●幸せになってはいけない女。
ある時、一人の女性が会社の同僚とおぼしき女性に連れられて、
霊能者の所にやってきたそうです。
連れられてきた女性は、外見からもやつれて、疲れてはて、
霊能者の所に来ても、下を向いて目も合わせようとしない。
連れて来た同僚の女性の第一声は、
「彼女、仕事を辞める。と言うんです。
幸せになっちゃいけない。って言うんです。
何か言ってあげてくれませんか?」というものだった。
すると、連れられてきたドリスという女性もポツリと、
「私、幸せになってはいけないんです。」と消える様な声で言ったという。
そこで、ドリスにどんな事情があるのか聞くと、
唯一の親友だという同僚が代わりに、今までの経緯を話してくれた。
彼女がドリスと出会ったのは、小学校の時だったという。
当時ドリスと妹さん、ご両親という4人家族だった。
ところが、ドリスがちょうど中学生に上がった時、妹さんが急死。
ドリスに言わせると、この時から彼女に何か良い事が起きると、
同時に不幸がやって来る様になったと言う。
ドリスが大学に合格し、1ヶ月後彼氏が出来ると、
父親が大きな事故に巻き込まれて両足を骨折した。
そして、ドリスが大学を卒業し、大手の会社に入社が決まり、
勤め始めた翌日に母親が急死。
そんな傷心のドリスを元気づけていた彼氏は、
ドリスに結婚の話を持ち出して、二人は将来結婚を約束したという。
ところがそれから2週間後、その彼氏が交通事故で亡くなったのである。
こうして、ドリスに何か良い事が起きると、
同時に不幸な出来事がやって来るのである。
そして、最近はそれだけでは無いのだと言う。
最近は、ほんの些細な幸せも彼女から奪おうとしてくるのだと言う。
例えば、彼女が美味しい料理を作ろうとすると、
電子レンジが壊れたり、キッチンの電球が切れるのだという。
そして、何か面白い番組を見ていると、テレビが消えたり、
リビングの電球が切れたりするのだ。
最後の極めつけは、彼女が会社に行こうと車に乗ると、
車が壊れて走らなくなったのである。
会社に来ないドリスを心配して、同僚が会社帰りに来てくれたのである。
彼女はドリスが彼氏を亡くして落ち込んでいる事を知っていたので、
度々家に来ては元気づけていたそうなのだが、
彼氏の死後も、家でそんな現象が起きているとは知らなかったと言う。
彼女に襲い掛かる不幸の連続。
そして、日常で起きる不可解な現象。
「私、幸せになってはいけないんです。」と言うドリスに、
一体何が起きているのか?
霊能者による霊視が始まった。
やがて、霊能者の口から、意外な真実が分かるのである。
後半は、明日のブログに続く。