●娘が助けを呼ぶ夢を見る夫婦。
通常、霊能者の所に言って占ってもらう時、
大抵は、相談者の方が霊能者の自宅に行ってその場で、
霊視してもらい、解決する場合が多いのですが、
まれに、自宅での霊視では解決出来ずに、
外に出かける必要がある時があるそうです。
今日は、その一例をお話しいたしましょう。
ある時、一組の夫婦が霊能者の所に相談に来たそうです。
ご夫婦は、約2年前に娘さんを亡くしていました。
それもただ亡くしただけではなく、
誘拐されて、殺されていたのです。
実はアメリカでは不名誉な事に、
18歳未満の子供が行方不明になるのは、年間80万人もいるのです。
東京で言えば、練馬区と大田区の人口がそれぞれ73万人ですから、
2年間で練馬区と大田区の人口が0人になってしまうほど人がいなくなっているのです。
ちなみに、世界第二位で行方不明になるのが多いのが中国で、
年間2万人の子が行方不明となっているそうです。
だから、アメリカではスクールバス利用じゃない場合、
まずほとんどの親が学校に迎えに行きます。
日本では考えられない事ですが、
私が住んで居たシアトルでは、親が買い物に行く時、
子供(12歳未満)を一人で家に置いて行くと、それがたった3分であっても、
育児放棄と判断されてしまいます。しかもそれ、自宅だけでは無いんですよ。
買い物に一緒に連れてっても、駐車場の車の中に子供を一人だけにして、
たった3分でも目を離して買い物してたりトイレに行っていたら、
それも育児放棄と判断されてしまいます。(法律で)
日本人が子供とアメリカに旅行に行って、お母さんが買い物するので、
子供を車に残して30分ほど店内にいて、車に戻ったら警察が呼ばれていた。
という事があったほどです。
そういう事情もあり、日本には余り無い文化がここで登場します。
それがベビーシッターです。
大体私が住んで居たシアトルでは、ベビーシッターを頼むと、
時給1300円だったと思います。
良い評判のベビーシッターなら時給は3000円も取るプロベビーシッターもいます。
ハリウッドには、スターが利用するプロベビーシッターがいて、
年収2000万という人も結構います。
日本人の女性がアメリカに行って、就労許可証が届いたら、
その日から資格が無くても働ける仕事が、ベビーシッターです。
それも日本人相手にするベビーシッターが安全です。
日本人が沢山いる場所になどに行って、名刺を配るといいでしょう。
実は私の母も、アメリカに留学している時にベビーシッターをしていました。
もし、貴方の知り合いが、アメリカに居てお金に困っているなら、
日本人相手にするベビーシッターのアルバイトを提案してあげてもいいと思います。
だいぶ話が脱線してしまいましたので、元に戻します。
相談に来たご夫婦は、約2年前に娘さんを誘拐されて殺されていたのです。
娘さんの名前はミーガンと言って、まだ6歳だったそうです。
子供を誘拐されて殺されたショックは、計り知れないものです。
犯人は捕まっていたのですが、
2年経った今でも、ご夫婦の苦悩は終わっていませんでした。
今年に入って、亡き娘の夢をよく見ると言います。
それも、夢の中で娘が父親に助けを求めているというのです。
ご主人は、そんな夢を見ては、うなされて起きるといいます。
ただ、娘さんが助けを求める夢を見るのは、決まってご主人だけでした。
奥さんは見ないのです。
奥さんは、ご主人からその話を聞くのですが、
自分はそんな夢は見ないし、そもそも夢の話ですから、
そんなに深刻には考えませんでした。
ところが、先日の事です。
とうとう奥さんが、娘さんが助けを求める夢を見たのです。
それも、娘さんは赤いシャツとブルーのズボンというもので、
その日に同時にご主人も同じ夢を見たのです。
友人にその事を話すと、
同時に同じ夢を見るのは、その子の霊が実際に訴えているというものだと言われたそうです。
もしかしたら、娘は今もあの世に行けず、さ迷っているのではないか?
そう心配したご夫婦は、霊能者の所に相談に来たのでした。
さっそく霊視が始まりました。
ところが、5分経っても10分経っても、
娘さんの霊は、現れてくれないといいます。
後半は、明日のブログに続く。