●死後の仲直り。
人間生きていると、一度や二度位は、親しい人と喧嘩別れする事はあるものです。
それでも生きていれば、いつかは仲直り出来る事もあるでしょう。
しかし、相手が亡くなってしまったら、もう仲直りも出来ません。
と言うのが、世の常識ですが、
私が霊能者から教わった方法を使えば、
そんな亡くなってしまった人と、死後からでも仲直り出来るのです。
特に、喧嘩した相手が赤の他人なら、もうお別れという結末でもいいかもしれませんが、
喧嘩した相手が、両親や姉妹、自分の子供だった場合、喧嘩別れした後も、
相続や結婚、戸籍、葬式や履歴、親戚関係や名前、子供が出来た時など、
何かと腐れ縁は続くものです。
永遠に喧嘩別れしたままというのは、気まずいものでもあります。
ましてや、亡くなっても怨まれ続けているという事もあるかもしれません。
具体的な例を挙げてみましょう。
あるOLの方が電話相談してきました。
彼女は福岡県出身の方だそうですが、現在東京で働きながら一人暮らししていました。
彼女には、誰もにも相談出来ない事がありました。
誰にも話せない相談も、私には話してくれるのは、
多分、占いが匿名で相談でき、
出来れば解決したいという気持ちが彼女にあるからでしょう。
彼女が東京に上京してくる前は、
実家の福岡で、ご両親とお姉さんと彼女の4人で暮らしていたといいます。
やがて、彼女のお姉さんに恋人が出来ました。
お付き合いには、ご両親も賛成で、いずれは結婚するだろうと思われました。
ところが、いつしか彼女もそのお姉さんの恋人の事が好きになってしまったのです。
そうなると、妹の方が大胆だったといいます。
お姉さんの予定が忙しい日を見計らって、彼氏の家に行ったり、
わざと酔いつぶれてしまったりと、積極的にアプローチしたといいます。
その結果、彼はお姉さんよりも4歳若い妹の彼女と結ばれてしまったのです。
今は反省しているという彼女ですが、
当時は、「結婚していない限り、誰にでもチャンスはあっていい。」
という考えだったといいます。
浮気が分かってお姉さんが怒ったのは当然ですが、
それよりも怒ったのが、ご両親でした。
諭しても別れないという妹の彼女を、家から勘当したのです。
その後、彼女は実家を出て、彼氏のアパートに転がり込んだのですが、
彼氏との同棲生活は、2年しか続かなったといいます。
彼氏は他の女性と浮気したので、結局別れてしまったといいます。
彼女は実家に戻る訳にもいかず、大学の友人が居る東京に上京したといいます。
それから5年間、彼女は実家には一度も帰らずただ働いたそうです。
そんな時、東京に来ていた友人が彼女にこんな事を教えてくれたのでした。
「昨日、福岡の実家から電話が来た時に聞いたんだけど、
貴方のお姉さん、病気で亡くなったそうよ。
実家に帰らなくて、いいの?」
実は、その友人は福岡の実家には、現在○○さんの妹さんと時々会っている事を、
両親に話していたのでした。
結局、お姉さんは結婚せず、もしかしたら、
あれから悩んで病気になって、失意のまま亡くなったのかもしれない。
そう思うと、今更実家に戻って、
姉の葬式に何食わぬ顔で参列するなど出来なかったといいます。
そもそも、親からは勘当されていましたし、香典を送る事もありませんでした。
それでも、いつかは、いつかは、
お姉ちゃんに謝りたい。という気持ちは常にあったそうです。
しかし、それが実現しないまま、お姉さんは亡くなってしまいました。
しかも、葬式にも出られず、香典も送らず、墓参りもしていません。
そんな状態が、もう2年も続いている現在だといいます。
ただ、お姉ちゃんが亡くなって2年、ちょっと気掛かりな事があるといいます。
それは、この2年、親しい男友達が出来ると、不思議とすぐにダメになってしまうのです。
それも浮気されたり、同僚に取られたり、彼氏の気が変わったり。と。
考えたくはありませんが、それはまるで、
彼女のお姉さんが、彼女の結婚を邪魔しているかの様に感じる事さえあるといいます。
本当に、亡くなった姉が、私の幸せを邪魔している事ってありますか?
そんな電話相談でした。
私は霊能者では無いので、実際に亡くなったお姉さんが、
妹が幸せになるのを邪魔しているかどうかは分かりません。
ただ、彼女がお姉さんの恋人を奪った事により、結婚の話が無くなり、
失意のまま亡くなったのであれば、可能性は無いとは言えないと思いました。
もし、本当に彼女の結婚を邪魔する霊がいるなら、
いくら占いで結婚の時期を出しても無意味な時があります。
そこで、私がまず彼女にアドバイスしたのが、亡きお姉さんとの仲直りです。
「えっ、亡くなった人と仲直りなんて出来るんですか?」 と、当然の質問。
「出来ますよ。」と私。
私が霊能者から教わった、亡き人との仲直りの方法は、とっても簡単なものでした。
それは、
ただ、亡くなった故人の写真を持ち歩くだけでいいといいます。
例えば、バックにお姉さんの写真を100日間入れているだけでいいのだそうです。
その間、たまにお姉さんの事が頭に浮かんだら、
「あの時は、ごめんなさい。私が悪かったわ。どうか許して下さい。」
と写真に向かって言うだけでいいそうです。
ただ1つ注意する事は、持ち歩いている写真がくしゃくしゃにならない様に、
写真入れに入れたり(100円shop)、パウチしてよれない様にして持ち歩く事です。
このただ写真をバックに入れて持ち歩くだけで、なぜ故人と仲直り出来るかと言うと、
霊能者いわく、
■人は生前、どんなに怒っていても、亡くなると丸くなるのだそうです。
だから生前は、謝罪など一切受け付けなかった人でも、亡くなると、
冷静になり、許す心が芽生えるのだそうです。
■次に、自分の写真を常に持っていてくれている様子を見ると、
ああ、本当は自分の事を好いてくれているのだと理解してくれるそうです。
(余り外出しない人は、バックに入れるのではなく、自分がよく居る部屋に飾る事)
ちなみに、この方法は生きている人相手には、思う様には通用しません。
なぜなら、■心が丸くなって許す心が芽生えるのは、亡くなって時間が沢山出来てからで、
■亡くなっていない魂は、貴方が自分の写真を持ち歩いてくれている事も分かりません。
なお、この方法は、上の例の様に、亡くなった喧嘩したお姉さんに対してだけでは無く、
喧嘩して亡くなったご両親や、
喧嘩別れしたまま亡くなった子供や親友・夫などと、仲直りしたい時にも使えます。
仲直りしたい亡くなった人の写真を手に入れて、100日間持ち歩くだけでいいのです。
(亡くなった人を思い出した時だけでいいので、謝ります。)
貴方も、もし亡くなった人の中で、
仲直りしたいなぁ。と思う様な人がいたら、
余りお金がかかる方法では無いので、試してみて下さい。
もしかしたら、今まで停滞していた貴方の運が、
開けるかもしれませんよ。
END