●事故電

 

 


注意:

 

ちょっと今日は、かなり怖い話になってしまいます。

 

どうか、怖がりな人は、誰かに読んでもらうか、

 

今日の記事は、絶対読まない様にして下さい。

 

 

 

 

繰り返しですが、ウソではありません。


今日のは、超怖いと思って下さい。

 

あらかじめ忠告しておきますが、

 

怖がりな人は、読んで後悔するかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


占いの仕事をしていると、

 

 

たまに、不思議な話や、怖い話が舞い込んで来る時があります。

 

 

その一つが、今日取り上げるお話です。

 

 

 

 

 

 

ある時、こんな電話相談を受けました。

 

 

 

彼女の電話に、よくイタズラ電話がかかってくるのだと言うのです。

 

 

ただ、そのイタズラ電話が、ちょっと普通では無いイタズラ電話だと言うのです。

 

 

 


一般的には、間違い電話がもしかかってきたら、

 

 

貴方が出ると、相手は「すみません。間違いました。」と言って切るのが普通です。

 

 

でも、彼女にかかって来る電話をとっても、無言だと言うのです。

 

 

それが、かれこれ半年前頃から、月に2回位かかって来ると言います。

 

 


通称「無言電話」ですが、

 

 

彼女の場合は、他の無言電話とは、まったく違うモノでした。

 

 

と言うのは、

 

 

 


普通の無言電話なら、警察や電話会社に相談して、対処してもらう事も出来るでしょうが、

 

 

彼女にかかって来る無言電話は、発信者がいないのです。

 

 

 


どういう事かといいますと、

 

 

どんな無言電話やイタズラ電話でも、必ず発信者がいるものです。

 

 

でも、彼女にかかって来る無言電話には、発信履歴が無いというのです。

 

 

 


つまり、

 

 

電話が鳴ったり、光ったりして、彼女が出ても、

 

 

発信された相手の履歴が無く、

 

 

ただ、彼女の携帯が、鳴っただけ。もしくは、光っただけなのです。

 

 

 


しかも、そういう電話が鳴る時は、

 

 

決まって、真夜中だったり、雨が降っている時だと言うのです。

 

 

 

 

 

私は彼女に、イタ電がかかり始めた半年頃前に何があったのか聞いてみたのですが、

 

 

彼女にはまったく心当たりが無いというのです。

 

 

ところが、色々と彼女と話していると、

 

 

どうやら半年前に、携帯の番号を変えて、新しい番号にしたと言うのです。

 

 

つまり、新しい番号にしてから、不思議な現象が起き始めたと言うのです。

 

 

 

 

 

 

 

また他の女性からの相談では、こんなものがありました。

 

 

 


彼女の場合も、新規に電話番号を貰ってから、無言電話がかかってくる様になったそうです。

 

 

ただし、普通の無言では無く、

 

 

電話会社に対処をお願いすると、その電話番号は使われていなかったそうです

 

 

つまり、凍結されていた電話番号から、彼女に電話がかかっていたのです。

 

 

そう言えば、彼女の番号も凍結が解除されたばかりの番号です。

 

 

私が彼女に、事故電の話をすると、

 

 

彼女は妄想を膨らませたのか、こんな事を言いました。

 

 

「もしかして、こんな事ありますかね。

 

 心中した二人の電話番号が凍結されて、

 

 死んだ一方の人の電話の凍結が解除されて、

 

 今、もう一方の方から私に電話がかかってきている。」なんて・・・

 

 


いずれにしろ、彼女は私との電話の後、すぐに電話番号を変えたそうです。

 

 

 

 

 

 

 


私は上の様な電話を私は「事故電」 と呼んでいます。

 

 


皆さんは、事故物件というのはよく御存知だと思います。

 

 

賃貸物件などで、借りていた人が自殺したとか殺されたという部屋が、

 

 

また借りだされた場合に、その物件が事故物件として相場より安く貸されたりします。

 

 


実は、余り知られていない事ですが、

 

 

それが電話にもあるのです。

 

 

 

 

