●子供が自殺する魔の三日間

 

 


それは6日後にやってくる。

 

 

夏休みが終わり、学校が始まる日が、

 

 

子供の自殺が1年で最も多い日なのである。

 

 

もっと言えば、その前後を含めた3日間が危ない。 

 

 

魔の3日間である。

 

 

 

 

 

内閣府が過去40年間を調べたところ、

 

8月31日に自殺= 92人
9月 1日に自殺=131人
9月 2日に自殺= 94人

 

だったという。

 

 

子供がいる方にとっては、他人事では無い。

 

 

では、どう気を付けたらいいのか。

 

 

 


専門家によると、自殺の前兆がある時があるという。

 

 

それは、

 

■まず、学校に行きたがらない。

 

■夏休みの宿題をやらない。

 

■具合が悪いと言って寝込む。

 

■食欲が無くなったり、食事が美味しく無いと言ったりする。

 

 


こういう行為は、一見子供のワガママとも思える行為ですが、

 

 

こと9月1日を挟んだ3日間は、注意しないといけません。

 

 

体の調子が悪いとか、食欲が無いとかというのは、子供の仮病かもしれませんが、

 

 

仮病であれば、逆にそれは自殺のSOSのサインかもしれないのです。

 

 


そこにはお母さんが知らない、イジメや虐待が隠れているかもしれません。

 

 

親からしてみれば、そんな些細な事で・・・と思う様な事でも子供は死ぬのです。

 

 

だから、せめてこの3日間だけは、「何で宿題しなかったの! 遊んでばかりいるから」

 

 

とか、やみくもに子供を怒らず、話を聞いてあげましょう。

 

 

なんで学校に行きたくないのか、根気よく聞いてあげましょう。

 

 

自殺しそうな子は、そうは言っても、

 

 

最初はきっと、何も話さず、沈黙して何も言わないのが普通です。

 

 

そこで普通なら、「何も言わないと分からないじゃないの?」と言ってしまう所ですが、

 

 

そこをグッと我慢して、一緒に沈黙の時間を共有してあげましょう。

 

 

時々背中をさすってあげたりしながら、お母さんは心の中で、

 

 

お子さんにテレパシーを送ってみて下さい。

 

 

「お願いだから、何でも話してちょうだい。

 

 虐められているなら、話してちょうだい。」とテレパシーでお願いしてみてください。

 

 

子供が自分の口から話してくれるまで2時間かかるかもしれません。

 

 

それでもこの3日間だけは、自殺するかもしれないので、

 

 

沈黙の時間を子供と二人でだけの時間として、共有してあげて下さい。

 

 

もし、子供が学校へ行きたくないというのが深刻に思えたら、

 

 

最悪、最初の2日間は熱があると言って、学校を休ませる事も考えましょう。

 

 

それでとりあえず、魔の3日間は通り過ぎた事になります。

 

 

また、学校へ行くと言ってくれても、何か心に引っかかると思ったら、

 

 

この魔の3日間だけは、校門まで送り向えしてあげるのも良いと思います。

 

 

 

 

私は親が、出来なかった子供の夏休みの宿題をやってあげてもいいと思っています。

 

 

 

ちなみに、私の場合、

 

夏休みが終わっても宿題をやっていなかった事が多々ありました。

 

 

例えば、図画工作の宿題なんか、図画の最初の授業を調べると9月5日だったので、

 

 

9月4日の夜に急いで作った事がありました。

 

 

大体夏休みの宿題なんか、ただやればいいのです。

 

 

感想文も、途中のサブタイトルだけを読んで適当に感想書けばいいんですよ。

 

 

難しそうな算数の宿題も、さっさと間違った答えを書いて出せばいいのです。

 

 

やってあればそれでいい。

 

 

夏休みの宿題なんて、適当でいいんですよ。

 

 

そんな事をしたら、成績に影響するって?

 

 

それは無いでしょ。

 

 

私が先生だったら、ある子は自分でやって、ある子は父親にやってもらった。

 

 

そんな物を成績に影響させはしません。

 

 

もし、そんな不公平な夏休みの宿題を成績に反映させる先生がいたら、即刻クビにすべきです。

 

 

 

先生はバカな答えを怒りはしないのです。 他の子の手前、やっていない事だけを怒るのです。

 

 

 

私はそんな気楽な気持ちで夏休みの宿題をやっていました。 怒られませんでしたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最後に、こんな実話を・・・

 

 


中国の重慶市内のアパートに3人の家族が住んで居ました。

 

 

お父さんの劉夢金さんは、妻と広安市三山町に食料雑貨店を営んでいました。

 

 

しかし、7歳になる息子の劉洋ちゃんは、

 

 

生まれつき言語障害で、いっさい言葉が話せませんでした。

 

 

ご両親は、なんとか息子が話せる様にと、あちこちの病院を訪ねて、

 

 

それまでに治療費もかなりかけたのですが、

 

 

やっといくつか単純な数字が言える程度にしか治らず、

 

 

会話になる様な言葉は一切話せる様にはなりませんでした。

 

 

結局、店も休みがちだったので、1万元以上の借金だけが残ったのです。

 

 

 


残された借金と、儲からない店。

 

 

そして、喋れない息子にうんざりした母親は、

 

 

「さよなら」も言わず、二人を残して荷物まとめて家を出て行ってしまいました。

 

 


喋れない息子と、借金だけが残ったお父さんは、

 

 

もう生きていても希望が無い。

 

 

息子を殺して、自分も死のう。

 

 

 

 


そう思うと、農薬を買って来て、それをコップに注ぎ、

 

 

息子に飲ませようとしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、

 

 

 

 

息子は、目にいっぱいの涙を溜めながら、

 

 

喉の奥から搾り出す様にして、

 

 

 

 

 

 


「パパ、

 

 死にたくない。」 と言ったのです。

 

 

 


それは、息子が産まれてから7年、初めて喋った言葉でした。

 

 

それを聞いて、劉夢金さんは、息子を抱きしめ、自殺を思い留まったのでした。

 

 

 

 

市立救急センターの口腔科学科のZhang博士いわく、

 

この種の言語障害は治療が難しいのだが、

 

希に、恐れや刺激を受けて突然話せる様になる事があるという。

 

 


その後、この騒ぎを聞きつけた近所の人々が、

 

劉夢金親子が困らない様にと、お米や食事を差し入れてくれる様になった。

 

また、ベッドとキャビネットしか無いわびしい部屋を見た家主は、親子にテレビをプレゼントしたという。

 

END

 

 

参考:阿修羅新聞http://tw.aboluowang.com/2007/0314/33949.html
大紀元http://www.epochtimes.com/b5/7/3/14/n1645154.htm
Record China https://www.recordchina.co.jp/b6508-s0-c30-p0.html