●戦国武将の甲冑と刀

 

 


このお話は、昨日のブログ(●物に霊や念が入る時)の続きです。

 

 

 

従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12276776718.html

 


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[前回までのあらすじ

 


時々、物に悪い霊が憑依しないかについての相談を受ける時があります。

 

■例1。私の娘は2年前に買ってあげた人形をとても大事にしていて、

 

いつどこに行っても持ち歩いています。

 

ただ、先日お墓参りに行った時にも持っていきました。人形は霊が入りやすいと聞き、

 

悪い霊が、娘の人形に入ったりしていないか心配です。

 

■例2。実家の玄関に、刀をさしたまんまの戦国武将の甲冑を座らせて飾ってあります。

 

目はありません。顔は目だけ出せるマスクがついてます。霊は入りますか?心配です。

 

これらの相談に答える前にどうして霊が像や人形や物に入るのか考える必要があります。

 

誕生したばかりの物は大きく分けて、2つの物があります。

 

1■1つは、人間が手作りした物。例えば彫刻、木彫り、絵画、ぬいぐるみ、人形など、

 

2■もう1つは、機械が沢山作った物。例えばバービー人形など。

 

当然、1■の人が丹精を込めて作った物には、作った人の念が入る事が多いです。

 

逆に、2■の機械で大量生産された物には、作った人の念は入っていません。

 

念には、良い念もあるのです。むしろ良い念の方が圧倒的に多いでしょう。

 

でも、当然、作っている人の悪い念が入るケースもあるわけです

 

また、同じ人が描いた油絵でも、幸せな時に描いた絵画は買った人に、

 

良いその時の良い念が影響して、良かったりしますが、逆に、

 

自分が自殺直前に描いた絵画や、自分が不幸で世の中を憎んでいた時に書いた絵画だと、

 

その絵画を買ってから、なんか自分も死にたくなったり、

 

誰かから常に憎まれている感覚に陥る事があります。さて、ここまでを整理すると、

 

■人が手作りした物には、作った人の念が入る事が多い。

 

■大量生産された物には、念が入っていない。

 

ここで、大きな原則を知って下さい。それは、

 

1つの物には、1つの霊や念が入る。という原則。これはどういう事かと言うと、

 

例えば、庭に一晩人形を出しっぱなしにしとします。そこに悪い浮遊霊が来たとします。

 

多分、そこに大量生産の買ったばかりのバービー人形を置いておいたら、

 

その悪い浮遊霊は、そのバービー人形の中に入ったかもしれません。

 

でも、手作りしたばかりの人形には入らない可能性があります。なぜでしょう?

 

それは、上の原則。「1つの物には、1つの霊や念が入る。」があるからです。

 

つまり、手作りした人形には、作者の念が入っているので、

 

その念が月日が経って段々と無くなるまで原則他の霊や念は入れない。

 

しかし、大量生産された人形には念が入っていないので、直ぐに入れるのです。

 

以上が、物が誕生した時点での話。ここからは、物を買った後の話です。

 

つまり、貴方の物として使い始めてからの話となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、物が誕生した時、

 

 

■人が手作りした物には、作った人の念が入る事が多い。

 

■大量生産された物には、念が入っていない。

 

と申しました。

 

 

次に、買った人が使い続けると、どうなるか

 

 

それは、買った人の念が、その愛用する物に移る事が多いのです。

 

 

例えば、大量生産されたバービー人形をプレゼントされた女の子は、

 

 

その人形と毎日遊んでいる内に、その人形に女の子の念が入っていくという訳です。

 

 

それは貴方が使う携帯電話や、手鏡にもそれが言えます。

 

 

逆に言えば、貴方の念が入った品物から、貴方がの事が分かったりもします。

 

 

例えば、以前テレビで、誰の物だか分からない腕時計をテレビのスタッフから渡された

 

 

宜保愛子さんが、その時計を手にして持ち主が草野さんだと言い当てたり、

 

 

女子大生CHIE(ちえ)ちゃんが、ゲストのBIGBANGのV.Iさんが持っていた記念品から、

 

 

それをくれた人物を言い当てたりする事が出来る訳です。

http://chiespi.blog.fc2.com/blog-entry-207.html

 


つまり、買った物には、今度はそれを愛用した人の念が入るという事です。

 

 

ただ、直ぐに念が入るのは、大量生産された物に限ります。

 

 

どういう事かと言うと、

 

 

先に言った「1つの物には、1つの霊や念が入る。」という原則があるから、

 

 

大量生産された物では無い、人が手作りした物には作った人の念が先に入っているのです。

 

 

では、どうなるのでしょうか。

 

 

まず、手作りされた物でも、余り作者が思いを入れずに作った物や、

 

 

短時間で作り上げた物や、余り念を込めない人が作った物には、

 

 

買った人の念が簡単に入る事がありますが、通常は、

 

 

手作りした人の念が、段々と薄れて行き、また買った人の念が上回って来れ、

 

 

作った人の念から、買った人の念に入れ替わって行きます。

 

 

