●急に懐かなくなった猫。

 

 


犬と猫を飼われているという女性からの電話相談です。

 

 

 

 

子供の相談の他に、時間が余ったので飼っているペットの事で相談されてきました。

 

 

彼女は「ミカン」という名のメスの三毛猫を飼っているそうなのですが、

 

 

1ヵ月前から全然彼女に懐いて(なついて)くれなくなったといいます。

 

 

それまでは、ミカンと呼ぶと寄って来てくれたり、

 

 

膝の上に乗ってくれたりしたそうですが、

 

 

1ヵ月前からは、呼んでも来ないし、膝に乗ってくれるどころか、

 

 

彼女の姿を見ると逃げ出してしまう始末。

 

 

今まで食事を与えた恩は、どこへ行ったという感じだといいます。

 

 

他にも気になる事があって、

 

 

ここ最近、彼女自身食欲が無くなってきていて、

 

 

自分の朝食を作るのも面倒になってきて抜かす事が多く。

 

 

掃除もやる気が起きなくなっているという。

 

 

これはもしかしたら、私に何か悪い霊でも憑いて、

 

 

それを察知した猫が、私に近づかなくなったのではないでしょうか?

 

 

 

 

そんな電話相談でした。

 

 

 

 

 

 

 

こういう相談を受けたら、まず気になるのは、

 

 

「いつから」かという事です。

 

 

つまり、1ヵ月前から猫が懐かなくなったというのであれば、

 

 

1ヵ月前に何かがあったと考えるべきです。

 

 

そこで、彼女に何か悪い霊でも憑いたのではと言うので、念の為に聞いてみました。

 

 

「一ヶ月前位に、どこか心霊スポットとか、廃墟とか、

 

 気持ちが悪いという場所に行ったりしましたか?」

 

 

彼女は少し考えてから、「無いです。」と答えました。

 

 

「じゃあ、

 

 一ヶ月前頃から好きな食べ物が急に嫌いになったとか、

 

 嫌いだった食べ物が急に好きになったとか、

 

 今までやらなかったタバコやお酒を飲む様になったとか、

 

 急にお風呂に入るのが嫌になったという事はありますか?」

 

 


「無いです。」と彼女。

 

 


色々聞いてみたのですが、言動もテキパキはっきりしているし、

 

 

質問の答えからも、彼女に霊が憑りついたという感じはしません。

 

 

 

 

そこで視点を霊に憑りつかれた意外で考えてみる事にしました。

 

 

「何か、一ヶ月ほど前に家で変化した事はありませんか?

 

 例えば、何か大きな物を買ったとか、家を改築したとか、

 

 家に新しい住人が増えたとか、減ったとか。」

 

 

すると、彼女は1ヵ月前に、主人が韓国に出張に行ったといいます。

 

 

その他には思い当たる事が無いというので、詳しく聞いてみると、

 

 


猫のミカンは、ご主人が結婚前から飼っている猫で、

 

 

野良猫だったミカンをご主人が保護して飼い始めた猫だそうです。

 

 

彼女の方はもっぱらの犬派で猫は飼った事が無く、そんな二人が結婚して、

 

 

現在の犬と猫が同居する家庭となっているとの事でした。

 

 

つまり、いつも主に犬を可愛がってるのは奥さんで、

 

 

いつも主に猫を可愛がっていたのはご主人だったという訳です。

 

 

 

 

 

そこで私は彼女に、こんな話をしました。

 

 

アメリカで霊能者の方にも教えてもらった事があるのですが、

 

 

可愛がってくれたご主人が急に居なくなった時、

 

 

残されたペットは、自分が捨てられたと思い込んで病気になったり、

 

 

残された家族が、ご主人様を家から追い出したのだと勘違いして、

 

 

懐かなくなったりする事があるという事です。

 

 

実際、今まででも、奥さんがアメリカに1ヵ月旅行に行ったら、

 

 

留守番していた犬が、その日から家中を探す様になり、

 

 

奥さんが帰国したら、目が不自由になっていたというケースもあります。

 

 

今回のケースは、病気では無く後者の、勘違いの方かもしれないと思いました。

 

 

そこでもっと聞くと、決定的だと思う出来事がありました。

 

 

それは、ご主人が出張に旅立つ前日

 

 

些細な事からちょっとした夫婦喧嘩があったそうです。

 

 

そしてその翌日、ご主人は荷物をまとめてスーツケースを持って出かけたのでした。

 

 

喧嘩した後に、ご主人が出張に出発したのは、タイミングも悪かったのですが、

 

 

猫のミカンが、奥さんがご主人を追い出したと思い、懐かなくなったと思われるのです。

 

 

特に夫婦喧嘩をしている場面を愛猫の前でしたり、

 

 

二人の喧嘩の声が聞こえる状態はよけいペットに伝わりやすい状況だと言えるでしょう。

 

 

 

 

こういう事は人間の世界でもあるのではないでしょうか?

 

 

例えば、貴方のお姉さんが、お父さんと激し喧嘩した翌日家出したとします。

 

 

貴方はお父さんがお姉さんを家から追い出した様なものだと思って、

 

 

その日から、貴方はお父さんと口も利かなくなった。

 

 

でも、実際は昨夜ボーイフレンドから電話があり、黙って旅行に行っただけだったとか。

 

 

 

 


では、どうすれば良かったのでしょうか?

 

 

3日位、家を留守にするぐらいならいいのですが、それ以上、

 

 

特に2週間以上旅行や出張などで、貴方の愛猫や愛犬を置いて家を留守にする時は、

 

 

出来れば3日前から、それが出来なければ、出かける前に、

 

 

ちゃんとその子と向き合って、目を見ながら、

 

 

「これから出かけるけど、2週間したら必ず戻って来るからね。
 
 それまでちゃんと待ってるのよ。」と何度も言い聞かせる事です。

 

 

そして、2週間後に家に戻って来るという映像のイメージを愛猫や愛犬に送って下さい。

 

 

まぁ、理解度はそのペットとの親密度や、そのペットの頭の良さにも違いは出ると思いますが、

 

 

霊能者の方いわく、真心で話せば通じる事は多いといいますし、

 

 

仮にその時は通じなくても、次回同じ事があった時には、

 

 

ああ、この前と同じかなと、理解してくれる様になるといいます。

 

 

 

 

 

さて、ではそういう言葉をかけずにご主人が出かけてしまった今回のケースでは、

 

 

どうしたらいいでしょうか?

 

 

 

 

私が彼女にアドバイスしたのは、

 

 

ダメ元で、猫のミカンに話しかけてあげる事。

 

 

「2週間したら帰ってくるのよ。出て行ったんじゃないのよ。」

 

 

そして、ご主人が家の玄関から入ってくる映像をイメージしてミカンに送ってみて下さい。

 

 


いずれにしても、多分ご主人が戻って来るまでの辛抱だと思いますよ。

 

 

 


その後、ご主人が帰国すると、元のミカンに戻ったという。

 

END