●重い女と言われた。

 

 


占いの仕事をしていると、女性客の多くは恋愛問題だったりします。

 

 

そんな相談の中で、時々あるのが、

 

 

彼氏に「重い女って言われました。」と泣きついてこられる方がいらっしゃいます。

 

 

それが原因で、もうフラれてしまった人もいれば、

 

 

まだ付き合っていて、これからどうしたらいいのか、相談してくる場合もあります。

 

 

 

 

では、一般的にみて、「重い女」とは、

 

 

どういう女性の事を指しているのでしょうか?

 

 

勿論、体重が重いという意味ではありませんよぉ。

 

 

 

 

 

通常、重い女と言われるのは、大きく3つに分かれる様です。それは、

 

 

 

 

1■束縛型の重さ

 

これを感じる男性は、こう言います。

 

彼女がボクの行動を常に把握したがる。

 

女性はその気が無くても、毎日メールが多いと、男性はそう感じるそうです。

 

また、来るメールが異常に長いとか、Lineの返信が遅いと催促してくると、

 

監視されている様で、束縛を感じると言うのです。

 

彼女がこっそりボクのスマホをチャックしたり、待ち伏せしたりする。

 

そして、仕事よりも自分の都合を優先する様に束縛してくる。

 

例えば、仕事に忙しい時に、会いたいと言って来たり、断ると、

 

仕事と私、どっちが大事かと選択させたりする。

 

また、好きという言葉を言わせようとする。

 

 


2■母親型の重さ

 

これを感じる男性は、こう言います。

 

母親の様に尽くしてくれるのは、嬉しいんだけど、やり過ぎ。

 

勝手に部屋にあがりこんで、掃除したり、オレの物を断舎利する。

 

勝手に手料理を作って出迎えるだけでなく、

 

食事が偏っていると注意して、好物が食べれなくなった。

 

頼まないのに、勝手に洗濯した上に、

 

ファッションがダサいと頻繁に注意してきて、プライベートに干渉する。

 

 


3■結婚型の重さ

 

これを感じる男性は、こう言います。

 

まだ結婚の話も出ていないのに、親に会いたがったりお歳暮を勝手に親に送って来る。

 

何かと言うと、周りのが結婚したとか、すぐ結婚の話をする。

 

周りの友人・知人に付き合っているアピールをしまくって、

 

まだ女房でもないのに、お金の使い方をうるさく言ってくる。

 

婚約した訳でもないのに、将来の家や育児の事を熱く語ってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと男の身勝手さも感じるものが結構ありそうですが、

 

 

男性はこんな受け止め方をする人もいるという事です。

 

 

 

 

 

まずは、彼氏に「重い」と言われたり、友人づてに「重い」と言われているなら、

 

 

上の3つのパターンを読んで該当しそうな事があれば、

 

 

彼氏の反応を見ながら、少し控えるとか、止めてみる事で様子をみる事です。

 

 

 


ただ、この「重たい」という感覚は、

 

 

全ての男性に当てはまるものではありません。

 

 

 

注意しないと、世の中には、「重たい」が好きな男性もいるという事です。

 

 

私の経験から言わせてもらうと、

 

 

Sっ気の多い男性や、短気な男性は、「重たい」を感じやすく。

 

 

重たい女」と感じたら、別れを決断しやすいタイプが多い様です。

 

 

逆にMっ気の多い男性や気に長い男性は、「重たい」を感じにくく、

 

 

むしろ、そういう女性を好きだったりします。

 

 

そういう場合は、むしろ「重たい」貴方を直す必要は無い訳です。

 

 

つまり「重たい」を注意するのは、普通の男性かSっ気のある男性という事になります。

 

 

 

 

 

では、既に彼氏から「重たい」と言われているとか、

 

 

結婚していて、ご主人から「重たい」と言われたのだが、

 

 

自分では、どこが重たいのか分からないという相談者への

 

 

私のアドバイスは3つです。

 

 

 

 


1■同じ意味の言葉を、彼氏に対して、2度3度繰り返さない事。

 

 

例えば、尽くすのが好きという女性がよくいます。

 

でも、よく考えてみると、男だって尽くされるのは嬉しいはずです。

 

では何で、尽くす事が重くとられてしまうのでしょうか?

