●赤羽ミイラ化死体遺棄事件(いち占い師が思う事)

 

 

今日は何を書こうかと、ニュースを見ていると、こんなニュースがありました。

 

 

まず6月5日、

 

東京都北区赤羽北にあるコインパーキングから警察に1本の110番電話があります。

 

 

駐車中の車から異臭がする。」

 

発見した人はコインパーキング委託の警備員で、異臭で警察に通報したとの事。

 

 

警視庁赤羽署員が駆けつけると、軽乗用車の助手席でミイラ化した遺体を見つけます。

 

 

遺体は、シートを倒した助手席で毛布に包まれた状態で横たわっていたといいます。

 

 

運転席側のドアは無施錠で、車は6月2日頃から駐車されたままだったという。

 

 

フロントガラスや窓には日よけ用のシートや黒い網が掛けられていて、

 

 

外から見えにくくなっていた。

 

 

 


この時点では、遺体の性別不明。

 

 

警視庁は死体遺棄事件として捜査に入ります。

 

 

 

 

 

 

その後、車は福島県いわき市の渡辺容疑者(53歳)の所有と判明。

 

 

警視庁が渡辺容疑者の行方を追ったところ、パートの勤務先に出勤していたということです。

 

 

渡辺容疑者は男性と車内で生活し、

 

 

去年12月に男性が死亡したと話しているということです。

 

 

遺体は一部がミイラ化していましたが、彼女は住所不定で、

 

 

ずっと車の中で生活していたらしい。

 

 

つまり、そのミイラ化した遺体と半年以上隣り合って寝ていた事になる。

 

 


渡辺容疑者は「放置していません。」と容疑を否認している。

 

 

しかし6日に都内の勤務先に出勤してきた渡辺容疑者を

 

 

死体遺棄容疑で任意同行して事情を聴いている。

 

 

同署によると、車の中に渡辺容疑者の勤務先が書かれたメモがあり、

 

 

男性の遺体は全身がミイラ化していたものの目立った外傷はないという。

 

 

彼女いわく

 

 

「男性は昨年12月に亡くなった。

 

 寒そうだったので毛布をかけておいた。」などと供述しており、

 

 

同署で男性が死亡した詳しい経緯を調べている。

 

 

 


こういう事件、遺体に毛布がかけれらていたとか、の場合、

 

 

警察は真っ先に、犯人を家族や親しい友人を疑うと言います。

 

 

つまり、死体愛が見られるという事で。

 

 

真相はその後のニュースを見ないと分かりませんが、

 

 

死体と半年も一緒に寝泊まりしていたとなると、

 

 

亡くなったのは夫か愛する連れ合いだったのでしょう。

 

 

車中泊をしている事から、葬式代なども無かったのでしょう。

 

 

もしかしたら、彼を病院に連れて行くお金も無かったのかもしれないと思ってしまいます。

 

 

もし、今回の発見が無ければ、

 

きっと彼女はこの先1年も2年も車中泊をして暮らしていたのでしょう。

 

 

ある意味、彼女は今回捕まって良かったのです。

 

 


占い師の私が言うのも何ですが、

 

 

こういう様な方から相談を受ける事もあります。

 

 

働いても、働いても家賃に消え、毎日食べるのも大変です。といった。

 

 

ただ、そういう相談をされると、口には出しませんが、決まって思ってしまうのが、

 

 

「占い料払うよりも、何か買って食べなよ!」と言いたい。

 

 

「そんな深刻な人から、お金取れないよなぁ。」

 

 

ただ、せっかく大切なお金をかけて相談してきたのだら、こっちも真剣に話を聞きますよ。

 

 

まず、絶対考えるのが、生活保護の話

 

 

意外と電話をかけてくる人が知らないのが、

 

 

「生活保護は、決まった住所が無いと貰えないと思っている。」

 

 

「そんな事無いんですよ。」と言うとビックリされる。

 

 

上の事件の彼女もそうだが、車中泊してて、決まった住所が無い住所不定

 

 

だから生活保護は受けられないと思いがち。

 

 

しかし、生活保護は、住所を持たない路上生活者でも、

 

 

友人の家を転々をしている人でも貰えるのだ。

 

 

例えば、上の事件の彼女の場合、

 

