●最後の指切りげんまん

 

 

 


さて、ニュースを見てみると、

 

 

藤井4段が26連勝だという。何が凄いって、まだ14歳の中学生なのだ。

 

 

私も将棋をしていたので、分かるが10時間も正座して考えるのはとても辛い。

 

 

彼の強さの秘密は、小さい時から詰将棋に力を入れて勉強した事だと言える。

 

 

だから、将棋に強くなりたいと思うなら、詰将棋を猛勉強する事。

 

 

囲碁に強くなりたいと思ったら、詰め碁に強くなる事である。

 

 

 


それとは別に、野際陽子さんが肺腺ガンで亡くなったというニュースも流れてきた。

 

 

もう随分昔から活躍されていたので、当然なのだが、81歳と聞いて、2度びっくり。

 

 

テレビを拝見していても、60歳代かと思う程お母さん役がはまり役だった。

 

 

私は一時期、どのドラマの大切なお母さん役は大抵、野際陽子さんが出ていたので、

 

 

他のお母さん役をしたい人材が育たないんじゃないかな。と心配した程である。

 

 

 

 

このまったく違う分野の2人の有名人のニュースを聞いて、

 

 

私は、ある壮大な人生のメカニズムを思い出しました。

 

 


みなさんは、こんな疑問を持った事はないでしょうか?

 

 

「人は、なぜ、年をとるのだろうか?」

 

 

 

 

 

実は、私がアメリカに居る時知り合った霊能者の方が、

 

 

自分の守護霊に「人は、なぜ、年をとるの?」と聞いた事があったといいます。

 

 

 


これちょっと興味ありませんか?

 

 


守護霊は何と答えたと思いますか?

 

 

 

 


下の答えを見る前に、ちょっとだけ考えてみて下さい。

 

 

守護霊は、「人は、なぜ、年をとるの?」という

 

霊能者の質問に対して、何と答えたでしょうか?

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答えを言う前に、1つだけ定義しておきたいと思います。

 

 

それは、今、私達が生きている世界を、「現世」として、

 

 

死んだら、「霊界」に行くとしましょう。

 

 

 

そして、守護霊に言わせると、

 

 

私達は本来霊界の住人であり、一時的に人生という旅に出かけているというのです。

 

 

つまり、私達は今、肉体という車に乗って、現世を旅しているというのです

 

 

そして、いつか旅は終わり、霊界に戻って来る。と。

 

 

 

 

 

 

その事を踏まえて、

 

 

霊能者の方が、自分の守護霊に、「人は、なぜ、年をとるの?」と聞くと、

 

 

 

 


守護霊は、

 

 

「もし、人が年をとらなかったら、どうかしら、

 

 女優で成功した人は、ずっとそのまま現世で留まっていたいと思うでしょ。

 

 好きな人と暮らしていたら、ずっとこのまま現世で暮らし続けたいと思うでしょ。

 

 だから、年をとったり、病気をしたりして、

 

 もうそろそろ、霊界に戻ってもいい、

 

 もう旅を終わらせる時が来たと、魂に気づかせる必要があるのよ。」

 

 

 


そう教えてくれたそうです。

 

 

 

 


だから、もし藤井四段が、年をとらずに、ずっとこのまま活躍していたら、

 

 

きっと、霊界などには絶対戻りたくないと思うでしょうね。

 

 

でも、そんな時、段々と年をとったり、病気をしたりして、

 

 

もう旅を終わらせてもいいのでは、

 

 

そろそろ霊界に戻ってもいいのではと、魂に気づかせてくれるというのです

 

 

 

 

そんな知らせの方法には、色々な形があるといいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最後に、

 

 

こんな別れの形もあるという例をあげて今日は終わりに致しましょう。

 

 

 

 

これは私が半年程入院している時に、看護婦さんから聞いた話ですが、

 

 


ある主婦の方が、ガンの末期で入院されていたそうです。

 

 

彼女には、まだ幼い子供が二人居て、上が6歳の長男、下が1歳の長女でした。

 

 

 


ある日、お祖母ちゃんと長男の優くんが、病室にお見舞いにきていて、

 

 

優くんが、お母さんと二人きりになった時があったそうです。

 

 

 

 


もうその時、最後が近かった事もあり、すでに子供には言い聞かせてあったのでしょう。

 

 

 

優くんが、お母さんに、

 

 

「ママ、死んじゃうの?

 

 死なないで。」って言ったそうです。

 

 

 


すると、お母さんが、長男を抱き寄せて、

 

 

「優は、もう立派お兄ちゃんでしょ

 

 これから言う事を、よく聞いてね。

 

 ママはね。死ぬんじゃないのよ。

 

 
 優は、これからずっと先、結婚して、子供が生れて幸せに暮らしているの

 

 

 でもね。その時に困った事が起きて、誰かの助けが必要となるの。

 

 

 でも心配ないのよ。

 

 

 ママが生まれ変わって、優を助けに行くから。」

 

 


「ママが助けに来てくれるの?」

 

 


「そうよぉ。 ママが優くんを助けに行くの。

 

 

 だから、今逝かないと間に合わないの

 

 

 優くん、もうお兄ちゃんだから、それまで頑張れるわね。」

 

 

 


「うん。」

 

 

 

「いい子ね。優は。


 ママの子供に産まれて来てくれて、ありがとね。

 

 

 妹を可愛がってあげてね。

 

 母さん、優の事、大好きだよ。」

 

 


「ママぁ~」

 

 

 

 
二人は何度も、何度も、指切りげんまんしていたといいます

 

END