●車の車検、1700円でした。
今日のブログを読めば、貴方もひとりで車検に行けますよ。
一昨日、初めて自分で車検に行ってきました。
皆さんは、車を持っていますか?
多分、自分は持っていなくても、夫や子供や彼氏が持っている事でしょう。
そんな車を持っている人にとって、頭が痛いのが2年に一回来る車検です。
なにしろ、お金が掛かります。
■まず、自動車重量税。 これが25,200円
■そして自動車損害賠償責任保険(24ヶ月)が24,800円
この合計5万円は、法定費用ですから、どこでやっても絶対払うお金ですね。
ちなみに小型車だと、3万3000円くらいでしょう。
料金が違ってくるのは、ここからです。
下の2つの費用が必要となる訳です。
■検査費用
■車検申請代行料
それで、貴方が上の2つをどこに頼むかで料金が違ってくるわけです。
大抵は、上の検査費用と、車検申請代行料の合計でいくらと言われますね。
■まず、貴方が車を買った所やディーラーに頼むと、6万円位かかります。
■次に、良く使うガソリンスタンドが代行でやっているので、
私の場合は、今までそこに頼んでいました。これが4万円でした。
■車検専門の会社や、車検に力を入れている整備所に頼むと2万円です。
(ちなみに、外車だと1万円高くなるかもしれません)
ただ、これは最初に提示される値段であって、
あくまで検査しないと最終値段は分かりませんと言われます。
そして、下の様な費用が掛かると言われるかもしれません。
■ブレーキオイルが漏れています。修理しないと。2000円
■オイルがかなり汚れています。オイル交換した方がいいですね。3000円。
■エレメントの交換しておきました。2000円。
■オイルフィルターを交換しておきました。1000円。
■前のタイヤが摩耗しているので、後ろのタイヤと交換しましょう。1000円
■タイヤがかなり摩耗していて、タイヤ交換しないと車検が通りませんよ。3万円
■右のブレーキパットがかなり減っています。交換します。1万5000円
■エアフィルターを交換しましょう。3000円
■ベルトを交換しましょう。5000円
■車を預かるので、その間、代車を必要なら代車費用が5000円掛かります。
勿論、古い車や調子の悪い車は、検査してもらった方がいいですよ。
でも、最終的に2万円だと思っていたのが、3万円になっていたり、
4万円だと言われていて、検査したら5万円になっていたなんて事はざらです。
しかし、私達素人には、それが本当かどうか分かりません。
私も今まで、車検の時は毎回オイルフィルター交換とタイヤの交換を言われ、
払って来ました。今回もタイヤが摩耗しているから交換した方がいいと、
ガソリンスタンドで言われました。
でも、ウソだったのです。車に詳しい友人に聞いたら、
お前のタイヤは楽勝だと言われました。
車検代行の業者は、悪いまま通すと、免許停止になるので、
普通に車検を通すよりも、かなり厳しい基準で整備するそうです。
勿論、中にはウソついてボッタくる業者もいて、
漏れていないのに、漏れていると言ったり、高いタイヤを買わせるそうです。
そこで、今回私は、自分で車検を通してみようと思い立ったのです。
ガソリンスタンドに4万円払うのも高いし、一度経験してみたかったのもあります。
もう、何もかも初めてですから、
もし、貴方も初めてやるなら、ここからが参考になると思います。
●まず、どこで車検を受けたらいいのか? からでした。
ド素人もいいとこですね。
それで、インターネットで、「車検登録 千葉県」と検索してみたんです。
