●納税シーズンに起きやすい霊障
さて、今の時期、あと3週間ぐらいで、
税金の納付期限なので、税金に絡んだ問題が発生する事があります。
いわゆる納税シーズンに起きやすい霊障があるんです。
例えば、こんな相談があった事があります。
彼女のお父さんが去年亡くなったんですね。
すると、その遺産相続に係る税金が払えなくなり、
やむなく実家を売却したんです。
税金の確定申告の期限は、3月15日なので、
それまでに急いで売却する必要があったんですね。
まぁ、3月15日までに申告出来なくてもいいのですが、
その場合、3月15日から実際に税金を納付した日までの延滞税がかかる。
ちなみに、延滞税は、2ヵ月以内の
5月15日までに支払えば、原則7.3%ですが、
5月16日を過ぎると、原則14.6%になる。と聞いています。
逆の事を言えば、毎年税金を払うまでの利益が無いと言う人は、
3月15日の納付期限を過ぎても特に金銭的な損失は負わないという事になります。
あと、ふるさと納税が話題となっている昨今ですが、
今頃ふるさと納税を急いでやっている友人がいましたが、
それはダメです。
なにしろ、今年2017年3月15日の納税には、
去年2016年12月31日までのふるさと納税分しか有効ではありません。
つまり、今年の3月15日に納税するのは、
去年1年間の収入に対してですから、当然、
寄付(ふるさと納税)も去年1年間のものだけになるからです。
さて、話が脱線してしまったので元に戻すと、
彼女のお父さんが去年亡くなったんですね。
すると、その遺産相続に係る税金が払えなくなり、やむなく実家を売却したんです。
その後、彼女の家族は近くのマンションに引っ越していたのですが、
どうもそれから、急に運勢が悪くなったというのです。
車の軽い接触事故が2回と、彼女自身が転んで怪我をしたり、
ご主人の仕事で失敗したりと、悪い事が続いているといいます。
私が診る限り、これも納税が絡んだ霊障だったんです。
なにしろ、税金を払わなければ、実家を売却する必要は無かったんですから。
そうです。
彼女家族の運勢が急に悪くなったのは、
実家を売却した事に起因していたのです。
彼女が売却した実家は、
元は彼女のお祖父さんが、とても苦労して建てた立派な家でした。
それをお父様が継いで、孫の彼女まで、
その家で何不自由なく幸せに育ったのです。
それなのに、お金に困ったので、急きょ実家を売ってしまったのです。
こういう場合、お祖父さんやお父さんなどのご先祖の怒りを買う時があるのです。
私が汗水たらして一生をかけて建てた家を、手放すとは、何事だ!
とか、先祖代々伝わってきた土地を手放すとは・・・
など、簡単に金に変えてしまうと、そういった怒りを買ったりします。
実家を売却した後に起きた不運な出来事全部が、霊障では無いと思いますが、
今まで守ってくれていたものが、守ってくれなくなっているのは確かでしょう。
では、どうすれば良かったのでしょうか。
それは、
苦労してこの家を建てたご先祖に、ちゃんと理由を言って、筋を通してお願いすべきでした。
でも、お祖父さんやお父さんはもう亡くなっていますから、
本人に会って許しを請う事は出来ません。
しかし、やはり許しを得なければ、霊障が起きる事があるのです。
そこで、家を売る1ヵ月前から、
仏壇はもちろん、時々墓参りして、
こういう事情で、家を売らなければなりません。
ゴメンなさい。どうか許して下さい。とお願いし続けるのです。
今まで住まわせて頂いた感謝の気持ちも忘れずに言って、許しを請うのです。
始めは許せないという気持ちであっても、
自分の孫や子供からの、お願いですから、
やがて、止む終えない事情を分かってくれて、許してくれるものです。
そして、可能なら、お祖父ちゃんが好きだった木を一本だけ、
新しい新居に持っていこうとか、
アパートなら、実家の土を少し持っていき、
新居に置く植木鉢の土にしようなどしてあげて下さい。
また、表札は外して新居に持って行ってあげ、
売る前に実家の写真を記念に撮っておきましょう。
彼女には、今からでも、墓参りして、
お祖父さんやお父さんに謝って、仏壇でも1ヵ月位謝ってみて下さい。
とアドバイスした。
こういうケースは、今回の家だけに限らない。
例えば、故人が大事にしていた車を売る時や、
故人が大事にしていた着物を売る時、宝石を売る時、
なども気をつけた方が良い場合がある。
少なくとも1週間は、お願いして許しを得てから売却して欲しい。
ただ、やはり家や土地などの不動産の売却が、一番注意が必要である。
それをしないと、
新天地に行ったあと、ご先祖の守護と応援がまったく無く、
苦労する場合が多い。
END