●アニマル・コミュニケーション
アニマル・コミュニケーションとは、動物と対話する事です。
動物と何とか意思疎通が出来ないかと、仕草や吠え方などから、
何となくこう言っているんだろうな。と想像するのも、
私はアニマル・コミュニケーションの一環だと思っています。
また、動物と実際に話して、動物の気持ちを伝える事を、
プロとして職業にしている人を、アニマルコミュニケーターと言います。
動物からの魂の声を聞ける人達です。
その意味では、アニマルコミュニケーターの方も霊能者と言えるでしょう。
ただ、私の今までの経験から言わせてもらえれば、
アニマルコミュニケーターの方は人間の霊の声も聞こえる時があるけど、
動物の声を聞く方が得意な方です。
それに対して、霊能者と呼ばれる方は、動物の声も聞こえる時がありますが、
人間の霊の声を聞く方が得意な方です。
両方の才能をお持ちの方もいます。
ペットを飼っている方なら、誰しも思う事があります。
それは、ペットと話しが出来れば、どんなに素敵な事だろうか という事。
アニマル・コミュニケーションは、大きく2つの能力に分かれます。
1つは、ペットの気持ちが分かる事。
もう1つは、ペットへ自分の気持ちを伝える事。
人は誰しも多かれ少なかれ、テレパシーの能力があるとされます。
しかし、ペットの細かい気持ちが分かるには、やはり相当な能力が必要とされるでしょう。
それに対して、自分の気持ちをペットに伝える事は、普通の人にも出来ると、
私は霊能者の方から、教わりました。
今日はそのやり方を、書いてみたいと思います。
私の個人的な例を取り上げたいと思います。
約3年前、私は一匹の猫を始めて飼う事になりました。
この猫の母親は、お寺で保護された時に、妊娠していて、
その時に産まれた子の一人でした。
ミミと名付け、私が引き取った時も、野生の血か、まったくなつかず、
体に触れる事も出来ませんでした。3日間くらい食事も食べませんでした。
それが段々と時間をかけて、ミミの信頼を得て、
今では、私の後を追いかけてくる子になっています。
そんなミミにも1つ問題がありました。
そもそも猫を飼いたかったのは、私が一度は猫と暮らしたいと思ったからですが、
もう1つ理由がありました。
それは、母の為でもありました。
動物が好きな母でしたが、飼っていたゴールデンが亡くなってからは、
少し元気がありませんでした。そんな母の為のセラピー猫としての期待もあったのです。
しかし、当時ミミは私にしか懐かず、母の側には寄って行きませんでした。
そこで思い出したのが、霊能者の方から教わったアニマル・コミュニケーションです。
自分の気持ちをペットに伝える事は、普通の人にも出来ると教わったので、
ミミに試してみたのです
結果から言うと、
私が仕事で忙しい時は、
ミミは母の所に行って、母に抱かれたり、
一緒に隣り合って座って、テレビを見てくれる様になりました。
では、その時に行った方法を、
皆さんにも出来る様に、詳しく書いていきたいと思います。
(多少はぶいても、大丈夫でしょう。出来る所からどうぞ)
■まず、自分のコンディションも大事だと言われました。
どういう事かと言うと、食事直後よりも、空腹時に行った方が良いそうです。
そして、アニマル・コミュニケーションを始める前に、うがいをして、
一杯水を飲み干します。
その時、歯までは磨きません。ミントなどの刺激臭が邪魔をする時があるそうです。
■もし、音楽やテレビがついていたなら、その時だけ消しましょう。
静かな場所の方が、貴方の気持ちをペットは聞きとりやすいのです。
■次に出来れば、アニマル・コミュニケーションをする時は、
そのペットがいつもリラックスしている場所の方が良いとの事です。
つまり、こちらから、ペットが落ち着いている場所に出向くという事です。
■次に、普通は、すぐにでも会話したくなりますが、そこをちょっと我慢して、
一緒に側に居る時間を、少しの間だけ共有します。
つまり、5分ほど、一緒に居る時間を過ごします。
■ペットと同じ目線になりましょう。
これは子供と話す時もそうですが、同じ目線になる事で、相手に安心感を与えて、
なおかつ、ペットからも貴方の顔が大きく見えて、分かりやすくなります。
上から目線だと、伝わらなかったり、横柄だという感じを与えてしまうそうです。
■次に目が合ったら、一旦こちらから目線を外して、
3秒後に再び、目線を合せてからアニマル・コミュニケーションを始めます。
■他の事は考えずに、話したいペットに意識を集中して下さい。
■そして、ここが一番大事なのですが、
ペットにお願いしたい事を、口に出して言うのですが、
その時に、言葉と一緒にイメージも送るのです。
私の例で言えば、ミミちゃんに、
「ママと仲良くしてね。ママにも甘えてあげてね。」と言葉で言いながら、
同時に、母親というイメージと、母親に抱かれているミミのイメージを、
頭に思い浮かべながら、言いました。
■私達素人の場合だと、これを10回位行うと、1回はペットに通じると思います。
■そして、ペットに伝える言葉は、なるべく命令ではなく、
お願いや、頼みます。というスタンスで言った方がいいとの事。
■そして、もう1つとても大事なのは、
実際にミミが母親と仲良くしてくれたりと、やってくれた時に、
「ありがとう。」って頭を撫でてあげてお礼を言う事です。
ただ、中には、目を合せてくれないとか、近寄れないという子もいるでしょう。
そんな時は、なるべく近くまで行ける所まで行って、
多少同じ空間に居る時間を経てから、
「愛してるよ。」とか「貴方を助けたいの。」とか「エサをあげたいだけなの」や、
「貴方を傷つける事は絶対しないよ。」などと安心させる言葉とイメージを投げかけ、
まずは、信頼を得て、目を合せてくれる様になるまで、
根気よく話しかける事だそうです。
もし、貴方のペットに伝えたい事があれば、
試してみてはどうでしょうか。
何といっても、自分でやれればタダですから。
貴方とペットの、
幸せな暮らしにお役に立てれば、幸いです。
END