 

例えば、相談の中で、こんな例がありました。

 

ある相談者が、彼氏に毎日お弁当を作ってあげていたんですね。

 

これ自体は、とても良い事ですよね。彼氏も喜んだと思いますよ。

 

でも、ある日、彼氏が彼女に「今日はお弁当いらないから。」って言ったんです。

 

しかし、彼女は材料も用意してあり、こう言いました。「でも、すぐ作れるよ。」

 

それでも彼氏は、「いや、今日はいいから。」と言いました。

 

ここが、重い女とそうでない女の分岐点だと思って下さい。

 

1度は再確認の為に、聞いてもいいですが、それでも彼が断わったら、そこで引く。

 

しかし、彼女は再度彼氏に迫ります。「せっかく用意したんだから持ってって!」

 

彼氏は「いいよ。」と言って、洗面所に消えます。

 

結局彼女は、お弁当を作り、出掛ける彼氏に無理やり持って行ってもらいました。

 

こういう事が3度あったといいます。

 

ついには、普段作っているお弁当をも彼氏は負担に思う様になり、

 

最後は重いと言われて別れたと言うのです。

 

勘違いしやすいのが、お弁当を毎日作ったのが重かったのかな。と、

 

反省している人がいるのですが、そうではないのです。

 

これはお弁当に限りません。恋人の何気ない会話でも起きます。

 

彼氏が、「明日、高級レストランに連れってあげる。」と言ったとします。

 

すると、貴方が、「本当に?」と驚きます。

 

彼氏は、「うん。臨時収入があったあんだ。」と言います。

 

ここが、重い女とそうでない女の分岐点だと思って下さい。

 

1度は再確認の為に、聞いてもいいですが、それでも彼が肯定したら、そこで止める。

 

しかし、彼女は相当嬉しかったのでしょう。さらに続けました。

 

「ホントに、本当?」  「ああ」

 

「当日になって、ウソだったなんて言わないよね。」 「言わない。」

 

「貴方が、高級レストランに連れてってくれるなんて、ウソみたい。ホントね?」

 

これはある夫婦のお話ですが、

 

それ以来、ご主人は、彼女を高級レストランに誘う事は無くなったそうです。

 

 


2■日記をつける。

 

ただの普通の日記ではありません。彼専用の日記をつけるのです。

 

例えば、誕生日にくれた物(大よその金額も)

 

誕生日や記念日に連れて行ってくれた所(大よその経費も)

 

電話やメールをくれた回数(その時の状況も分かれば)

 

囁いてくれた愛の言葉。

 

では、この日記をつける事に余って、何が分かるかと言うと、

 

彼氏に重いと思われない限度が分かるのです。

 

例えば、彼が休みの日に3回メールくれたとします。

 

すると、貴方も休みの日には、彼に3回メールしても重いと思われないのです。

 

また、誕生日に5000円相当の物をもらったなら、

 

貴方も彼の誕生に、5000円相当の物をあげても重く思われないのです。

 

つまり、彼と同じもしくは、少し多い位の回数・金額なら、重く思われないのです。

 

こういう事は日々変化するもので、機嫌が良い時は、回数が増えたり、

 

付き合い初めて1年が過ぎると、減ったりと変化します。

 

でも、日記をつけていれば、前よりも減ったと容易に感じる事が出来ます。

 

 

 


3■相談者を身近に見つける。

 

こういう問題をイチイチ占い師に相談していたら、お金の無駄遣いです。

 

身近に相談できる人がいると、いいです。

 

でも、女友達なら誰でもいいという訳ではありません。

 

もし、貴方の彼氏が、Sっ気のある人だったら、Sっ気のある女友達に聞く事です。

 

また、貴方の彼氏が、普通の感覚の人なら、普通の感覚の女友達に相談する事です。

 

そして、もし貴方の彼氏が、Mっ気のある人なら、Mっ気のある友達に聞く事です。

 

だから、貴方の彼氏がSっ気のある人なのに、Mっ気のある友人に相談すると、

 

「私も経験ある。そうよね。何で分かってくれないのかしら。」と、

 

お互いの傷を舐めあって、慰め合って終わってしまいます。

 

 

 

 

 

もし、貴方が「重い女」と言われたら、上の事を参考にして、

 

今の貴方を軌道修正してみて下さい。彼氏やご主人との仲が戻るかもしれませんよ。

 

END