●結婚相手が外国人
占いの仕事をしていると、年に1件くらいですが、
国際結婚の悩みを抱えた女性の相談を受ける事があります。
そんな時、占い師として、まず頭に入れておかなければならないのは、
やはり、相手が何人かという事です。
なぜなら、どんなに占いでの相性が良いと出ても、相手のお国事情を考えないと、
滅多やたらに賛成は出来ないからです。
私はマレーシアという他民族国家で高校時代を過ごしたので、
その点は少し学んだ所がありました。
例えば、マレーシアの女性は17歳近辺で結婚してしまう人が多かった。
そして、従兄弟(いとこ)同士の結婚が多いのも日本では考えられい事だった。
また、マレー人は基本イスラム法に忠実な方がほとんどなので、
イスラム教によると、5人以上の女性と婚姻してはならないとある。
もっと詳しく言えば、
アッラーの神は、こう言ったという
『あなた方の気に入る女性と、2人でも、3人でも、4人でも、結婚するがよい。
それで、もし(それぞれの妻を)公正に扱えない事を恐れるなら、1人だけにせよ。』
そして、こうも言っています。
もし、他の宗教からイスラム教に改宗した時に、
5人以上の妻がある者は、彼女たちから4人を選び、残りは離婚しなければならない。
この事から、5人以上の女性と婚姻してはならない。という教えになっています。
つまり、占いの相手の男性がイスラム教の方なら、
私も不倫などの心配をしなくて占えるという事です。
というのは、外国人の場合、本国に帰ったら妻がいたという事もあるので、
男性の国籍を知る事はとても重要です。
国際結婚の場合、宗教以外にも親の存在が以外に大事という国もあります。
例えば、インドの場合、
ほぼ90以上は、結婚は親が決めます。
だから、インド人を好きになった女性には、
まず、彼の親は今どこに住んでいるのか聞きます。
日本で一緒に暮らしているなら、まだ可能性は高いです。
日本暮らしがもう何年になるかでも違いますが、
日本人との結婚も許してくれる可能性があります。
ただそれには、占いよりは、まずは親に気に入られる事が最優先となります。
だから、彼と結婚したいなら、まず親と結婚するつもりで気に入られる様にしないさい。
というアドバイスが必ず加わります。
彼が中国人という場合も、インドと似ています。
中国もインドほどではありませんが、結婚は親が決めるのが現地では通常です。
だから、相手が中国人の男性であれば、やはり親に気に入れられないと、
例え占いの相性が良くても、結婚まで行くのは難しいのです。
その点、韓国の場合は、中国ほど親が決めるパーセンテイジは高く無いものの、
親の承諾は絶対的な所があります。
だから、占いの結果も良く、彼ともラブラブで、彼も結婚しようとプロポーズしてくれた。
という状況から、一転、
彼が、「親が猛反対しているので、結婚出来ない。」と言われた。
という残念な結果に終わってしまった相談者さんがいました。
私もその点の反省を含めて、韓国人の方との結婚も親に気に入られるのが最優先と言う様になりました。
相手の男性が、台湾人という場合もありました。
台湾の方の場合、なぜか日本人との結婚を反対する親は韓国ほど多く無く、
むしろ喜んでくれる感じがあります。
ただ、台湾の男性は、親孝行な人が多いという感じです。
もし、親が電車で行ける範囲に住んでいるなら、毎週末親の所に入りびたりという事も。
だから、台湾の方と結婚された相談者の方が、夫がマザコンで困るというので、
「それは違いますよ。台湾の方はそういう環境で育っていますから、
日本で言うマザコンとはちょっと意味合いが違います。親孝行と捉えてみて下さい。」
とアドバイスした事もあります。
台湾の方は、両親を大切にするという事が多いので、
もし両親が台湾に住んでいるなら、結婚後は台湾に住むという事も視野に入れて、
それでも大丈夫ですか?という事を聞く事もあります。
フィリピン人の男性と結婚された女性が電話相談してきた事もありました。
彼女いわく、
「生活費に困っています。
夫が給料のほとんどを本国に送金してしまう。」という。
「ご主人は、キリスト教ですか?」
「はい。」
彼女の場合、結婚されてから2年間は何の問題も無かったというが、
この前、車を事故って思わぬ出費がかさんでから、生活費が苦しくなり始めたという。
フィリピン人は男性も女性も、とても家族を大切にします。
ただ、あまり貯金するという習慣が無い人が多いです。
悪く言えばあるだけ使ってしまう所があります。
だから、日本人の貴方がいざという時の為に、ヘソクリしないとダメですよ。と言いました。
しかし、あるだけ使ってしまうという理由の1つに宗教観があります。
フィリピンの方は、キリスト教(カトリック)の方が多く、
日曜日には家族全員で村の協会に行き、
生まれた子供はすぐに洗礼を受けさせるので、結婚する前からその覚悟も必要です。
きっと結婚すると、キリスト教になって欲しいと改宗を求められる事もありますよ。
それは大丈夫ですか?と聞いたりもします。
そんなキリスト教の影響もあるのでしょう。
フィリピンの方は、誰かが困っていて、自分に余裕があると、
すぐに困っている人を助けてあげるんですよ。
その代わり、自分が困ったら、きっと助けてもらえると信じています。
だから、自分に余裕があると、母国に居る両親や兄弟に送金してしまうのです。
6年半前、東日本大震災が起きた時、
フィリピンからは、3億円近くの義援金が東北に届いた。
この金額はフィリピンよりも裕福な韓国やイタリア・ドイツ・ロシアやカナダなどよりも多かったのである。
その中には、家も無く、路上で暮らしていたり、墓で暮らしている人達がいる村でも
1ペソキャンペーンという子供による募金活動が行われました。
1ペソとは、日本円で2円です。
たった2円と思う人もいるでしょうが、家族が1日100円でやっと暮らしているという人にとって、
見も知らずの日本人に、その中から2円を寄付するというのは大変な事です。
それも子供ですから、大した小遣いも持っていないのに、その中からですよ。
それでも、3万9千ペソが集まったそうです。(74000円)
3万人以上の貧しい子供達が、震災で困っている東北の子供達に寄付をした事になります。
「そんな国の人のなのですよ。貴方の御主人は・・・」
彼女はヘソクリ頑張ってみます。と言って、電話を切られた。
END
