●お父さんと一緒
今日は何を書こうかと、最近の新聞を見ていると、こんな事件があった。
今月7日、宮城県警は仙台市の男女4人を逮捕したという。
容疑は石原さとみさんや、GReeeeNらの偽のサイン入りグッズを、
インターネットオークションに出品して、現金をダマシ取った詐欺容疑だという。
サインは印刷ではなく、本物の筆跡をまねて手書きされていて、
被害者は6000人にものぼるという。
こういう事件は以前からありました。
でも、有名人のサインが入った物って、誰でも欲しいですよね。私も欲しいですし。
だから、もし貴方が欲しいという有名人のサインが、
インターネットで売られていたら、買う前に調べて見て下さい。
■その売主は、他にも同じ人のサインを沢山出品していないか。
■その売主は、過去に同じ人のサインを沢山売っていないか。
この2つを調べるだけでも、かなり安全になります。
皆さんも大切なお金で偽物を買わない様に、気を付けて下さいね。
さて、
皆さんは、有名人や憧れの人から、サインをもらう事ってありますよね。
ある人は、ちゃんと色紙を用意して、そこに書いてもらったり、
ある人は、写真集を買って、その上に書いてもらったり、
写真やポスターの上に書いてもらったり、着ているシャツに書いてもらったりと、
サインの貰い方は、人それぞれだと思います。
しかし、有名人や憧れの人から、サインをもらう時、
最高のサインの貰い方が、あるのです。
こんな事を言うと、きっと皆さんは、
そんなサインを貰う時に、最高な方法など無いだろ。と思うでしょう。
でも、私の答えを見たら、きっとこう思いますよ。
それは凄い! 最高のサインのもらい方だ!
今度絶対私もやってみよう。と思うはずですよ。
それほど、最高のサインの貰い方なのです。
答えは、後半で述べますので、それまで、
最高のサインの貰い方とは、どんなものか、少し考えてみて下さい。
考える事は、脳を鍛えて、ヒラメキを生み出す為に良い事です。
この時点で、当たった人は、流石です。
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さて、ある時、こんな大学生の女の子(ヒロミさん)が電話相談してきました。
2週間前に、大好きだったお父さんを病気で亡くして、
それ以来、寂しくて、寂しくて、大学に行ってもウワの空で、
まったく勉強に身が入らないと言うのです。
聞くと、今通っている大学は、お父様がご卒業した大学と同じで、
ヒロミさんも父親が喜ぶと思って、この大学一本で頑張って入った大学だったそうで、
合格した時には、父親と抱き合って喜んだといいます。
でも、そんな父が亡くなった今、むしろ悲しみが増し、大学も休みがちだそうです。
しかし、私が彼女にある提案をすると、
彼女は再び元気を取り戻し、大学へ行く様になりました。
では、私が彼女(ヒロミさん)に、どんな提案をしたか想像出来ますか?
実は、上の最高のサインの貰い方と、少し似ている所がある答えです。
だからこそ、今回両方を取り上げたのですが。
どちかが、分かると、両方の答えが分かるかもしれません。
少し考えてみてから先に進んでみて下さい。
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では、まず最高のサインの貰い方の答えから。
例えば貴方が、偶然にも安室奈美恵さんに遭遇してサインを貰える状況になったとします。
こんな機会は、もう二度と巡って来ないかもしれません。
だから、色紙も用意出来なければ、写真集やポスターも無いかもしれません。
仕方なく手持ちの本や紙切れにサインを貰う事でしょう。
そこまでは仕方ない事です。
つまり、私の答えは、どこにサインを書いてもらうかでは無いという事です。
また、サインって、他の人も沢山もらっていますよね。
だから、世界で唯一の物では無い訳です。当然ですが。
実は、サインと同じくらい大事な物を、
ほとんどの人は見落としているのです。
そして、それこそが、私の答えなんです。
それは、
有名人がサインをしてくれている、その筆記用具です。
どういう事かと言うと、
有名人は歩いている時、別に筆記用具を持ちながら歩いている訳では無いので、
大抵は、サイン下さい。とお願いする人が、ペンなどを用意して、
色紙とペンを同時に有名人に差し出します。(有名人が自分の筆記用具を使う場合はダメですが)
そして、有名人はそのペンを使ってサインを書くことが多いでしょう。
書いてもらったサインは、視覚的に、そのサインを見るたびに、
ああ、あの時、安室奈美恵さんが私の為にサインしてくれたんだと思い出せるので、
ファンにとっては、とても重要なものですよね。
でも、サイン自体は、紙とペン先が触れ合って書かれたものですから、
安室奈美恵さんが、そのサインに直接触れた訳では無いのが普通です。
もしくは、触ってもどこ触ったのか分からないし、普段貴方が使う事が出来ません。
でも、ペンは違います。
安室奈美恵さんが、そのペンを握りしめ、短時間ではあっても、
貴方の為に心を込めて書いてくれたペンなのです。
もし、新しいペンを開封して手渡した物なら、そのペンは、
この世で、貴方と安室奈美恵さんの二人だけしか使っていないペンとなるのです。
また、色紙は家に起きっ放しですが、ペンなら、学校にも会社にも持って行け、
常に貴方と安室奈美恵さんだけが使ったペンを使って勉強や仕事が出来るのです。
つまり、サインと同じ位貴重なのは、サインを書いてくれた筆記用具なのです。
きっとこれを読まれている方の中にも、
あこがれの人が使ったペンを使って勉強したいと思う人はいると思いますよ。
よって、最高のサインの貰い方は、
サインを書いてる間、ずっとその有名人が貴方の為に、
心を込めて握っていた筆記用具を大切にする。でした。
よく、朝のテレビで外国の有名人にアナウンサーがインタビューと同時に、
サインを貰うシーンを見かけるのですが、そんな時、いつも思うんですよね。
きっと、あの俳優が書いたサインは大切にするんだろうが、
サインを書いたあのペンは、どこかに放って無くなるんだろうなって。
勿体ないなぁ。って。 あの俳優が触って使った上に貰える唯一の物なのにって。
次に、大学生の女の子(ヒロミさん)が、大の仲良しだった父親を亡くして、
学校へ行く気力を失くしている状況で、私が提案した事、
それは、
「ヒロミさんは、お父さんの事、大好きだったんだね。
お父さん、貴方が自分と同じ大学に合格して、ホントに嬉しかったんだろうね。
でも、自分の事で、ヒロミさんが大学行かなくなったら、悲しいと思うなぁ。
お父さんが、普段使っていた筆記用具は、ある?」
「はい、いつも使っているボールペンがあります。」
「そう。
じゃあ、そのボールペンを大学に持って行って、使ってみてあげて。
きっと、お父さん、ヒロミさんと一緒に大学に行って、
一緒に勉強しているって、喜ぶと思うなぁ。」
「父さんと一緒に大学行こうな。 ヒロミ。」
END
