●願いが叶わない、意外な理由 Part2
現在、日本人のほぼ65%がスマホを使っているという。
(ただし、14歳以下の子供や70歳以上の方を除く)
スマホの普及は、同時にカメラの普及でもある。
昨日もレストランに行くと、Instagram(インスタグラム)だろうか、
女性の方が運ばれてきたお肉料理を撮影していた。
SNSでは2010年登場と、一番新しく登場したInstagramだが、
2006年に登場したTwitterを抜いた感がある。
4年も遅く登場したInstagramなのに、利用者数が、ほぼどちらも3億人となった。
やはり、文章が無くても、写真一枚だけでも投稿が完了出来るInstagramの強みだろう。
ただ、InstagramはTwitterの様に、リツイートが出来ないので、
多くの人に見てもらいたいという場合には、コツがいる。
例えば、ハンバーグの写真を撮って、Instagramに乗せたとしよう。
すると、この投稿は現在のフォロワーにしか届かない。
そこで、Instagram慣れしているユーザーは、
ハンバーグの画像の横に、簡単な文章の下に、#(ハッシュタグ)をつけるのである。
沢山の#(ハッシュタグ)をつける事によって、ハンバーグを検索した知らない人にも、
この画像が届くし、英語の#(ハッシュタグ)をつける事によって知らない外人にも、
届く可能性が出て来る事になるのである。
極端に言えば、例えば渡辺直美さんを見に行った時、その写真をアップし、
その横に#渡辺直美や#Naomi Watanabeとすれば、
世界中の渡辺直美さんファンが見てくれるかもしれないのだ。
また、いつも読んでくれているフォロワーの人も、
画像の隣の#ハンバーグを押すだけで、他のユーザーの沢山のハンバーグ画像を、
一瞬の内に沢山見る事が出来るのである。
さて、そんな写真文化になりつつある現在、
それが、なぜ、願いが叶わない、意外な理由に、結びつくのかと言うと、
例えば、上のハンバーグの写真。
デニーズさんも写真を撮ってもらって拡散してもらった方が宣伝になるから、
当然、何も文句などはそのお客には言わないだろう。
しかし、これが、友人の家に急に行った時に、出してもらった食事を、
いきなり何も言わずにパチリと撮っていたら、どうだろう。
そのハンバーグを作ったお母さんにも、何も言わず、
一緒に食べている友人や、友人のお父さんにも何も言わず、
ただハンバーグの写真を撮っていたら、周りの人達は何と思うだろうか。
きっと、中には、「一言、言ってもらいたかったな。」と心の中で思うのではないだろうか。
口達者な人は、すかさず注意するかもしれないし、
その場では、何も言わないかもしれないが、貴方が帰った後に、
友達に「もう、あの子は家に連れてこないで。」と言うかもしれない。
でも、きっとここまで読まれた方は、こう思うだろう。
そんな、人の家に行ってまで、食事の写真なんか撮らないわよ! と。
じゃあ、食事の写真は撮らなくても、その友人の家の部屋や内部の写真は撮りますか?
当然、友人の家に行って、その家の中の写真なんて撮りまくりませんよ。
と言うでしょう。
でも、意外と、やっている人が多いんですよ。
皆さん、お寺や神社や、パワースポットに行きますよね。
そこって、他人の所有地ですよね。
もっと言えば、神様の場所だったりします。
そこで、バシバシ写真撮って、願い事して、
その願い事、はたして叶うでしょうか。という問題です。
神社によっては、撮影禁止と書いてある所もあれば、フラッシュ禁止とか、
水以外持ち込み禁止とか、色々な制約がある所さえあります。
そういう場所は、もちろん撮影はルール違反なのは当然ですが、
実は、撮影禁止とわざわざ書いていない神社やパワースポットでも、
勝手に写真を撮る行為は、神様のちょっとした怒りをかう事があるのです。
まぁできた神様が多いので、怒りまでいくケースが予想される場合は、
撮影禁止と書いて、神社の方が参拝者を守る様にしているのですが、
撮影禁止と書いていない場所でも、勝手に写真を撮ると、神様のご利益は無くなり、
わざわざ参拝やパワースポットに出かけたのに、写真を撮った為に、
いっさい貴方の願い事が叶わないという事になってしまうのです。
では、どうしたらいいのでしょうか。
神社やパワースポットに行った記念に、写真を撮りたいし、
彼と一緒に行った時に行った記念の2ショットを撮りたいですよね。
実は、すごく簡単な方法があるのです。
それは、
ご神体の有る方向に向かって、
「写真を撮らせて下さい。」とお願いしてから、撮る事です。
もちろん、撮影禁止の場所はダメですよ。
たった「写真を撮らせて下さい。」の一言が有るか無いかで、
貴方の願いが叶わないという事になってしまうので、
写真を撮る機会があったら、どんな場所でも、その一言を言ってみて下さい。
どんな場所でもと言うのは、それが幽霊屋敷でもです。
ダメなら、カメラが作動しなかったり、現像がうまくいかなかったりしますから。
それでも、事故や怪我よりはマシです。
タダで出来る事ですから、
とにかく、貴方が、他人の所有地に居る時は、その一言を忘れずに。
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