それが「事故電」、長く言えば、「事故電話番号」です。

 

 


例えば、誰かを怨みながら、自殺した人がいるとしましょう。

 

 

すると、その人が住んで居た場所は、事故物件となります。

 

 

遺体は遺族によって、火葬され、きっと持ち物も焼却されるかもしれません。

 

 

焼却される中には、今まで使っていた携帯電話もあるでしょう。

 

 

しかし、待ってください。

 

 

決して燃えない持ち物が、1つあります。

 

 


それは、携帯は燃えても、携帯番号は燃えないのです。

 

 

どういう事かと言うと、遺族の方は当然亡くなった人の携帯は解約します。

 

 

すると、その亡くなった人の携帯番号は、電話会社に戻される訳です。

 

 

 


そして、普通の人は、こう思うのです。

 

 

亡くなった人が使っていた番号は、永久欠番になってもう誰も使わないだろう。と・・・

 

 

 


しかし、皆さんは、以前ニュースでこんな事が報道されていたのをご存知でしょうか。

 

 


現在、携帯電話・スマートフォンには、

 

 

「090」「080」「070」の3つの電話番号が使用されています。

 

 

しかし、2013年から携帯電話・スマートフォン向けに開放されたばかりの「070」が、

 

 

来年の2018年には枯渇する見込み。

 

 

総務省は、この問題を解決する為に、

 

 

新たに「060」を開放する方向で検討を進めている模様。

 

 


そう。今となっては、小学生も携帯を持っている子がいる時代。

 

 

こんなにあっという間に携帯やスマホが急激に普及するとは思っていなかったのです。

 

 


つまり、現在、携帯番号枯渇問題が深刻化しているのです。

 

 


だから亡くなった人が使っていた番号は、

 

 

永久欠番なんかにはなっていないのです。

 

 

 


私が、上の相談者の携帯の電話会社に電話して問い合わせると、

 

 

返却された電話番号は、1年間は凍結するそうですが、

 

 

その後は、他のお客様に割り当てられるそうです。

 

 


しかし、調べて見ると、それには特に決まりは無く、

 

 

それぞれの電話会社の裁量に任されているそうで、

 

 

電話会社によっては、2年で凍結を解除する所もあれば、

 

 

わずか3ヶ月で凍結を解除して、新規のお客にその番号を配布する所もある様でした。

 

 


つまり、亡くなった人の電話番号は、

 

 

いずれまた誰かが使う事になると思っていい様です。

 

 

 

 

さて、そんな上の女性の相談者の方へはこんなアドバイスをしました。

 

 

当時はまだ殆どの人は、ガラケーの携帯電話を使っていたので、

 

 

まずは、メニュー画面にして、数字の「0」を押します。

 

 

すると、自分が今使っている携帯の番号やアドレスが出てきます。

 

 

そして、その番号が出ている携帯画面を出したまま机の上などに置いて、

 

 

その前に、お水かお茶を供え、手を合せてながら、

 

 

「○○○○○○番号を使っていた方へ、どうか成仏なさって下さい。」

 

 

と成仏を祈ってあげる。(可能なら、お線香を1本点す)

 

 

それから、やっぱり彼女には、

 

 

すぐに番号を変えてもらう様に、言いましたね。

 

 

 

 


ちなみに、私の所への相談では無かったのですが、

 

 

他の占い師の方に聞いた話ですが、

 

 

新規の番号を貰ったので、履歴も名前も真っさらなはずなのに、

 

 

メニュー画面を出して「0」を押して自分の携帯番号を確かめたら、

 

 

誰かの顔が登録されていたなんて事があったそうです。

 

 

こんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれにしろ、

 

 

私が思うには、新しい携帯番号をもらってから、

 

 

3ヶ月間、何も無かったら、特に問題は無いと思っていいです。

 

 

なんか、番号を新しくしてから、電話機で嫌な事が起こり始めたら、

 

 

電話機には問題は無いのが、普通ですから、

 

 

電話番号だけを変える事も考えてみてはどうでしょうか。

 

END