●住むと次々に病死する家。
私がアメリカに居る頃、シアトルという町に住んでいたのだが、
そのシアトルとピュージェット湾をはさんだ所に、キットサップ郡がある。
海をはさんでいるだけに、シアトルからはフェリーに乗って行くしかない。
そんなキットサップ郡で、不思議な事件が起きた事があった。
ある時、霊能者の所に海兵隊の御主人をもつ奥さんから相談があったという。
実は、当時は知らなかったのだが、このキットサップ郡には、
米海軍の基地と米海軍の造船所があり、
原子力潜水艦の基地にもなっている、アメリカでも屈指の海軍基地があるのだ。
従って、キットサップ郡の一番の収入源は海軍である。
だから、ここには海軍関係者や海軍で働いている人の家族が多いという訳だ。
相談にやって来た奥さんも、御主人が海兵隊だった。
御主人がここに配属された当初は、一人で暮らしていたのだが、
仕事が安定すると、ここキットサップに家を建てて家族を呼び寄せたのである。
つまり、新築の家を建てて、そこに妻子と両親を呼び寄せたのである。
ところが、家族が引っ越してきて2ヶ月が過ぎようとしていた頃から、
家族に次々と不幸が訪れ始めたのである。
最初に具合が悪くなったのは、高齢だったお祖父さんだった。
高齢とは言っても、ここに引っ越してくるまでは、
毎朝ランニングをしていたほど健康な老人だった。
しかし、ここに来てからわずか2週間後には、足腰が悪くなり、
日課のランニングも断念せざるおえない状況になったという。
それから寝込む事が多くなり、それから僅か2ヶ月後には肺炎で亡くなったのである。
悲劇はそれで終わらなかった。
お祖父さんの葬式も終わって僅か3ヶ月後の時、
今度はお義父さんの具合が悪くなって、仕事が出来なくなったのである。
医者に見せてもはっきりとした病名が分からないという状況のまま、
家で寝込む生活となった。
そして寝込んでから僅か2週間後に亡くなったのである。
ただ、この時、奥さんは一抹の不安を感じたという。
なぜなら、お義父さんが亡くなる直前、春先なのに、
やたら「さむい。さむい。」と言っていたのだ。
奥さんは、なるべく部屋を暖かくしたのだが、
それでもお義父さんは「寒い。寒い。」を言い続けたという。
その時、彼女はある事を思い出した。
それは、先に亡くなったお祖父さんも、亡くなる前日から、
「さむい。さむい。」と言っていたのである。
当然部屋を暖かくしたのだが、お祖父さんの「さむい。」は止まらなかったのだ。
その時は、まだ冬場だったので、さして気にはならなかったのだが、
お祖父さんの時と、今回のお義父さんの時の様子が余りにも似ていたので、
何か不気味なものを感じたという。
そして、それから約3ヶ月後、お義母さんが亡くなったのである。
前の二人とは違う病気だったのだが、ただひとつ、
はやり亡くなる2日前から「さむい。さむい。」と言って亡くなったのである。
しかもまだ残暑が残る季節だったのにである。
彼女は、何かとても恐ろしい気持ちになったという。
この家に引っ越してきてから、次々と家族が亡くなる。
しかも、決まって亡くなる直前に「さむい。さむい。」と言って亡くなるのだ。
この家には、何か居る! そう感じたと言う。
周りの人に話しても、偶然じゃないかと言われるだけで、
だれも真剣に心配してくれる人はいないという。
しかし、彼女としては、今度亡くなるのは自分か夫か、子供だったらどうしよう。
絶対何かあると感じた彼女は、霊能者の所に相談にやってきたのである。
いったい新築の家に、何が起きているのだろう?
次々に亡くなる家族は、偶然なのだろうか?
霊能者の方も、何か感じたのだろう。
余り無い事らしいが、シアトルからフェリーに乗って、
キットサップ郡に出張鑑定に行く事を承諾したのである。
やがて、この家について恐ろしい事が分かるのである。
後半は、明日のブログに続く。
参考:AEROSEAL https://aeroseal.com/air-duct-sealing-blog/project-naval-base-kitsap-fixes-mold-iaq-issues/

