●後を追うようにして、亡くなる。
みなさんは、こんな話を聞いた事はありませんか。
夫婦の一方に先立たれた直ぐ後に、追う様にして残された方も亡くなった。
もちろん、まったくの偶然だったりする事もあるでしょう。
また、ある人は配偶者の喪失による大きなストレスによって亡くなった。
と言いますが、
果たしてそうでしょうか。
確かに、今まで一緒に暮らしていた妻や夫が亡くなると、それは大きな喪失感です。
しかし、そんなに人間は弱いものでしょうか。
それに、こういう現象が起きるのは、夫婦間だけでは無いのです。
お母さんが亡くなった直ぐ後に、息子さんが亡くなったり、
お祖父さんが亡くなった直ぐ後に、孫が後を追うように亡くなるという事もあります。
そして、そんな中には、
霊的な後追い死も、かなり含まれていると私は思っています。
しかも、それが霊的な場合、
残された家族の後追い死を、防げる可能性があるのです。
では、私が扱った相談例を、お話しいたしましょう。
これはあるお母さんからの電話相談でした。
3ヶ月前、ご主人が事故死したといいます。
お葬式を無事に終え、やっと仕事も見つかり、落ち着き始めた時でした。
今度は、長女の具合が急に悪くなりだしたそうです。
始めは、段々と食欲が無くなり、体力が落ち始め、
近くの医院に連れて行くと、軽い脱水症状と拒食症ぎみという事だったそうです。
薬を処方されましたが、娘さんはどんどん元気が無くなる一方。
そして、昨日検査と点滴などを受ける為に大きな病院に入院したそうです。
その時に病院で初めて、娘からある不気味な話を聞かされたのでした。
それは、2週間位前から、毎日お父さんが夢に出て来るというものでした。
夢に出て来たお父さんは、毎回の様に、
私をアイドルのコンサートやディズニーランドに連れて行ってくれるといいます。
奥さんいわく、生前ご主人は娘さんをとても愛していて、
娘さんが行きたいと言えば、会社を休んでも連れいったといい、
毎週の様にコンサートかディズニーランドに連れて行く子煩悩だったといいます。
しかし、お母さんは、
逆に今はそれが心配です。
夫は、娘も一緒に天国に連れて行くつもではないでしょうか?
段々と弱っていく娘が心配です。
こんな事は病院の方には相談出来ません。助けて下さい。
そんな電話相談でした。
私はこの相談を受けた時、
この娘さん、危ないかもしれないと感じました。
と言うのは、
娘さんが、亡きお父さんの夢を見る度に、弱ってきているというのは、
娘さんが幽体離脱して、亡きお父さんと会っている可能性があると思ったからです。
自分の意思、もしくは自分の体調に合わせての無理のない幽体離脱なら、いいのですが、
亡くなった人に促されての幽体離脱や、半強制的な幽体離脱は、
亡くなった霊に合せるという事もあり、
かなり無理をするので、非常に体力を消耗してしまうのです。
1回ならまだいいのですが、それが毎日となると、やがて、食欲が無くなり、
体力が無くなり、肺炎になったり、持病が急速に悪化したりして、
故人の後を追って亡くなるという事態になったりしてしまうのです。
私はこれを、幽体離脱死と呼んでいます。
しかし、これは亡くなった故人が、
残った家族を道連れにしてやろう。とか、
一緒に連れて行こうという意図で、会いにきているのでは無いでしょう。
ただ単に、愛する人に会いたかった。
もしくは、自分はまだ生きいている。だから会いに来た。
そんな悪気は無く、会いに来ているのだと思います。
私が受けた相談も、
亡くなったお父さんが、生前愛していた娘さんに、
生前していた様にして、会いに来て、コンサートなどに連れて行ったのだと思いますが、
そんな愛情であっても、
亡くなった霊と、生きている人間が、同じ場所に長くいると、
水と塩水を隣合せて仕切りを取った時の様に、2つは浸透圧によって、
段々と、塩分の濃さが水にも反映されて、やがて均等になる様に、
生きている人間が、亡くなった霊に近づいていってしまうのです。
つまり、段々と弱ってきて、亡くなってしまう事があるのです。
では、こういう場合、どうしたらいいのでしょうか。
どうしたら、娘さんを助ける事が出来るのでしょうか。
ここで注目して欲しいのは、
お父さんは、娘さんを殺そうとして来ているのでは無いという事です。
つまり、そこにはまだ愛があるという事。
だから、話せば分かってくれる場合が多いのです。
ちなみに、これが亡き家族ではなく、相手が悪霊の場合は、
耳なし芳一の話の様に、
体にお札を貼ったり写経を書くという方法を取る事もあります。
さて、私がお母さんにアドバイスしたのは、下記の4つの事でした。
■まず、聞くと亡くなった御主人のお母さんが亡くなられているという事なので、
仏壇で、そのお義母さんに、お線香を点しながら「どうか孫の娘を守って下さい。
お父さんが娘の夢に出て来て、娘の体力を奪っています。よろしくお願い致します。 」
とお願いをする。(ご先祖様にも)
■次に、そのお義母さんの写真を、病院で寝ている娘さんの枕の下と、
ベッドの横のサイドテーブルの上に飾って置くこと。
■そして、仏壇でお父さんに、貴方は亡くなっているのですから、
「どうか成仏してください。娘は弱っています。
どうか娘を連れて行かないで下さい。」とお願いする事。
■そして、最後に、これも重要ですが、
娘さんに、もしまたお父さんの夢を見たら、お父さんに向って、
「お父さんはもう亡くなっているから、もうお父さんに会えないの。
今日を最後にしましょうね。」と、はっきり言う事です。
それが言える様に、寝る前に何回か言う練習をしてから寝る事。
その後、どのアドバイスが効いたかは分かりませんが、
娘さんは、お父さんの夢を見なくなり、無事退院したとの事でした。
時に、愛情が、悲しい結果を招くこともあるのです。
もし、貴方の周りで、誰かが亡くなったすぐ後、
貴方の家族の誰かが、
異常に弱ってきたり、入院して、
しかも、先に亡くなった人が出て来る夢をよく見るという場合、
それはもしかしたら、
故人が、迎えに来ているのかも、しれません。
その時は、今日の記事を思い出して、救ってあげて下さい。
END