そしたら、千葉運輸支局で車検を受けれられるという事が分かりました。
●次に、何を持っていけばいいのか調べました。
すると、昔は自動車納税証明書が必要だった様ですが、
今は、お金と、車検証があればいいそうです。
私は念の為に、印鑑も持っていったのですが、必要ありませんでした。
●調べている過程で、大事な事を発見しました。
それは、車検を受けるのに、予約が必要なんです。
そこで、国土交通省のホームページに行き、https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reservationTop.do
まず、新規アカウントにメールアドレスと名前を書きました。
そして、メールを受け取ると、さっそくそのIDでログインして予約しました。
土曜と日曜は休みで、あとは午前と午後に別れていて、
私は午後を選びました。(通常午前の方がすいているそうですが)
ちなみに、15日先まで予約できるそうです。
ただし、私は明日予約しようとしたら、一杯でした。前日予約するのは難しい様です。
●当日不安だったので、千葉運輸支局に1時間早く到着しました。
まっすぐユーザー車検と書いてある6番窓口に行きました。
ユーザー車検とは、自分で車検を取る人が行く窓口です。
そこで車検をとりたいんですが、と言うと、「継続検査ですか?」と聞かれました。
「なんですか? 継続検査って?」と何も分からない私。
どうやら、今乗っている車を引き続き乗りたいので車検を取る場合は、継続検査なのだという。
そこで「そうです。」と答えると、用紙を3枚もらいました。
それが下の用紙3つです。
どの用紙も、持って来た車検証を見ながら書いていきます。
自動車検査表と、自動車重量税納付書は、ボールペンで書きます。
ゆっくり書いたのですが、10分もかからず書く事が出来ました。
ただ、3枚目の継続検査申請書は、上の部分を鉛筆で書き、
下の部分をボールペンで書く様に言われました。
これ印鑑を押す所があるんですが、忘れて提出したら、何も言われませんでした。
●3枚の書類を書き終わると、9番窓口に行く様に言われました。
9番窓口に行くと、自動車重量税を請求されました。これが25,200円
払うと、「保険はもう入っていますか?」と聞かれました。
「おとなの自動車保険に入っています。」と答えると、
「それは、任意保険ですよね。 自賠責保険は加入していますか?」と言われました。
心の中では、「最初から自賠責保険って聞いてよ。」と思いましたが。
「まだ入っていません。」と言うと、
「じゃあ、あそこに行くと自賠責保険の更新が出来ますよ。」と教えてもらいました。
そこで、自動車損害賠償責任保険に加入しました。24,800円
●ここまでは、書類を3枚記入してお金を払うだけですから、誰でも出来ますね。
問題はここからです。
午後は12時45分からだったので、私は6番窓口に5分前の12時40分に行きました。
そしたら、もう10人位の行列です。
しまった、暇だったんだから、もっと早く並んどけばよかったと思いました。
15分位ならんで印紙を貼った書類や自賠責の書類・車検証を見せると、
「ああ、後からやるのね。」と言われ、「4番に車を入れて。」と言われました。
後から気づいたのですが、プロの人は、ここに並ばず、午後12時45分には、
もう4番に車を入れていて、検査が終わってからここ6番に来てるみたいなのです。
でも、結果的に私は車を4番に入れる事を知らなかったので、来て良かったです。
●駐車場をから車を動かしたのは良かったのですが、はたして4番ってどこ?