例えば、貴方がお母さんが愛用していたバックをプレゼントされたとしましょう。

 

 

貴方がそのバックを貰った時点では、そのバックにはお母さんの念が入っています。

 

 

ただ、貴方が使い続ける内に段々とお母さんの念は弱まり貴方の念に代わって行くのです。

 

 

でも余り使わないと、いつまで経ってもお母さんの物という感覚は変わらないでしょう。

 

 

例えば、お父さんから譲り受けた車を乗っていても、

 

 

いつまでもお父さんの臭いや感覚があれば、

 

 

まだまだお父さんの念の方が強いという事です。

 

 

 


つまり、手作りの物には、最初に作った人の念が籠り、

 

 

次にそれを買ったお母さんの念が、作った人の念が弱まった時点で入れ替わり、

 

 

次にお母さんから貴方が貰うと、段々とお母さんの念が貴方の念に入れ替わるという訳です。

 

 


また、個人の愛用の物でなくても、多くの人の愛情や敬いがかけれらると、

 

 

その物にも、多くの人の愛情の念という形で入ります。

 

 

例えば、浜松町駅に小便小僧の像があるのですが、

 

 

その駅を利用する多くの人の親しみを受け、着替えを着せられたりして愛されています。

 

この様な像は、常に外にある人間の形をした像なのに、浮遊霊は入らないでしょう。

 

 

ただ、永久に入らないという訳ではありません。

 

 

例えば、今は考えられませんが、将来浜松町駅から、この小便小僧の像が撤去され、

 

 

どこかに置かれたとします。そして、誰も見向きもされずに草の中に埋もれたとします。

 

下の様に(Fukupediaより)

すると、段々と人々の念は薄く弱くなっていき、最後は無くなります。

 

 

そうなると、この像にも浮遊霊が入れるという事になる訳です。そして、

 

 

この浮遊霊が入った像に触ると、触った人に浮遊霊が憑いて災難が及ぶ事が有ります。

 

 

 

 

 

 

 

さて、物に籠る(こもる)念は、当然ですが、強いほど長く残ります。

 

 

10年使い愛用し続ければ、次の人が半年使っても前の人の念は消えないかもしれません。

 

 

 


そして、物に籠る念が、次に使う人に災難をもたらすというケースがあります。

 

 

例えば、5億円のダイヤの指輪を大切に持っていた人が亡くなった時、

 

 

普通に穏やかに亡くなったのなら、問題はありませんが、

 

 

亡くなる時に、「この指輪は誰にはやらない。永久に自分の物だ!」と思いながら亡くなると、

 

 

次にその指輪を手にした女性が、不幸になって手放す事になったり、死んだりします。

 

 

また、中古で買ったバイクが、実は以前の持ち主が事故で死んでいたり、

 

 

誰かをひき逃げして殺していたりして、怨みの念や自殺の念が入っていると、

 

 

次に買った人が、なぜか事故が多くなったり、死にたくなったりする事がある訳です。

 

 

 


中古品を買う時は、そういう心配がある訳ですね。

 

 

 

 

霊感が強い人や、肌が敏感な人は、中古品を触った時に、

 

 

なんか嫌な感じがしたり、嫌な臭いを感じたりして、

 

 

前の人の念を感じて、買うのを止める事が出来たりします。

 

 

 

また、守護霊が貴方を守っている場合、

 

 

買う直前に携帯に電話が入って、早く来なよと店を早く出る様な電話がかかったり、

 

 

お財布がいつもの所に無く、支払いに手間取ったりする時は、

 

 

その品物は買わない方がいいですよ。という貴方の守護霊の知らせだったりします。

 

 

 

 


最後に、物に浮遊霊が入る事について述べましょう。

 

 

 

 

原則、浮遊霊が入るのは、人の形をした物です。

 

 

例えば人形、お面、人物画です。

 

 

それが無い場合、希に、その浮遊霊が生前綺麗だと思っていた物や空洞がある物です。

 

 

例えば、綺麗な造花、壺の中や、お墓の名刺入れの中など。

 

 

ただ、目が無い物に入るという事はホントに希な事でしょう。

 

 

だから通常は目のある物。人形やヌイグルミは玄関に置かないとだけ考えればいいです。

 

 

でも、ここでも先に述べた

 

 

1つの物には、1つの霊や念が入る。」という原則が有効になります。

 

 

例えば、入ろうとした人形に、人の念が強烈に入っていれば入れないし、

 

 

当然、他の浮遊霊が先に入っていれば、入れない。

 

 

これはヤドカリと同じです。先に入っている浮遊霊を追い出して、

 

 

自分が入るという事はあるでしょう。

 

 

 

 

浮遊霊も元は人間ですから、自分が入る物は選びます。

 

 

だから例え人間の物とはいえ、道に落ちている人のうんこには入らないし、

 

 

台所に置いてある石鹸に入いろうという霊もいないでしょう。

 

 

やはり、入るからには、目があって入った後にまわりを見たいとか、

 

 

足がある物に入って、歩きたいという願望があるのです。

 

 

 