 

そのコインパーキングの住所を管轄している福祉事務所に相談すればいいのだ。

 

 

つまり、住民票の有無と生活保護はまったく関係無いのである。

 

 

また、福祉事務所に行って生活保護を申請したのだが、その時所員の方から、

 

 

まず、自立支援センターに行ってから職を探す努力をして下さい。」と言われて、

 

 

生活保護の申請すら出来なかったという相談もあった。

 

 

しかし、それも調べてみると、

 

 

どうやらその福祉事務所で対応してくれた職員に、良い様に追い返された様である。

 

 

だから、もう一度その福祉事務所に行くか、

 

 

嫌だったら、他の住所に移って、その管轄の福祉事務所に行って、

 

 

今度「自立支援センターに行きなさい。」と言われたら、

 

 

その人にハッキリと、

 

 

「私は自立支援センターには行きたくありません。

 

 まずは、今の生活を安定させる為に生活保護を受けたいです。

 

 それから、自立支援センターの事を考えます。」と言いなさい。とアドバイスした。

 

 

その後、彼女は住所を別の場所にしてからそこの福祉事務所に相談に行き、

 

 

みごと生活保護を受けられる事になったのである。

 

 

実は、自立支援センターに行っても職が見つからなかったら、生活保護を出す。

 

 

という考えが、福祉事務所にはある。

 

 

しかし、法律は違うのである。

 

 

法律は、生活保護を受けるのは、自立支援センターに行くよりも優先されるとあるのである。

 

 

これは2008年、社会党が国会で質問した時に、自民党がそう答えているのだ。

 

 

 

次に、電話をかけてくる人が意外と知らないのが、

 

 

「生活保護を貰えるのは、失業している人だけだと思っている。」

 

 

「そんな事無いんですよ。」と言うとビックリされる。

 

 

上の事件の場合も、彼女は車中泊しながら、パートの従業員として働いていた。

 

 

だから、もしかしたら、働いているから生活保護は受けられないと思ったのかもしれない。

 

 

しかし、法律は違う。

 

 

生活保護とは、日本人が最低でも生活出来る為の支援である。

 

 

もし、貴方が働いていても、家賃や介護、病院を抱えていたりして、

 

 

毎日食べるのにも困難で、アパートも出て行かないといけないという場合、

 

 

それは明らかに最低生活費を割っている。

 

 

つまり、生活するのに月13万必要なのに、8万しか無いのであれば、

 

 

足りない5万が生活保護として出る可能性があるのだ。

 

 

なぜなら、生活保護を受けるのに、働いているかいないかは関係ないのである。

 

 

大たい生活保護は、13万7千円出るらしい。(1人暮らしの女性に聞いた話によると)

 

 

だから扶養家族がいる場合には、もっと金額は多くなるだろう。

 

 

つまり、それ以下の生活なら、生活保護が受けられる可能性はあるという事だ。

 

 

ちなみに、相手(福祉事務所)も必死に出さない様に対応するだろう。

 

 

例えば、まず絶対言われるのが、

 

 

ハローワークに職を探しに行きましたか?」だ。

 

 

そこで、相談する前に、ハローワークには行く事だ。

 

 

しかも行っただけではダメだ。

 

 

ノート買って、いついつハローワークに行った。

 

 

その仕事にいついつ行ったが、断られた。

 

 

今日は草を食べた。など、自分が努力している日記。

 

 

毎日食が困窮している様子を日記としてつけておく様にとアドバイスした。

 

 

その結果、なんとかアパートを出て行かなくてもいい金額を生活保護として貰えたと言う。

 

 

だいたいこういう事を書くと、福祉事務所や国側の人から、

 

 

「余計な事を書いて」と攻撃されてしまうのだが、

 

 

今日は上の事件もあった事だし、あえて弱い立場の人の為に書いてみた。

 

 

 

 

 

職業病だろうか。

 

 

上の事件で、もう1つ気になった事があった。

 

 

それは、半年間も助手席にミイラとして乗っていた車自体である。

 

 


助手席に遺体があったり、

 

死亡事故があった車や、

 

車の中で自殺したり、

 

そして、今回の様に半年も死体が居た車

 

 


気なる方は、続きは明日のブログで・・