●ペットの死を告げる夢
今日は何を書こうかと、ニュースを見てみると、
北海道で失踪していた中国人女教師の危秋潔(26)さんらしき遺体が発見されたという。
先月末から行方不明となっていた。
新聞によると、最近、危秋潔さんは失恋をして悩んでいたと父親はいう。
また、ホテルに残された家族宛てと思われるメモには、両親への感謝と、
「私は星になる。みんなの幸せを祈ります。」と書いてあったそうである。
真相はまだ分からないが、発見された方の、ご冥福をお祈りいたします。
前にも書いた事がありますが、
私は昔から人探しや物探しは、苦手分野です。
というか、霊能者の方も、人探しはそう簡単ではないそうです。
ただ、調子が良いと、何州の何CITYのこういう感じの家に居ますという所まで分かるという。
調子が良いとは、自分の調子もあるそうだが、それプラス失踪した人を守っている
守護霊の強力な協力がある事。など好条件が揃わないと診えないという。
迷子のペット探しとなると、さらに困難だそうだ。
なにしろ、守護霊の協力が無いに等しい。
ただ、霊能者の調子が良いと、その迷子になったペットの意識に入り込む事が出来、
現在そのペットが見ている風景などが分かる時があるという。
つまり、ペット目線で見た風景をペットが送って来るというのだ。
例えば、ペットが今いる所から小学校の校舎の裏手が見えるとか。
そうなると、小学校の裏をすぐに探すと見つかったというケースもあったそうだ。
いずれにしても、私には出来ない芸当だ。
それでも、今まで何件かペット探しの相談を受けた事がある。
そんな時は、丁重にお断りするのだが、
一応ただ断るのではなく、本人にも出来る「探す方法」を教えている。
■まず、やる前にお風呂に入って、身を清める。それ以後は食べない。
■次に、仏壇にお水をコップ一杯供え、2本のお線香を点し、
「どうか、○○ちゃんの行方を教えて下さい。」とお願いする。
■それらは、寝る直前に行い。
お願いしたら、寝る。
そして、夢でのお告げを待つのである。(一ヶ月を目途に)
この方法は、身内や家族同然のペットを探す事において、
他人の私がやるよりも、はるかに有効なお告げを授かりやすいのである。
なにしろ、行方不明になっている家族や、迷子になっているペットにしても、
向こうもこちらの事を思っている事が多いので、
二人の意識が繋がりやすいのである。
ただ、夢のお告げが、必ずしも良い結果が来るとは限らない。
例えば、こんな例があった。
家族で飼っていた白い猫のサクラが、突然居なくなってしまったという相談だった。
彼女は、サクラがいなくなってから、
スーパーや電信柱などに、写真を貼り、
休みの日には、まず付近を探し回り、隣町まで探しに歩き回るという。
居なくなってから1ヵ月。万策尽きて、私に相談してくれたらしい。
しかし、私は丁重にお断りした後に、上の方法をやってみてはと勧めた。
すると、彼女はやってみたらしく、
後日また電話が来て、こんな夢をみましたという。
それは、まさに夢の中に白い猫のサクラが出て来てくれたという。
夢に出て来たサクラは、何も喋らなかったけど、
とても元気そうで、こちらを見ていたという。
ただ、私はそれを聞いて、彼女にちょっと残酷な可能性を言うしか無かった。
なぜなら、夢に現れたサクラに問題は無かったのだが、
サクラと一緒に居た人に問題があった。
というのは、
彼女の夢の中に現われたサクラは、
3年前に亡くなったという彼女のお祖母ちゃんの腕の中で、
サクラはお祖母ちゃんに撫でられていたというのである。
私は言葉を選びながら、彼女に告げた。
「ごめんね。
サクラちゃん。亡くなったかもしれない。
お祖母ちゃんが、サクラちゃんを天国に連れてって今一緒に居る可能性がある夢なの。
サクラは、今こっちに居ますよ。って、お祖母ちゃんが教えているのかも。」
彼女は残念そうにして、電話を切られた。
私も辛いのである。
「ごめんね。
いい事が言えなくて。」
END
