●鬼門の玄関。

 

 

 

ある時、こんな電話相談があった。

 

 


「家を購入して、引っ越してから、

 

 夫の仕事が上手く行かなくなってきているんです。

 

 マンションに住んで居て時よりも、いつも帰りも遅くなる様だし、

 

 正直、浮気も疑ってしまう時もあります。

 

 それで、占いで診てもらったら、原因は鬼門の玄関にあると言われたんです。

 

 でも、引っ越した方がいいと言われたのですが、買ったばかりで、

 

 どうしたらいいかのか悩んでいます。」

 

 

 

そんな内容でした。

 

 

 

 

 

 

一応、家全体の見取り図をネット経由で拝見させてもらいました。

 

 

まぁ、他の占い師に言われた様に、玄関が鬼門である事以外は、

 

 

気になる所は特にありませんでした。

 

 

 

 


ちなみに、玄関が鬼門や裏鬼門だからと言って、必ず悪い影響があるとは限りません。

 

 

鬼門でも何の問題も起こらず平和に暮らしている家庭は沢山ありますから。

 

 

多分、周辺の環境など他の要因も絡んでいるのでしょう。

 

 

 

 

 

 


さて、玄関が鬼門での彼女の相談ですが、

 

 

引越せないのであれば、現在の家のままで対処するしかありません。

 

 

 

 

私が彼女にアドバイスしたのは、下記の9つでした。

 

 

■玄関の外に、余り大きくならない木を置く(植えてもいい)

 

大きくなっても2m位の植木を売っている所で相談して買ってみる。

 

 

■玄関の外に、花を植える。その中には赤い花も混ぜる。

 

ちなみに、赤い花は魔除けになる。

 

 

■玄関の外に、泥落とし用のマットを置く。

 

 

靴底に泥がついたまま家に上がると、よく有りません。

 

泥によって玄関の中が汚れる事もありますし、

 

泥が悪いものを家の中に運んで来るという事もあります。

 

 

玄関外の電気を明るくする。

 

彼女に聞くと、30ワットだと言うので、60ワット以上にする事を勧めた。

 

 


ここまでが、玄関の外の対処法。

 

ここからが、玄関の中の対処法です。

 

 

■玄関は、普段からなるべく綺麗にしておく。

 

■玄関に出してある靴は多くても、一人2足。それ以上はダメ。

 

玄関マットを敷く。

 

ちなみに、彼女の場合、夫の浮気を心配していたので、

 

マットの色は、ピンク色が使われている物にする事。

 

 

■場所があれば、玄関内に観葉植物を置く。(上の写真の様に)

 

玄関内の電気を明るくする。

 

彼女に聞くと、30ワットだと言うので、60ワット以上にする事を勧めた。

 

 

 

 

 

 


ここまで話している時、

 

 

彼女との会話から、1つ大きな問題がある事が発覚した。

 

 

それは、

 

普段、玄関外の電気は消しているので、30ワットのままでもいいですか?」

 

というものだった。

 

「えっ、夜ご主人が帰って来た時は、点けてるんですよね?」

 

 

「消してます。」と彼女。

 

 

「えっ、なんで?

 

 ご主人、暗くて可哀想でしょ。」と言うと、

 

 

「うちの付近、とても虫が多いんです。」と言う。

 

 

 

 

彼女いわく、家のすぐ近くの電燈に沢山の虫が集まって来て、

 

 

彼女の玄関の明かりを点けると、その虫たちが一部が玄関の明かり目がけて、

 

 

やって来るのだと言う。そして、夫が玄関を開けて入って来る時に、

 

 

一緒に虫も入って来る事があるので、それ以来玄関の明かりは消しているとの事だった。

 

 

 


「なるほど、虫がね~

 

 虫、そんなに嫌いですか?」

 


大嫌いです。

 

 特に蛾(ガ)と羽蟻(羽アリ)が・・・・」と彼女。

 

 


たまに虫が嫌いだという相談者がいる。

 

 

そういう場合、こんなアドバイスをする事があります。

 

 

 


「じゃあ、電球をLED電球に変えてみて下さい。」

 

 