また、川で亡くなった人は、亡くなる時に最後に触った石に無念の念が入る事があり、

 

 

後日、その石を庭に置いたり、家に持ちかえると、不幸が起きたりしますので、

 

 

人が亡くなりそうな場所の川の石は、持ち帰らない事です。

 

 

 

 

 

 


以上の点を踏まえて考えれば、貴方にも容易に答えが導く事が出来ます。

 

 

それでは、先の相談例を考えてみましょう。

 

■相談例1。私の娘は2年前に買ってあげた人形をとても大事にしていて、

 

いつどこに行っても持ち歩いています。

 

ただ、先日お墓参りに行った時にも持っていきました。人形は霊が入りやすいと聞き、

 

悪い霊が、娘の人形に入ったりしていないか心配です。

 

 

 

この相談の場合、娘さんは2年間人形を大切にしていますから、

 

 

多分、その人形には娘さんの念が入っている事でしょう。

 

 

そうなると、一日そこらお墓に持って行っても、

 

 

1つの物には、1つの霊や念が入る。」という原則があり、

 

 

浮遊霊は入れない。だから心配は無い。という答えになります。

 

 

もちろん、その人形がまだ買ったばかりの大量生産品であれば、

 

 

まだ誰の念も入っていないので、ひょいときた浮遊霊が入ってしまう事はあるでしょうし、

 

 

お墓に1週間置き忘れた放置されれば、娘さんの念の強さにもよりますが、

 

 

雨が降ったりして、念が弱まり、浮遊霊が入りやすくなったりもするでしょう。

 

 

 

 

 

■相談例2。

 

実家の玄関に、刀をさしたまんまの戦国武将の甲冑を座らせて飾ってあります。

 

目はありません。顔は目だけ出せるマスクがついてます。霊は入りますか?心配です。

 

 


この場合、問題は刀をさした甲冑です。

 

 

こういう物は大量生産品では無いでしょうから、まずは作った人の念が入ります。

 

 

特に心を込めて作った名刀には、刀鍛冶の人の念が入っていたりします。

 

 

ただ、その場合、高価な物は床の間に飾ってあったりして大事にされているのが普通です。

 

 

玄関にあると、どうしても不用心で、盗まれる事も考えられますから、

 

 

多分、この場合、名刀では無いのでしょう。普通の刀と考えられます。

 

 

そうなると、今度は使う人の念が強く入るものです。

 

 

なにしろ、日々自分の命を守る甲冑ですから、作った人の念を上回るのです。

 

 

という事で、甲冑には、その甲冑を当時愛用していた人の念が入ります。

 

 

例えば、最後にその甲冑を愛用していた人の名前が清正さんだったとしましょう。

 

 

すると、甲冑には清正さんの念が入ります。

 

 

でも、清正さんが亡くなり、その甲冑は子供に受け継がれ、孫に代に受け継がれるでしょう。

 

 

そうなると、その甲冑には誰の念が入っていると思いますか?

 

 

 

今所有している孫?

 

 

 

いいえ違います。

 

 

バッグや時計なら、愛用するうちに、愛用していた人の念が入りますが、

 

 

はたして、今甲冑を所有している孫の方は、その甲冑を愛用しているでしょうか。

 

 

多分、重くて着ても1回や2回程度でしょう。

 

 

そうです。

 

そうなると、

 

 

今も、その甲冑には、最後に使った清正さんの念が籠っていると推測されるのです。

 

 

甲冑に籠る念も段々と弱まるのですが、自分の命を守っていた甲冑となると、

 

 

普通の物よりは強烈に念が籠っているでしょうから、なかなか消えません。

 


という事で、飾ってある甲冑に浮遊霊が入る事は滅多に無いと言えましょう。

 

 

では、そんな時のその甲冑の影響ですが、

 

 

もし、その甲冑が相談者の方の先祖の物であり、清正さんが先祖の人なら、

 

 

玄関で甲冑と共に、その家を守っている事が考えられます。

 

 

では、他人の物を中古で手に入れたとなると、

 

 

今度は、その清正さんの亡くなり方が気になる所です。

 

 

無念の内に亡くなったのか、平和で安らかに亡くなったのか。

 

 

それと同じように、刀もよく使っていた清正さんの念が込められているか、

 

 

余り使っていなかったのなら、その刀を作った刀鍛冶の人の念が籠っているかです。

 

 

最悪なのは、その刀で切り殺した人が沢山いるなら、

 

 

殺された人の無念の血が、その刀に染みついていて、

 

 

刀の持ち主に不幸をもたらす事があります。

 

 

こういう場合、多分相談者の実家は、もう何十年も玄関に飾っているでしょうから、

 

 

その実家が不幸続きなら、刀だけ手放すとか、甲冑とも他人の物なら、

 

 

全部手放すというアドバイスなりますが、

 

 

長年飾っていて、ご実家に特に不幸続きな事がなければ、問題無いと言えます。

 

 

その場合は、多分甲冑の最後の持ち主も平和的に亡くなったとか、

 

 

刀も人の無念の生き血を吸っていないという事になります。

 

END