●しなくてもいい苦労を背負ってしまう
何を占うかにもよるのですが、
電話相談で占いをする時、本名と生年月日を聞く時があります。
その時、
相談者の名前と声の感じを聞いただけで、
「ああ、この人、
今まで、しなくてもいい苦労をかなり背負って来たのかな。」
と感じてしまう時があります。
そんな名前があるのです。
ある時、40代の女性から電話相談を頂きました。
結婚に関する占いだったので、彼女の本名と生年月日を聞きました。
すると、やや暗めの小さい声で、「○○れいこ」と答えてくれました。
漢字を聞くと、「冷子」だと言います。
「れいこ」という名前にも色々あります。
例えば、怜子・麗子・礼子・令子・玲子など。
しかし、「冷子」だけは「冷たい子」という感じを連想させやすく、
イジメにも遭いやすく、十中八九、
しなくてもいい苦労を背負ってしまいやすいのです。
実際彼女も、学生の時にイジメに遭っていたといい、
×イチの方でした。
他にも「冷子」と同じように、
しなくてもいい苦労を背負ってしまいやすい名前があります。
それは、「冷子」と同じように、
自分の下の名前に、寒さを感じさせる漢字が使われている名前です。(苗字はいい)
例えば、
寒(さむい)、氷(こおり)、凍(こおる)、
霜(しも)、雹(ひょう)、雪(ゆき)、霰(あられ)、
凜(りん)、雨(あめ)、冬(ふゆ) (ただし、凛はセーフ。凜には寒い熟語がけっこうあるので)
がつく名前です。
つまり、自分を冷たくさせる漢字が入った名前です。
全部が良く無いという訳ではありません。
ただ、8割方しなくてもいい苦労を背負ってしまいやすいと言えるのです。
どんなに順調に行っていても、必ず冷たい時期(冬の時代)が訪れるのです。
こんな事を言うと、名前は親がつけたので、
自分にはどうする事も出来ない。名前をつけた親を怨みます。
という方も時々いますが、
確かに、貴方の名前を付けたのは貴方の親ですが、
実は、名前を付けるにあたっては、100%親の責任とは言えないのです。
親も子供の名前を付ける時に、先祖霊や親の霊の影響を受けているんです。
例えば、先祖霊が「私の名前の一部を使いなさい。」と親に影響させたりします。
だから、名前をつけた親だけを責める訳にはいきません。
また、あえて困難な経験を沢山したいが為に、
そういう名前を貰って生まれて来る勇気ある子もいます。
では、もうそういう名前の人はどうしたらいいのでしょうか?
私がそういう名前の方にアドバイスするのは、
下の内、どちらかです。
■普段は、違う名前を使う。
例えば、正式な試験や手続きなどでは「冷子」と使うしかしかありませんが、
私的な手紙や普段使う分には「怜子」を使うとか、
まったく別の自分のきな名前「幸子」を使うとか。
ペンネームを作って活動するとか。
■もう1つは、
それも自分の個性として、完全に受け入れる事です。
不幸な事があれば、隠さず友人や周りに話し、
自分のカラに閉じこもらない事です。
そして、自分が背負った苦労を逆に利用して作品にしたり、
人に教えたりして、自分なりにそれを生かす事です。
もし、貴方の子供か孫に名前をつける時、
冷たさを感じさせる名前をつけると、
しなくてもいい苦労を背負ってしまいやすいので注意が必要です。
END