●ホームレス・ヒーロー

 

 


今日は何を書こうかと、最近のニュースを見てみると、

 

 

22日に起きたイギリスのマンチェスターで起きた爆弾テロの事が、

 

 

今も世界中を駆け巡っている。

 

 

速報で19人死亡だったのが、結局22人死亡、59人以上のケガである。

 

 

そして、その多くの犠牲者が十代の子供だったという。

 

 

犠牲者の中には8歳のサフィー・ローズ・ルーソスちゃんの姿もあった。(写真)

両親にとって、一番可愛い盛りな年頃である。

 

 

心からの冥福を祈りたい。

 

 

 

 

占いの仕事をしていると、こうした幼い子が亡くなって、

 

 

悲しみから立ち直れないという方が相談にみえる事がある。

 

 


こういう幼い子は、亡くなった後も、

 

 

お母さんの事が大好きで、会いに来たりする。

 

 

大好きで会いに来るので、ほぼ悪さをしたりしに来るのではない。

 

 

そして、これは例えどんなに小さい子でも会いに来たがるという。

 

 

3歳位になると、自分が亡くなった後のお母さんの様子を知っていたりもする。

 

 

極端な事を言えば、この世に生れたばかりで数時間で亡くなった子供であっても、

 

 

産んでくれたお母さんを慕って、会いに来たがるというのだ。

 

 

なぜ私が知っているかと言うと、

 

 

私がアメリカに居る頃、霊能者の方がある女性の相談にのっている時、

 

 

彼女が以前、亡くした赤ちゃんの霊が来ているという場面に遭った事がある。

 

 

その女性の相談者はまだ霊能者には、子供を亡くした事は知らせていなかった。

 

 

しかし、霊能者の方は、自分の心臓が少し痛くなったの感じ取り、

 

 

小さな赤ん坊の霊が貴方に会いに来ています。

 

 

心臓の病気で亡くなっていませんか?と女性に尋ねると。

 

 

女性は、実は生れたばかりの赤ちゃんを亡くしていますという。

 

 

子供は生後5日で心臓の機能不全で亡くなったのだという。

 

 

 


つまり、子供は例え生れて直ぐ亡くなっても、母親を恋しく思うというのである。

 

 

 

 

 

また、この時、霊能者の方はこうも教えてくれた。

 

 

こういう小さい子供が会いに来る時はね。

 

 

大抵、その子を連れて来た親族の霊がいるものです。

 

 

例えば、この生後5日で亡くなった子の場合、亡くなった夫が連れて来ていたし、

 

 

4歳で亡くなった子供が来た時も、お祖母さんが一緒に連れて来たと言う。

 

 

だから、こういう幼い子が来るという場合、一緒に親族も付き添って来ているので、

 

 

よけい悪さなどはしないという。

 

 

ただ単に、私を産んでくれたお母さんに会いたいという気持ちや、

 

 

今、元気でいますから、心配しないでという事を伝えに来ているのだという。

 

 

 

 


死んだのに、元気でいます。というのは可笑しく聞こえるかもしれないが、

 

 

霊能者の方は、現れる子供の霊は、みな元気だから心配しないでと言いに来るという。

 

 

病気で亡くなった子も、事故で亡くなった子も、

 

 

「今は全然痛く無いよ。元気だからもう泣かないで。」と言ってくるのだという。

 

 

そして、付き添ってくる親族の霊も、

 

 

「私が大事に預かっていますから、心配しないで。」と言ってくるという。

 

 

亡き夫であれば「今度はボクが君の代わりにこちらで預かるから大丈夫だよ。」っと。

 

 

 

 


だから、今回亡くなった8歳のサフィー・ローズ・ルーソスちゃんも、

 

 

きっと少し経ったら、親族の霊が連れて来てくれるだろうし、

 

 

今はご両親もとても悲しい時だろうが、いつかまた、必ず会えるはずである。

 

 

 

 

 

今回の自爆テロの陰で、こんなニュースも流れていた。

 

 

最後に、その事について触れて終わりにしましょう。

 

 

 

 

 

 

自爆テロがあった時、

 

 

多くの観衆が逃げる中、

 

 

二人の男達だけは、逆に爆発現場に向かっていた

 

 

 


当時まだ救急車などは到着していない。

 

 

それよりも2次爆発があるかもしれないし、

 

 

へたしたら、まだ近くに殺人者の仲間がいるかもしれない。

 

 


そんなとても危険な状況だ。

 

 

 

 


現場は、血まみれになって泣き叫ぶ子供達がいた。

 

 


子供の体には、爆弾に仕掛けられていたと思われるクギや、

 

 

ガラスの破片が刺さっていたという。

 

 

 


二人の男たちは、そんな危険をかえりみず痛がっている子供達から、

 

 

ガラスの破片や釘を1本づつ抜いていき、血止めを施したり、

 

 

血が止まらないという女性の足をずっと持ち上げていたり、

 

 

血だらけの死にそうな女性を抱いて、「もうすぐ救急車が来るから」と励ました。

 

 

多くの観客は逃げるのに必死だったが、

 

 

血だらけの子供を助けていたのは、

 

 

なんと、普段はコンサート会場近くで雨宿りしていて、

 

 

周りの住民からは、ホームレスだとバカにされていた2人だったのだ。

 

 

この二人のホームレスの救出活動をニュースで知った、

 

 

サッカーチーム「ウェストハム・ユナイテッドFC」の

 

 

会長デイヴィッド・サリヴァン氏と息子のサリヴァンJr.氏は、ツイッターで

 

 

「2人が地に足の着いた生活ができるように半年間、家を貸したいと思っている」

 

 

と流すと、次々に2人への援助の申し出がイギリス中から殺到しているという。

 

END