●犬が逃げ出す家。

 

 


個人的な事ですが、私は現在猫と暮らしています。

 

 

過去にゴールデンレトリバーを飼っていた事もあります。

 

 

 


そんな愛犬や愛猫が、幸せそうに寝ていたり、喜んで遊んでいる姿を見ると、

 

 

「ああ、うちは安心だ。」と思う時があります。

 

 

 

 


と言うのは、私たち人間には感じられなくても、

 

 

犬や猫などの動物達には感じられる事があるのです。

 

 

 

 

 

私がアメリカのシアトルに居る時、

 

 

霊能者の所に、一人の女性が相談に来た事があったそうです。

 

 

 

その時の彼女の相談こそが、今回取り上げる 「犬が逃げ出す家」 でした。

 

 

 

 

 

彼女は結婚2年目にして、念願の一軒家を購入して引越しました。

 

 

まだ若い夫婦だったので購入した住宅は中古物件だったといいます。

 

 

ただ、中古物件にしては使い古した感じは無く、

 

 

前に住んで居た住人も、ここに余り長いする事無くこの家を手放した様でした。

 

 

 


気になる現象は、彼女がこの家に引越して来た当日に起きたそうです。

 

 

彼女はもう7年も飼っているというラブラドールと一緒に、引っ越して来たのですが、

 

 

その犬が、リードを引っ張っても車を降りようとしないのです。

 

 

 

 

やっと降りたかと思うと、今度は家の前で座り込んで動こうとしません。

 

 

無理に首根っこをつかんで家の中に居れようとすると、怒って噛みつかんばかりに、

 

 

彼女の手を振り払おうとするのです。

 

 

結局ご主人が抱き上げて、無理やり家の中に連れて入ったそうです。

 

 

しかし、愛犬の異変はそれだけでは無かったといいます。

 

 

この家に引越してからずっと、部屋の隅や机の下に隠れたまま、

 

 

3日間、何も食べないのです。

 

 

こんな事は、7年間一度も無かった現象でした。

 

 

しょうがなく、4日目にしてご主人が無理やり口から流動食を流し込んだそうです。

 

 

 

 

 

しかし、引っ越してから10日が過ぎた頃でした。

 

 

 

 

半開きになっていた窓を無理やり開けて、家から脱走したのです。

 

 

すぐにあちこち探したそうですが、結局未だに見つかっていないといいます。

 

 

 

 


7年も一緒だった愛犬を失った彼女は悲しみ、仕事も手につかなかったそうです。

 

 

それを見かねた同僚が、保護犬の引き取りを勧めました。

 

 

逃げ出して保護された他の犬を可愛がってあげる事で、

 

 

逃げた愛犬への罪滅ぼしになると提案したのです。

 

 

1ヵ月も探しても見つからない状況に、彼女もその考えにすがる様になり、

 

 

保護されたという一匹のボーダーコリーを引き取る事になったそうです。

 

 

ただ、前の犬が、この家に入るのを嫌がったので、この犬も嫌がるのでは?

 

 

と心配したそうですが、

 

 

いざボーダーコリーを車から降ろすと、特に嫌がる素振りも見せずに、

 

 

スタスタと家の中に、自分から入って行ったので一安心しました。

 

 

食欲もあり、毎食残さずペロリと食べてしまったといいます。

 

 

 

 


ところが、ボーダーコリーが来てから1週間後の事です。

 

 

突然雲行きが悪くなったと思ったら、急に雷雨になり、

 

 

ご主人が引越してきてすぐに庭に植えたリンゴに木にカミナリが落ちたのです。

 

 

不思議な事に、カミナリが落ちるとすぐに晴れ間になったといいます。

 

 

しかも、カミナリの被害を受けたのは、彼女の家だけだったそうです。

 

 


それはまるで、彼女の家だけを攻撃しに現れた雷雨の様だったといいます。

 

 

 

 

 

 

そのうえ、カミナリが落ちた爆音を聞いたボーダーコリーが、

 

 

それ以後急に脅える様になり、どこに居ても落ち着かない感じになったといいます。

 

 

 


そして、カミナリが庭に落ちてから3日後の昼間、

 

 

ボーダーコリーは急に階段をかけ上がり、なんと2階の窓から脱走したのです。

 

 

 


すぐに同僚にも電話して一緒になってあちこち探したのですが、

 

 

ボーダーコリーが見つかる事は無かったそうです。

 

 

 

 

 

こうして、2匹の愛犬が次々と、この家から逃げ出して行ったのでした。

 

 

 

 

この異変に、


ボーダーコリーを彼女に勧めた同僚は、何かがおかしいと感じたそうです。

 

 

そこで、霊能者の知り合いでもあった事から、

 

 

彼女に一度霊能者に相談してみてはと、一緒に来てくれたのでした。

 

 

 

 


さっそく霊視が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やがて、恐ろしい事が分かるのです。

 

後半は、明日のブログに続く。