●意識不明
よく新聞やテレビで事故などがあると、
意識不明の重体です。などと報道される事があります。
意識不明とは意識が戻らない状態で、かなり危険な状態とも言えます。
でも絶望的とは断言出来ません。
最初はほぼ助からないと言われていても、2割の人は助かっているからです。
長く占いの仕事をしていると、
そんな意識不明になっている息子を助けられないでしょうか?
という様な相談も受けた事があります。
そういう場合の私のアドバイスは、
●亡くなった御先祖の内、女性のご先祖様、例えば亡きお祖母さんの写真を、
病室に持っていき、助けてくれる様に頼む。
●家族が息子さんの耳元で話しかけてあげる。
●オレンジ色の花を飾り、花にもお願いする。
●時々手を握ってあげる。
●個室なら、誰も居ない時はラジオや音楽を流しておく。
少し離れて暮らしている次女の方からの相談で、
「父が倒れて意識不明になって入院していますが、
お見舞いに行っても無駄でしょうか?」という質問も受けた事があります。
その質問には、
「無駄では無いですよ。行って声をかけてあげないさい。」と答えました。
こういうアドバイスは、私の勘から言っているのでは無く、
全て霊能者の方に聞いた話にもとづいています。
例えば、
意識不明になった本人は、はたしてベッドの上でどうしているのでしょうか?
ある時、意識不明のまま1ヵ月間入院していた息子さんが亡くなったというお母さんが、
アメリカの霊能者の元に相談に来た事がありました。
霊視が始まると、
やがて亡くなった息子さんが現れ、
そして、こう語ったのだそうです。
「母さん、ありがとう。
母さんが、ずっと傍に居て、手を握ってくれてたの知ってたよ。」
つまり、意識不明であっても、ベッドの上の息子さんは、
お母さんが傍に居た事が分かっていたのです。
こういう事を聞いていたので、先の質問で私は、
意識不明であっても、お父さんをお見舞いに行きなさい。ムダではありませんよ。
と答えたのです。
また、息子さんの霊はこう続けたといいます。
「ボクが死ぬ2日前に、ボクの魂は体から離れて宙に浮いたんだ。
そしたら、病室の天井辺りから母さんと父さんと妹が見えたよ。」っと、
お母さんの他にも、病室にお見舞いに来た妹の姿も分かったと言ったそうです。
ここまでの話になると、私の専門外なので、難しい問題ですが、
とにかく、それ以来、私は相談者の方には、
「意識不明になっても、お見舞いに来てくれた人の事は分かるんですよ。」と言っています。
最後に、こんな実話を。
1999年。中国の山東省。
張玉華さんは、イベントの司会などの仕事をしていた。
ホテルでの結婚式などでは、ラブソングを歌ったりしたという。
そんなある時、
そのホテルで働いていた宋玉煥さんと出会い、恋に落ちる。
やがて二人は結婚。
幸せな新婚生活が始まった。
ところが、悲劇はその直後にやってきたのである。
突然、奥さんが倒れて、そのまま意識不明に・・・
検査の結果、医師から言われたのは、
「意識を取り戻す確率はゼロに等しい!」という宣告だった。
植物人間になってしまった妻。
周りの人達は、彼にもうあきらめる様に諭したが、
彼はそんな妻を、総合病院に入院させ、看護を続けた。
しかし、半年経っても妻は植物人間のまま、なんの回復の兆しも見えなかった。
張玉華さんは、そんな妻の入院代を払うだけで精一杯。
自分はほとんど食べられないという極貧生活になってしまった。
それでも、仕事の合間に毎日妻をお見舞いに行った。
そんな時、彼はある事を思い出す。
そうだ!!
そう言えば、妻は生前、
「あなたの歌う歌が、とても好きなの。」と言ってくれたんだ。
お金も無く、貧乏なボクだけど、
歌だけなら、歌ってあげられる。
そう思うと、
それから張玉華さんは毎日、妻の耳元でラブソングを歌って聴かせた。
しかし、1年経っても、妻は植物人間のまま、変化は何も無かった。
やがて2年が過ぎ、
それでも張玉華さんは毎日、妻の耳元でラブソングを歌って聴かせた。
その姿を見た親戚達は、張玉華さんに、
「そんな事をしても、無駄だ!」
「呆れた奴だ、バカもほどほどにしろ!」と陰口をしたという。
それでも彼は、妻の為に歌うのを止めようとはしなかった。
やがて、3年半の月日が過ぎた。
そんなある日、張玉華さんが妻の耳元で歌っていると、歌の途中で、
妻・宋玉煥さんの目から、一筋の涙がこぼれたのである。
医者からもう意識は戻らないと言われてから、初めての妻の反応だった。
張玉華さんは飛び上がる様に喜んだが、
残念ながら、反応はそれだけだった。
医者は偶然涙が出たので、意識は戻らないだとうと言った。
実際、4年目になっても意識は戻らなかった。
それでも妻は回復していると、張玉華さんだけは信じて、妻の前で歌い続けた。
やがて、張玉華さんが植物人間になった妻の耳元で歌い始めて、
5年の月日が経っていた。
すると、奇跡が・・・
突然、妻・宋玉煥さんの意識が回復したのである。
それだけでは無い、やがて会話が出来る様になったのである。
話しが出来る様になった妻は、夫と医者に、
1つだけお願いがあると語った。
それは、
「私は死んでもいいから、
夫の面倒をみてくれる様に、子供を産みたいんです。」と、
目が覚めただけでも奇跡的なのに、出産なんて、無茶だと医者は驚いた。
しかし、奥さんのたってのお願いに出産をサポートする事を約束した。
すると、また奇跡が・・・
半分無理だと思えた出産がうまくいき、
元気な女の子が生れたのである。
現在3人で幸せに暮らしている。
END
参考:中国の美好時報http://www.goodtimes.my/2017/12/09/78001/
exciteニュースhttps://www.excite.co.jp/News/net_clm/20110120/Rocketnews24_66486.html
