●死んだ夫と子供が迎えに来る。

 

 


霊能者の方が、自殺未遂した女性を霊視した事がありました。

 

 

自殺未遂をした女性は、キャサリンと言って小学校の教師でした。

 

 

ただし、子供達の模範とならなければいけない小学校の教師が、

 

 

自殺未遂したとなると子供達に悪影響が及ぶかもしれないので、

 

 

その事を知っていたのは、キャサリンさんのご家族と、

 

 

病院関係者と霊能者だけでした。

 

 

自宅で大量の睡眠薬を飲んだのですが、幸いご両親の発見が早く

 

 

病院での胃洗浄の処置が間に合ったという事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 


キャサリンさんは、幼い頃から子供が大好きな子だったといいます。

 

 

一人っ子だったので、中学生の頃から近所の赤ちゃんのベビーシッターをしたり、

 

 

時間があると勉強よりも近所の子供達と遊んでいたといいます。

 

 

高校生になると、将来は学校の先生になって子供達に教えたいと思う様になり、

 

 

大学卒業と同時に念願の学校の先生になった女性でした。

 

 

当然自分の子供も欲しいと思っていて、

 

 

結婚後はご両親に3人は欲しいと言っていたそうです。

 

 

ところが、結婚1年目で出来た子供を流産。

 

 

その2年後にも緊急帝王切開したのにもかかわらず、死産でした。

 

 

 

しかもその後、左側の卵管と卵巣の摘出手術をしなければならなくなったのです。

 

 

もう自分は子供には縁が無いのではないか?と、

 

 

よく母親に愚痴をこぼしていたそうです。

 

 

ちなみに、医者が言うには、片方の卵巣を摘出した場合、

 

 

子供が生まれる確率が半分になってしまうと思っている人は多いけど、

 

 

実際はそうでは無いと言う。

 

 

卵巣が片方摘出されると、それを補う様に、もう片方の卵巣が活躍する事が多く、

 

 

片方の卵巣だけでも普通の人とそんなに変わらず子供を産む事出来るそうだ。

 

 

 


しかし、その後キャサリンを思わぬ不幸が追い打ちをかけました。

 

 

 

 

 

最愛の夫が、交通事故に遭い突然この世を去ったのです。

 

 

 


子供が出来ないという悩みと、夫の死。

 

 

これで彼女の糸は完全に切れてしまったのかもしれません。

 

 

 


働く気力を失くし、小学校には休職届を出しました。

 

 

心配したご両親は、一人にしてはいけないとキャサリンを実家に呼び寄せました。

 


案の定、キャサリンの精神状態は不安定だったといいます。

 

 

悪い夢を見たのか、夜中にうなされている姿をよく見かけたそうです。

 

 

 

ご両親いわく、

 

「キャッシーはよく夢に、亡くなった子供達や夫が出て来ると言っていました。

 

 また、私もあの世に行きたいなぁ。と呟く事もありました。」という。

 

(アメリカでは、キャサリンの事をよくキャッシーと呼びます。)

 

 


そして、ご主人が亡くなってから1ヶ月後の事でした。

 

 

キャサリンが自殺未遂をはかったのです。

 

 

 

 


一命は取り留めましたが、

 

 

亡くなった子供達や夫が、娘のキャサリンまでをも、

 

 

あの世に連れて行こうとしているじゃないか。と心配したお母さんが、

 

 

霊能者に助けを求めて来たのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

滅多に無い事らしいのですが、さっそく

 

 

霊能者の方が病院に出向いての霊視が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

後半は、明日のブログに続く。