●切り花が長持ちする理由

 


ある相談者の方から、不思議な話を聞きました。

 

 

 

それは、バラの切り花が異常に長持ちするのだと言うのです。

 

 

 

 

 

彼女の家の庭には、沢山のバラの花が植えられているのですが、

 

 

それは1年程前に亡くなった娘さんが生前、好きで沢山植えていたバラだそうです。

 

 

それで、綺麗に咲いたバラをいつも娘さんの写真の隣と、リビングと寝室に飾るそうです。

 

 

ところが、いつもリビングと寝室に飾ったバラは先に枯れてしまうのに、

 

 

なぜか娘さんの写真の隣に飾ったバラだけが、

 

 

他の場所に飾ったバラよりも、約2倍長持ちするのだと言うのです。

 

 

「これは、娘に関係あるのでしょうか?」と、相談者の方。

 

 

 


「その通りですよ。」と、私は答えました。

 

 

 


普通に切り花を飾ったのに、枯れる早さに差が出るという現象は、

 

 

霊的に言うと3つ考えられます。

 

 

■まず、1つは切り花が、その家で生活している人の、

 

病気やストレスを吸収してくれて、貴方の代わりに疲れや病気を緩和させる引き換えに、

 

枯れてしまうという現象です。

 

これは、いつもお花を可愛がり、時々声をかけてあげるとかしている人に起きる現象です。

 

 

■次は、ちょっと不気味ですが、

 

その場所に地縛霊が居たり、悪い霊の霊気がある場所に飾ってある切り花や鉢植えは、

 

その地縛霊や悪い霊の霊気で、すぐに枯れてしまうのです。

 

だから、引っ越したばかりの家の各部屋に、同じ植木鉢を置いておくと、

 

自殺した地縛霊が居る部屋だけ、いち早く植木鉢が枯れてしまいます。

 

 

■3つ目は、故人が花が好きで、写真の隣に飾る事に余って、

 

その故人が喜び、その花の精に働きかけて、花を長持ちされるのです。

 

今回の相談者のケースですね。

 

つまり、他の場所よりも長持ちするという事は、イコールその故人が、

 

花を写真の横に飾った事を喜んでいるという事になり、

 

いつも貴方を見守っているという事が分かるのです。

 

 

 


その事を彼女に伝えると、

 

 

「そうですか。まるで娘が生きている様で、嬉しいです。」と語っていました。

 

 

 

 

 

最後に、

 

 

皆さんも、仏壇や病院のお見舞いなどで切り花を買う機会があると思いますが、

 

 

そんな切り花を長持ちさせる方法を書いて終わりに致しましょう。

 

 

これは私が、相談者の方にお勧めしている方法で、なおかつ、

 

 

私がいつも実践しているやり方です。ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 


まずは、お金のかからない方法から。

 

 

■皆さんは、レタスの芯に爪楊枝を3本刺すと1ヵ月も持つというのはご存じかと思いますが、

 

 

それと似た方法が、切り花にも使えます。

 

咲いている花の直ぐ下の部分の茎に、ピンか針を一回刺して、抜きます。

 

 

小さい穴を開ける感じで貫通させます。

 

 

もうそれだけで、花はかなり長持ちしますよ。

 

 

なんだったら、1本は刺さないで、1本は刺して比べてみて下さい。

 

 

ただし、つぼみや、まだ完全に咲ききっていない花は、完全に咲いてから刺します。

 

 

 

■水は2日に一回変えて、その時に10円玉を2枚入れる。

 

10円玉は綺麗なほど良いです。

 

銅の殺菌作用で、水が腐りにくくなり長持ちするという事になります。

 

ただし、下の延命剤を使う場合は、10円玉を入れなくてもいいです。

 

 

■切り花を買って来た時、茎が長すぎるのでハサミで切りますよね。

 

その時、ハサミのキレ味が悪いと、茎の吸い口を潰してしまい、水を吸わなくなり、

 

すぐ茎が腐って枯れてしまいます。なるべく切れ味の良いハサミを使いましょう。

 

また、茎を切る時、ざっと切る時はいいんですが、

 

最後に切る時は、茎を水の中で切ります。

 

水の中で切らないと、茎をハサミで切った時に空気が茎の切り口から入り、

 

その空気が水の吸い口を塞いで、水を吸わなくなり、茎が腐って枯れてしまいます。

 

これは、よく注射器に空気が入っていると、血管に空気が入って死ぬとか聞いた事が、

 

ありますよね。それと同じ論理です。

 

 

■また、より長く持たせる良い方法として、

 

花を買ってきたら、花瓶に入れる直前に、お酢を2倍に薄めた水の中に30秒だけいれて、

 

それから花瓶に入れ、後は毎日水を取り換えるだけで、驚くほど花は長生きしますよ。

 

 

 

 


次に、少しお金がかかる方法を。

 

 

■ホームセンターなどで、延命剤を買って使う事です。

 

 

延命剤を水に少し入れるだけで、かなり持つ事になります。

 

 

ちなみに、私は「切り花ながもちウォーター花恋水」という延命剤を使っています。

 

というのは、家には猫がいるので、

 

 

万が一、花瓶が倒れて、その水を飲んだらと心配したからです。

 

 

通常、切り花の延命剤には、抗菌剤が含まれています。

 

 

しかし、この「切り花ながもちウォーター花恋水」だけはその抗菌剤が入っていません。

 

 

抗菌剤を人間が飲むと、すぐに沢山の水を飲んで、医者に行く必要があったりします。

 

 

まぁ、花瓶の水を人が飲むという事は、ほぼ考えられませんが、万が一です。

 

 

ペットを飼っている人や、小さい子供がいる家では、安全の為を考えてもいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

最後に奥の手として、

 

 

家を留守にしていた時や、水を変えるのを忘れて、

 

 

花がぐったりしていたなんていう時、

 

 

まず、色が変色している茎の先を切ります。(通常は3cm位)水の中で切ります。

 

 

そして、熱湯に30秒その茎の先端をつけます。

 


すると、あら不思議、8割の確率で復活です。

 

END