「えっ、LEDに変えたら何か変わるんですか?」

 

 

「変わります。

 

 まず、虫が来なくなります。

 

 それと電気代も安くなります。」

 

 


「えっ~、ウソ!?」と彼女。

 

 


「本当です。」

 

 

余り知っている人も少ない様なので説明すると、

 

 

実は、虫たちは明るい光に集まって来るのでは無いんです。

 

 

虫たちは明かりの中の紫外線に集まって来るのです。

 

 

白熱電球や蛍光灯・水銀灯などはには、紫外線が含まれているので、

 

 

それに向かって飛んでくるのです。

 

 

ところがLEDには紫外線が含まれません。

 

 

だから、LED電球に変えると、虫はやって来ないのです。

 

 

あと、電気代も、一日8時間使う所だと、

 

 

1年で最初高かったLED電球の元がとれて、そこからは電気代が安くなります。

 


「それに、玄関の明かりが消えていると、浮気の原因にもなりますよ。」

 

と言うと、今日にでも買ってくると彼女。

 

 

 
ちなみに、彼女には60ワットのLEDを買ってきてはとアドバイスしたが、

 

 

実際は、LEDには60ワットは無い。

 

 

なぜなら、LEDの光の単位はワットではなく、ルーメンという単位だから。

 

 

では、なぜ電気屋にLEDを買いに行くと、60ワットがあるのか?

 

 

それは、LED電球の箱を見るとよく分かるのだが、

 

そこには、60ワットとは厳密には書いていない。

 

よく見て欲しい。そこには60ワット相当と小さく相当と書いてあるのだ。

 

 

実際はその下に書いてある810ルーメンがLEDの明るさの単位なのである。

 

 

しかし、それを使ってしまうと、60ワットの電球の代わりにLED電球を

 

 

買いに来たお客さんが迷ってしまうので、あえて60ワット相当と書いてあるのである。

 

 

 


もう1つ、ついでに言わせてもらうと、

 

 

LED電球には、3つの種類があるのをご存じだろうか?

 

 

上の写真の箱の60の数字の下に、「昼白色」と書いてある。

 

実は、この他にも「昼光色」「電球色」の合計3種類がある。

 

 

その内、「昼白色」外の光に最も近い色で、一番使われているかもしれない。

 

 

それに対して、 「昼光色」は、やや青っぽい光。

 

 

「電球色」は、ややオレンジっぽい光となっている。

 

 

では、なんで3種類の光があるのかと言うと、

 

 

「昼白色」は外の光に最も近い色ですから、

 

これから外に着ていく服などを選ぶ時や、

 

これからメイクして外に出ていく時など、

 

当然、外に出た時をイメージして化粧や服選びをする訳ですから、

 

外の光と最も近い色の「昼白色」の電球が良い訳です。

 

 

■では、「昼光色」はと言うと、

 

これはやや青っぽい光ですが、青っぽい光は集中力を高める効果や、

 

冷静さを保つ効果があるとされています。

 

だから、「昼光色」の電球は子供の勉強部屋とか趣味の作業部屋向きなのです。

 

 

■では、「電球色」はと言うと、これはオレンジっぽい色ですから、

 

つまり、暖かく感じるんですね。

 

だから、冬のリビングとかリラックスした場所に癒し効果があるとされています。

 

また、この光の下では、料理が美味しく見えると言われ、

 

キッチンやダイニングで使っている主婦の方も多いとか。

 

 

■そして、リビングや家族が集まる所や客間では、

 

上の3種類のライトがどれも切り替えで使える機能付きの

 

LEDシーリングライトという優れものもある。

 

 

 

 

余談ですが、上の相談者の方、

 

 

家のすぐ近くにあった電燈も、自費でLEDを買って、

 

 

夫に頼んで、ハシゴを使って、勝手に変えてしまったそうです。

 

 

その後、ご主人の仕事も少し良くなった様で、

 

 

おまけに虫の問題も解決したと、むしろその方を喜んでいました。

 

 

END

 

 

 

参考:dinos https://www.dinos.co.jp/p/1272101562/
うわさのあいつ https://greenmessenger-yakushima.com/blog/2014/07/post-603.html