●正夢の正体
正夢(まさゆめ)とは、
実際に起きる事を、前もって夢の中でみてしまう現象です。
似たものに、予知夢というものがあります。
正夢と予知夢の違いは、大きく3つあります。
1■現実になる期間が違う
正夢を見た後、それが現実になるには比較的直ぐである。
例えば、数時間後や数日後、もしくは正夢を見ている同時刻に起きていたり。
それに対して、予知夢は数日先~何週間後だったり、何年後だったりする。
2■夢に登場する景色や人が違う
正夢に登場する景色や人は、よく知った人やよく知っている景色である事が多いのに対して、
予知夢では知らない人や知らない景色が登場する事が多い。
3■起き方の違い。
正夢で起きる現象は、直接的である。
例えば、お祖父さんが死ぬ夢を見たのであれば、その後お祖父さんが死ぬし、
誰かの葬式であれば、その後その誰かの葬式に出ていたりするし、
宝くじが当たる夢を見たその後、実際に宝くじが当たったりする。
それに対して、予知夢で起きる現象は、間接的である。
例えば、お祖父さんから貰った時計が壊れる夢を見た後、
その後お祖父さんが亡くなった。
テレビで葬式のニュースを見ている自分がいる夢を見た後、
実際に友人の葬式になった。
お金持になる夢を見た後、宝くじに当たった。
別の言い方をすれば、
予知夢で見た内容のメッセージや謎を解く事で、
未来に起きる出来事を防ぐ事が出来たりする。
それに対して、正夢で見た事を防ぐのは難しいとされる。
ただ、個人的には、どちらも似ているので、正夢を予知夢だと言っても、
予知夢を正夢になったと言っても間違いでは無いと思っています。
そんな予知夢と正夢ですが、
私はそのうち、正夢の正体が分かるものもある。
それが今日のお話です。
ある時、こんな電話相談を頂いた事がありました。
それはある若い女性からの相談だったのだが、
彼女は自分が見た2つの正夢に悩んでいました。
彼女は1年前に、田舎に住んで居るお祖母さんが亡くなる夢を見たそうです。
嫌な夢を見たなぁと思っていると、
その二日後、それが正夢となって、実際にお祖母さんが亡くなったのでした。
その時にもかなりショックだったといいますが、
決定的な出来事が、2ヵ月前に起きたのでした。
それは仲の良かった友達のA子が自殺したのです。
実はその前日、彼女はこんな夢を見ていたと言います。
メガネをかけた女の子が、大量の薬を飲んで苦しんでいる。
そして、彼女に救いを求めている様な夢。
目覚めてもはっきり覚えていたという。
それもそのメガネをかけた女の子は、A子ではないかと感じていました。
でも間違っていたらと思うと、A子に電話出来ませんでした。
私はA子を助ける事が出来たのに、それをしなかったのです。
祖母の死も、2日前に知っていながら、何もしなかった。
A子も、祖母も、私に助けを求めて来たのに。
私はそれに気づいてあげられなかったんです。
彼女は、自殺したA子さんが、まるで自分の罪の様に悩んでいました。
多分、お祖母さんの事があってから間もなかったのもショックだったのでしょう。
貴方なら、彼女になんと声をかけてあげますか?
私は彼女に、こう言いました。
「貴方は、お祖母さんとA子さんが亡くなる前に、
正夢でそれを知りました。
でもね。正夢って、防げないものなんですよ。
貴方は、二人に対して罪悪感を持っている様ですが、
二人は、貴方に助けを求めたから見せたのでありません。
二人は、貴方に最後のお別れに現れただけだったのですよ。
今まで、ありがとう。」って。
END