●末期がんから生還する方法。
ある時、夫から離婚を突き付けられているという奥さんから電話相談されました。
話を聞くと、夫とはもう2年余りも別居状態が続いているといいます。
現在のご主人とは5年前に結婚したそうで、
その時、彼女は現在中学生になる娘さんを連れての子連れ再婚だったそうです。
ところが、2年半前に夫の携帯をこっそり調べて浮気が発覚。
それから半年に渡って口喧嘩や気まずい状態が家庭内で続き、夫が出て行き、
現在の別居状態になっているといいます。
その後彼女は、夫からの離婚申しだてに対して、
「自分だけ好き勝手に浮気して、別れようなんて、絶対許さない。」と、
再三に渡って拒否しているといいます。 徹底的に戦うといいます。
またそれだけに留まらず、
夫を奪った浮気相手に損害賠償請求をしようと、弁護士に相談。
しかし、弁護士からは証拠が携帯のやり取りのコピーだけではちょっと難しいといわれ、
半分あきらめかけていた所、職場の同僚から、
損害賠償請求などの民事訴訟は、刑事事件などの刑事訴訟と違って、
弁護士を間に立てずに、本人だけで訴訟を行う「本人訴訟」をすることが可能。
という事を聞いて、現在本人訴訟に向けて調整中だと言う。
ただ、彼女、2年前からお酒の量も増えたといい、
3ヶ月前に胃がやけに痛むので、医者に行くと胃潰瘍と診断されたといいます。
この先どうなるか? という相談内容でした。
そこで、ご主人の写真を何枚か見せてもらい、その上で、
今までの夫の言動などを考えた結果、私が出した答えは修復不可能でした。
もう修復は出来ないものとして、あきらめるしかありません。
しかし、相談者の奥さんは、とても負けん気の強い方でした。
そんな奥さんの負けん気の強さも、夫が離れて行った原因の1つでした。
こういう相談者には、「あきらめた方がいいです。」という言葉は良くありません。
途端に「なんで?」という反発が返ってくるでしょう。
「あきらめる」=相手にくっする(負ける)という事なので、受け入れがたいのです。
そこで私は別の言い方をしました。
「幸せになる方法の1つに、
相手を許す。という方法があります。
ご主人に対して、頭にくる事は沢山あるでしょう。
でも、一度は愛し合って結婚したのです。
良かった事も、あったと思いますよ。
今回の事も含めて勉強になった事も沢山あったと思いますよ。
二人は一緒になって、そして今別の道を行こうとしています。
許してあげましょう。
貴方は本来とても頭の良い人で、心も広く持てる人です。
もう2年もお互いに苦しみました。
そろそろ許してあげましょう。
きっと、貴方も新しい道に進む時がやってきたのです。
浮気相手も、そのきっかけ作りに現れただけですから、
その人も許してあげましょう。」
私がそう言った裏には、もう一つ気になる事がありました。
実は彼女、前の夫と離婚しているのですが、
その時も今回と同じように、やはり1年別居していたそうです。
ただそれよりも気になったのは、
前のご主人には奥さんがいて、それを奪ってしまった形だったのです。
つまり、現在の状態とは逆で、昔は奥さんが浮気相手でご主人を奪っていたのです。
因果応報と言ってしまうのは簡単ですが、私はこの時はそれを指摘しませんでした。
人によって言わない時があります。
彼女の様に、負けん気の強い人には逆効果になる事があるので余り言いません。
ただ、言わなくても、彼女の心の奥底では、分かっているはずです。
だからあえて、「浮気相手も許してあげましょう。」と投げかけました。
それはかつての自分だから。
自分を許すという事に繋がるのです。
しかし、負けん気の強い彼女。
結局、この日の電話では、「許す事は出来ません。」で終わりました。
でも、それから7ヵ月が過ぎた頃、また彼女から電話をもらったのです。
きっとあれから随分考えたのでしょう。
彼女は離婚を承諾したといいます。
そして、浮気相手と思われる女性を訴える事も辞めたそうです。
彼女は二人を許したのです。
すると、不思議な感情に気が付いたそうです。
実は彼女、二人を許さないと責めていた一方で、自分の事も責めていました。
その間、娘に辛い思いをさせていたのと、
二度に渡る結婚の失敗は全て自分の責任だったと。
しかし、そんな自分をも許せる様になったといいます。
そう、相手を許す事に余って、実は自分をも許す事が出来るのです。
だから、「幸せになる方法の1つは、相手を許す事なのです。」
そして、もう1つ、
そんな許しを与えた後、医者に行ったら、胃潰瘍が消えていたそうです。
相手を許す事によって、自分も許し、
それが今まで抑圧されいた感情を解き放つ事になり、
今まで時計が止まっていたのを、前向きに生きられる様になった結果、
病気も自然と治ってしまったのでした。
実は今から約4年前、Dr. Kelly A. Turner ケリー・ターナー博士が、
治療不可能と診断された末期ガンになっても、
自力で生還したという患者約100人を調査したんですね。
「なぜ、貴方は末期ガンを宣告されたのに、
自力で生還出来たのですか? その理由はなんだと思いますか? 」
すると、9つの共通した答えが返って来たと言います。
自力で生還した人達が実践した9つの事とは、(下の項目に順位は無いそうです)
●抜本的に食事を変える
●治療法は自分で決める
●直感に従う
●ハーブとサプリメントの力を借りる
●抑圧された感情を解き放つ
●より前向きに生きる
●周囲の人の支えを受け入れる
●自分の魂と深くつながる
そして最後が、
●「どうしても生きたい理由」を持つ!
上の胃潰瘍が消えたという相談者の場合、人を許して、自分を許す事で、
●抑圧された感情を解き放つ
●より前向きに生きる
が、行われたのです。
貴方も今、とても悩んでいるという事があったら、
最初の1年間は、頭に来て絶対許せないと思うのはしょうがないでしょうが、
1年経っても同じ悩みを抱えたままなら、
「許してあげる。」という方法も考えてみてはどうでしょうか。
END
参考:プレジデントオンライン
がんが自然に治る生き方 https://president.jp/articles/-/13866?page=2