●針を異常に怖がる子供。

 

 

 

注射針を怖がって、子供が泣くのは、世の常です。

 

 

ただ、注射針ではなく、普通にお裁縫で使う針を怖がる子は珍しいです。

 

 

ある時、そんな子が霊能者の所に、お母さんと相談に来た事があったそうです。

 

 

まだ私がアメリカに行く前の出来事だったので、

 

 

これは後に私が彼女と知り合ってから、教えてもらった事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相談に来たのは、お母さんとまだ5歳の女の子でした。

 

 

当初、娘さん(アリス)が針を怖がる様子を見ても、

 

 

お母さんは特におかしいとは思わなかったといいます。

 

 

ただ、怖がり方が少し大げさね。と思う程度だったといいます。

 

 

ところが、ある日、お父さんがウイスキーを飲もうと、

 

 

氷を砕いていた時でした。

 

 

その様子をそばで見ていたアリスが、失神して倒れたのです。

 

 

後で、理由を聞くと、

 

 

お父さんが、氷を砕く時に使ったアイスピックを見て失神したと言うのです。

 

 

 


結局、なぜ娘がアイスピックを見て失神したのかは、

 

 

本人に問いただしても、分からないと言うだけで分からず、

 

 

彼女の家では、針もアイスピックも置かない様になったといいます。

 

 

(今では、バー以外ではあまり見なくなりましたが、

 昔は、アイスピックがあった家は多かったのです。)

 

 

 

娘のアリスは当然注射針も、恐怖の1つでしたので、

 

 

予防注射の時は、一人だけ別の日に特別に病院に行ってしたといいます。

 

 

ある時、お医者さんにアリスが注射針の他にも、アイスピックや、

 

千枚通し、縫い針、お裁縫のかぎ針、ドライバーの中でも先端の尖った物、

 

を見ると、怖がるだけでなく、失神してしまうという状況を相談したといいます。

 

 


すると、医者は、先端恐怖症だと診立てたそうです。

 

 

先端恐怖症とは、針や、刃物、鉛筆やペン、ハサミやヤリなど、

 

 

先端が尖った物が自分に向くと強い不安恐怖を感じる恐怖症の一種だという。

 

 

 


ところが、その後もらった薬など飲んだり、精神療法を何度か受けても、

 

 

一向に娘は改善しなかったという。

 

 

そこで、お母さんが独自に図書館などで調べると、

 

 

娘のアリスが、普通の先端恐怖症とは若干違うのではないかと疑問をもったそうです。

 

 

 


お母さんが、普通と違うと思ったのは、次の3つ事でした。

 

 

■まず、効くはずの薬と精神療法が効かなかった事。

 

■次に、先端恐怖症患者は、刃物や鉛筆、ペンやハサミも怖がると書いてあるのに、

 

娘のアリスが怖がるのは、針や注射針、アイスピックや千枚通し、

 

縫い針、お裁縫のかぎ針など、限定されている事。

 

 

■そして普通は、先端恐怖症患者は、

 

 

先端が尖った物が自分に向くと強い不安恐怖を感じるのですが、アリスの場合、

 

針やアイスピックの先端が自分に向いていなくても、

 

恐怖を感じて失神してしまう事さえあるのです。

 

 

 

 

お母さんは、直感で、娘は先端恐怖症とは何か違うと感じたといいます。

 

 

しかし、その後何軒かの医者を回っても、先端恐怖症以外の診断はされませんでした。

 

 

そして、最後に行きついた先が、霊能者の所だった様です。

 

 

 

 

さっそく娘さんを前にして、

 


霊能者による霊視が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


やがて、世にも恐ろしい事が分かるのです。

 

 

後半は、明日のブログに続く。