広い千葉運輸支局をぐるぐる回ったのですが、4番が分かりません。
そこで、歩いてた職員に「4番に車を入れて。と言われたんですが・・・」と聞くと、
「あの建物の裏に回って。」と指刺されました。
車でそっちの方に行くと、車が並んでいます。
それも、地面に1番~5番までの道が書かれていて、4番のレーンには、
既に10台ほど行列が出来ていました。
ちなみに、多分4番が素人さんが多いユーザー車検なのでしょう。
レーンの地面の色が青くなっていて見やすかったです。
この時点で、時間は丁度13時。
●レーンに並んで15分位して、前から4台目位になると、
徒歩で青い作業着を着た検査員が車に近づいて来ました。
窓を開けると、自動車検査表と車検証を見せる様に言われます。
その2つを見せると、さっそく車検の始まりです。
最初は簡単でした。ライトを点けて、ロングビームにして、
右に曲がるのウインカーを点けて、左に曲がるのウインカーを点けて、
雨の時のワイパーをやって、ウインドウォッシャー液を出して。
ブレーキを押して、ハザードランプを点けて、サイドブレーキをしてみて。
最後に、車から出て、フロントを開けて見せました。
これで終わりかと思ったら、「ホイールキャップを外して」と言われたんです。
「えー、何だそれ?」私が分からないでいると、
「手で取れるから、早く外して。」と催促されました。
そこで、今まで外した事がないホイールキャップを手で引っ張って外したのです。
後から分かったんですが、車種によっては、ホイールに、
ホイールキャップやホイールカバーが取り付けられている場合があって、
私の車は買ってからまったくいじってませんが、ホイールキャップがついていた様です。
そして、工具箱にはホイールキャップを外す道具があるそうです。
それを知らない私は、手で4つのホイールキャップを外したので、大変でした。
手は油で黒く汚れるわ、手が少し痛いわで。
知ってたら、家で外して来るんだったわ。
外したホイールキャップは後で付けなさい。と入れたので、
とりあえず車の後部座席に積み、車を進めました。
(今も、後部座席に悲しく積んであります。です。)
●ちなみに、頭が当る部分を保護する為に、ヘッドレストがありますが、
たまに、外している人がいると思いますが、車検を受ける時はつけた方がいいです。
無いと、車検が通りません。
●いよいよ建物に中に入って検査です。
黄色い線のレーンからはみ出さない様に、車を進めます。
車を洗車する時と似ています。
最初はヘッドライトのテストでした。
さっきもヘッドライトのテストはやったのですが、
今度の検査は、ヘッドライトがちゃんと前を向いているかです。
それが終わると、ブレーキの検査です。
いきなり車が揺れます。震度3位でしょうか。
前方左の方にあるテレビ画面に、ブレーキを踏んでと文字が出ます。
それを見逃さない様に見ていて、ブレーキを踏みます。
次にサイドブレーキもします。
まぁ、テレビ画面の指示通りにしていれば、問題は無いです。
このヘッドライトとブレーキテストが車検の山場です。
ここがパスなら、ほぼ合格です。
●上が終わると、車を少し前進させてから、車から降りる様に言われます。
その時に、自動車検査表を持って出る様に言われます。
私が車の脇に立っていると、検査官が何やら管をマフラーに突っ込んでいます。
どうやら排気ガスの検査でしょうか。
まぁ、普通の日本車は全部パスするでしょうね。
終わると、機械に自動車検査表を入れる様に言われます。
入れると、パチンと自動的にハンコが押されます。それを2回程やると終了です。
何も言われないので、「車検、パスしたんですか?」と検査員に聞くと、
「パスしましたよ。」と言われました。「ありがとうございます。」と私。
この時13時45分。
つまり、車検の検査ラインに並んでから45分で終了した事になります。
●ハンコが押された自動車検査表を持って、
もう一度、6番窓口に行きます。
そうすると、新しい車検証とシールが貰えます。
そのシールを車の内側からフロントガラスに貼ると、車検終了です。
結局、私にとって今回一番大変だったのは、ホイールキャップを外すとこでした。
掛かった費用は、たったの1700円でした。
仮に車検が通らなかったら、通らなかった所だけ直して出直して検査出来ます。
それでも無理だったら、はじめて業者に頼めばいいのです。
もし、貴方が車を持っていなくても、
夫や彼氏や、子供達の代わりに貴方が車検を取ってあげたら、
かなり費用が浮くし、感謝されるかと思います。
また、友達の車を1万円で代わりに車検に持って行ってあげるという、
こずかい稼ぎにもなるかもしれませんよ。
知っていて損の無い情報だと思い、書いてみました。
一度、自分の勉強の為に、やってみるといいですよ。お金も得するし。
END
参考:おおざっぱライダーの乗車日記http://choito1pai.blog.fc2.com/blog-entry-189.html?sp
https://car-accessory.info/14884












