●2者択一での、人生の岐路
占いの相談を受けていると、
Aの男性がいいか、Bの男性がいいのか?と聞かれたりします。
また、
Aの会社に就職した方がいいのか、Bの会社に就職した方がいいのか?
と判断を尋ねてくる方もいます。
いわゆる2者択一での、人生の岐路です。
占い師としては、どちらが貴方と相性がいいかを出す事は出来ますが、
どちらを選んだら幸せになるかは、難しいところです。
なぜなら、相性の悪いAの男性と結婚し、別れて未亡人になったとしても、
それを慰めてくれたAの男性の友人と結婚して幸せになったという人もいるのです。
また、相性最悪のAの会社に就職して、そこがブラック企業である事が分かって、
落ち込んでいたのですが、すぐに辞めて本来の自分がしたかった美容の世界に
飛び込んで成功した女性もいます。
つまり、2者択一での、人生の岐路と思われる場面でも、
それは人生の岐路では無い事が多いのです。
私が良く相談者の方に言うのは、
Aの男性か、Bの男性か、迷っている。
そういう時、二人が好きと言うのは、二人とも本当に好きでは無い場合が多いのです。
こういう時は、一歩下がって、自分が1人に絞れるまで待つか、
それとも本当に好きなCの男性が現われたりします。
また、Aの会社かBの会社か迷っている時も、
本当はどちらも、その人の道では無く、本当の道は上の例で挙げた女性の様に、
美容の世界だったりします。
だから、2者択一での、人生の帰路だという場面が来たら、
一度立ち止まって、もう一度よく考えてみて下さい。
本当はどちらも、人生をかける程好きでは無いのではないのかと。
なぜなら、目の前に本当の自分の好きな道があるなら、
2者択一にはならないのです。
それでも、とりあえず、どちらか選ばなくてはならない時ってありますよね。
例えば、明後日までに住む家を決めないといけない時など、
決める時間に制限がある時など。
至急、どちらかの家に決めないといけない。と選択が迫られます。
そういう時は、自分の守護霊や魂に問いかけてみましょう。
こんな事を言うと、「そんな事が出来れば苦労しないわ!」と言われそうですが、
そう言わずに、まずは目をつぶって、
自分の守護霊様、そして、自分の魂に問いかけて下さい。
「どっちの家がいいと思ったか、教えてください」と。
すると、不思議と昼間見た2つ家の事が思い浮かんで来ると思います。
そして、こんな事を思い出すかもしれません。
■そういえば、Aの家を見た時、なんか変な臭いがしたなぁ。
■そういえば、Aの家の隣が気になったなぁ。
また、思い出したのは、家の事では無いかもしれません。
■そういえば、Aの家に案内してもらう時、合鍵がなかなか見つからないで、
家に入るのに5分くらいかかったなぁ。とか、
■そういえば、Aの家に行く途中で、車を降りた途端に転んで足を擦りむいたな。
それらの出来事は、偶然では無いかもしれません。
貴方の守護霊や先祖霊、もしくは貴方の魂が、
Aの家は止めた方がいいと、アドバイスを送っていたりするのです。
ある男性の方は、
バーで知り合った男性と、こんど仕事でも取引しましょうとその日に息投合し、
名刺交換しました。
翌日、さっそく電話して取引の話を進めようと思ったのですが、
もらった名刺が見つかりません。何処を探しても無いのです。
仕方なく、彼は昨日行ったバーに出かけて行き、バーテンダーに事情を話し、
またバーにメガネの彼が現れたら電話で教えて欲しいと頼んだそうです。
すると、3日後に彼がまたバーに来ていると電話があり、
直ぐにバーに行き、彼に会って謝り、取引をする事が出来たそうです。
しかし、3ヶ月後の事でした。
最初の少量の取引では、ちゃんと上手く行っていたので信用したのですが、
その後、大量注文になってから、お金が振り込まれなくなり、詐欺だと分かったのです。
彼の場合、もらった名刺が無くなった時点で、
守護霊や先祖霊からのアドバイスがあったのでしょう。
「この出会いは、止めた方がいい。」と。
私はよく相談者の方に、「自分の気持ちに正直になりなさい」と言う時があります。
なんか嫌だな。と思ったり、迷っているなら、、
「行かない。買わない。会わない。」
それは守護霊や先祖霊、貴方の魂からの忠告かもしれないからです。
そうなれそうなれば、私の様な占い師にお金を払う必要も無いのですよ。
なんか邪魔が入るな。とか、なんかスムーズにいかないな。とか、
なんかついていないな。と思う時、それは止めろというシグナルかもしれません。
そんな時は、もう一度初めから、
しようとしている行動そのものを考え直してみて下さい。
そんな時は、ドタキャンにしてしまう事で、相手に怒られるかもしれませんね。
でも、逆に言えば、たった一回のドタキャンで怒る様な付き合いは、
貴方の方から止めた方が、安全な時が多いのです。
END