●記念日に、亡くなった貴方の愛しい人が望む事。
記念日とは、
亡くなった人の誕生日や命日、クリスマス(日本なら正月やお盆)
または、二人の結婚記念日や二人だけが重要に思っている記念日の事です。
命日は悲しい日でもあるので、記念日にはならないのではと思う方もいらっしゃるでしょうが、
こちらの世界では亡くなった日ですが、向こうの世界では向こうの世界での誕生日となります。
貴方にとって、愛しい人とは、
夫かもしれないし、彼氏かもしれないし、また、貴方の子供かもしれません。
そんな人が亡くなってしまうと、とても悲しいものです。
その痛みは、失った本人にしか分からないものでしょう。
だから、生前その人にとっての記念日がやってきても、
お祝いする気にはならないかもしれませんね。
でも、実際に亡くなった人は、そうでもありません。
生前貴方と一緒に祝った日を、亡くなった後も一緒に祝いたいと思っているのです。
では、そんな亡くなった人は、
貴方にどんな事をして、
自分との記念日を祝ってもらいたいと思っていると思いますか?
どんな事か、この時点で分かる方は、
きっと、もう既に何人かの霊に守られている人ですね。
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皆さんは、こんな話を聞いた事ありませんか?
「友達がオーディションに行くので、自分は興味無かったけど、
友達に付き添って行ったら、まさかの自分が合格してしまった。」
これに似た様な話が、霊能者の所でも起きた事がありました。
今日はその時の様子を書いてみたいと思います。
アメリカ人にとっても、霊能者に診てもらうというのは、
未知なる世界に足を踏み入れる様な感覚があるので、なんとなく不安で、
友達について来てもらうケースがあるという。
ある年の12月、霊能者の所に相談に来た女性と一緒に、
友人のAmy(エイミー)もついて来た事があったという。
エイミーは占いとかには、まったく興味が無い人で、
今日も友人にどうしてもついて来て欲しいと頼まれて、仕方なく来たのだった。
さっそく友人の霊視が始まった。
しかし、しばらくすると、
霊能者はチラチラとエイミーの方を見る様になった。
依頼してきた友人の事よりも、付き添って来たエイミーの方に何か気になる事がある様だった。
それでも何とか友人の霊視を終えると、
霊能者の方は、その友人に変な事を尋ねた。
「もしかして、今日ここに来たのは偶然じゃなかった?
エイミーに付き添ってもらったのも、どうしても誘わないといけないと思わなかった?」
すると、友人は、
「そうなんです。
電話でエイミーと話していたら、急に占って欲しくなって、
そしたら、絶対エイミーも一緒に来て欲しいと思って、
最初は乗り気じゃ無かったエイミーを、半ば強引に誘って来てもらったんです。」と言う。
それを聞いた霊能者が、今度はエイミーに尋ねた。
「ジョンという男性をご存知ですか?」
「はい。
2年前に亡くなった、私の婚約者です。」 と、エイミー。
すると、霊能者は、こんな事を言ったのである。
「実はね、今回貴方が友人に付き添って来たのも、
友人が私の所に来たのも、
みんなジョンが意図した事だと思うの。
エイミー、貴方、今、職場の方からプロポーズされているけど、
それを断ろうとしているでしょ!
でもね、ジョンが言うの。
彼は良い人だから、彼についていきな。って。
ボクは君を幸せに出来なかったけど、彼なら君を幸せにしてくれるよ。って。」
実は約3年前、
エイミーは6年間付き合ったジョンと婚約したのだが、
その5ヶ月後、結婚式を間近かにしてジョンが交通事故で急死してしまったのである。
エイミーはショックで職場を1ヵ月休んで傷心しきっていたのだが、
そんなエイミーを元気づけて支えたのが、職場のA君だったという。
この12月そのA君が、カルフォルニア州に転勤になる事になった。
すると、A君はエイミーに、一緒にカルフォルニアに来て欲しい。
つまり、結婚して欲しいと、告白してきたのである。
しかし、エイミーはジョンとの事が忘れられず、A君の事は好きだったが、
まだ誰かと結婚するとまでは考えられなかったのである。
霊視で現われたジョンは、こうも言ったという。
「来週は、ボク達の婚約記念日だね。
最後に一度だけ、ボクがプロポーズしたレストランで、
ボク達の婚約記念日を、祝って欲しいんだ。
その時に、ボクの写真を君と対面したテーブルの上に置いて欲しい。
それをボクとは最後にして、
君はA君と幸せになるんだよ。」
エイミーはその後、ジョンとの婚約記念日を思い出のレストランで祝い、
A君とカルフォルニアに転勤して行った。
亡くなった人が、亡くなった後も記念日を忘れず、大切にしている事は多いという。
つまり、亡くなった人の記念日には、もう一度、
「二人の思い出の場所に、写真を持って行って欲しい。 」との事でした。
もし、貴方の大切な人が亡くなって、まだ悲しみの中にいて、
しかも、亡くなった貴方の愛しい人との記念日が、
近くやってくるなら、
もしかしたら、
貴方がこれを読んだのも、その人の導きかもしれません。
「ねぇ、元気だしてよ!
また、生前の時の様に、あそこで一緒に祝おうよ。
いつも君を、見守ってるからね。」
END