました。」
ちなみに、日本では、家に来る小鳥と言えば、スズメですが、
私が居たアメリカのシアトルでは、Robin(ロビン)って言っていました。
ロビンは、日本語に訳すとコマドリやコマツグミの事ですが、
私の記憶では、友人にどの種類の小鳥の名前を聞いても、
「あれは、Robinだ。と言われました。」 結構いい加減です。
霊能者いわく、彼女のキッチンに来た小鳥は、
亡きご主人が、今も奥さんの側に居ますよ。というのを、
知らせる為に使わせた小鳥だといいます。
(希に小鳥に乗り移って、訪れる事もあるそうです。)
こういう事は、小鳥に限らず、
ハトなどの鳥、スズメ等の小鳥、テントウムシや蝶などの昆虫でも見られる現象です。
例えば、お墓参りに行った時に、
やけに貴方につきまとう蝶がいたとします。
それはお墓参りに来てくれてありがとう。という故人のメッセージだったりします。
また、貴方が旅行に行って窓辺で景色を見ていて、
「ああ、この景色を亡くなった息子にも見せたかったな。」と思った時、
貴方の肩に、なぜか一羽の小鳥が留まったり、
蝶が貴方の周りを飛んだりしました。
それは亡き息子さんが、「ボクは今も、母さんの側にいるんだよ。」
というメッセージだったりすると言います。
こういう事がある。というのは、今までも時々触れましたが、
故人からのメッセージが、今回の様に鳥や昆虫でも、
空を飛ぶ生き物を使ってメッセージを伝える時、
霊能者は、そこにはもう1つ、隠れたメッセージがあると言います。
その隠れたメッセージとは、
大空を自由に飛んでいるものを使っている事から、
「今は、こんなにも自由で元気ですよ。」とか、
「成仏していますよ。」とか、
「成仏の道を順調に歩んでいますよ。だから安心して」など、
飛ぶ生き物を使っての空からのメッセージには、
故人が、天国に居るよ。というメッセージが隠れていると言います。
END
