●犬の幽霊が意味するもの
早いもので、来週はもう6月に入ります。
そして、すぐに夏休みがやって来ます。
そこで今日はこんな話をしたいと思います。
日本にも幽霊屋敷や心霊スポットがある様に、
アメリカにも幽霊屋敷や心霊スポットが多数ある。
夏休みになると、肝試しと称して心霊スポットに出かけるのは、
日本人もアメリカ人も一緒の様です。
アメリカの霊能者の方が、そんな心霊スポットについて、
ある興味深い話を教えてくれたので、今日はその事について書いてみたいと思います。
私が住んで居たシアトル市から国道90号にどんどん沿って南下すると、
インディアン居住地があるのだが、
そこまでの途中にある山林に、今は誰も住んで居ないという屋敷があり、
そこに幽霊が出るという噂が広まった事があった。
私は行っていないが、霊能者の方に、
その幽霊屋敷に行った事があるか聞いた事がありました。
すると、霊能者の方が、
「ああ、あそこ。
あそこは行かない方がいいよ。」と、言う。
なぜか聞くと、
少し霊感があるという霊能者の友人が、近くに行った事があったらしい。
その友人いわく、
もう何十年も誰も住んで居ない屋敷で、周りに家も無いのに、
なぜかその屋敷から犬の吠え声や、実際にその屋敷に肝試しに行ったという学生が、
犬の幽霊を見たという目撃情報まであったという。
きっと、皆さんの中には、
犬の幽霊なら行って見てみたいわ。という方も居るだろう。
しかし、霊能者の方は、
幽霊屋敷など他人の領地の中にある心霊スポットに入る時に出会う、
犬の幽霊には気をつけた方がいいと警鐘を鳴らす。
私達が犬をペットとして飼う場合、
それは大きく2つの飼い方に別れるかもしれない。
1つは、愛玩用。
そして、もう1つは番犬である。(外犬)
勿論、その両方を兼ねるという場合もある訳だが、
普通に生活している分には、私達が出会う犬の霊は、
ほとんどが亡くなった可愛いペット達の霊で、
残された飼い主が心配で、見に来ていたり、
亡き家族と一緒に現われたりと、犬の霊と言っても可愛いものです。
ただ、霊能者いわく、
上の様な心霊スポットで出会う犬の幽霊は、番犬なのだと言う。
そしてその意味は、
これ以上、中に入るな!とか、
それ以上近づくな! という警告で、犬を放っているのと言う。
そして、犬の幽霊が居る以上、そこには人間の幽霊が少なくとも1人以上居て、
その人間の幽霊も、私達侵入者に対して、
敵意があるから犬を差し向けているはずだと指摘する。
つまり、その幽霊屋敷には、
私達に敵意を持った犬の霊と、
私地に敵意を持った人間の霊の両方が居るというのだ。
こういう場合、警告を無視して入ると、怪我をしたり、怨まれたりする事があると言う。
それはまるで私達の世界の番犬と同じかもしれない。
番犬のいる家に、家主に黙って入ると撃たれたり、噛まれたりと、
思わぬ反撃に出られる事があるのと同じだ。
そんな訳で、
もし、貴方が夏休みに、
肝試しと称して、幽霊屋敷などの心霊スポットに行く時があって、
その時に、犬の気配や犬の幽霊を見たら、
それは警告の合図だったりするので、
途中からでも、引き返した方がいいかもしれない。
END