●祖父は、殺人者
世の中には、毎日どんなに頑張ってご先祖様を供養しても、
なかなか幸せにならないという人はいる。
ただ、それも考えようで、
話を聞いていると、病気もしていないようだし、
子供にも恵まれ、贅沢は出来ない様だが、そこそこ幸せな感じである。
平凡に、普通の暮らせる事が、幸せであり、
それこそ先祖が、守っている証ではないかと思ってしまう。
しかし、相談者の中には、
毎日、毎日ご先祖様にお祈りし、供養し、墓参りしても、
不幸続きだと訴えてくる相談者もいる。
ある奥さんの相談がまさしくそうだった。
彼女は結婚してまもなく、母親が死亡。
その後、長男が幼くして死亡し、その3年後に夫が死亡。
自分も病気がちで、現在娘と暮らしているが、
シングルマザーで収入も余り無く苦しい生活だという。
しかし、昔から毎日仏壇への供養、水やりなどは欠かした事は無く、
毎年2回は必ず、先祖のお墓参りに行くと言う。
それだけでなく、彼女は結婚前から肉や魚を食べないベジタリアンになったという。
それなのに、なんで幸せになれないのでしょうか?
そんな相談だった。
話を聞いていて、ベジタリアンにまでなったというので、まず感心した。
なかなか出来ない事である。
私がアメリカに居る時、大学の寮生活だった。
食事はビュッフェスタイルで、好きなモノを選んで食べるのだが、
そんな所にも、必ずベジタリアン用の食事が用意されていて、
誰が食べるんだろうと、しばらく見ていると、
綺麗な金髪の子が2人、それを注文していたのを思い出す。
私個人の考えでは、
ベジタリアンは大きく3つに別れると認識している。
■1つはベジタリアン。
要は、肉と魚を食べなければ、これに当てはまる。
それを更に詳しく言うと、
肉と魚、それに卵も食べなければ、ラクト・ベジタリアンといい、
肉と魚、それに蜂蜜も食べなければ、オボ・ベジタリアンといい、
肉と魚、それに卵も、蜂蜜も食べなければ、ラクト・オボ・ベジタリアンと呼ぶ。
■そしてヴィーガンである。
肉と魚に加え、卵も蜂蜜も食べないし、バターや牛乳などの乳製品も食べない。
これに加えて、動物製品(皮製品やウールの服、シルクの服など)も
身につけたり、着たりしない完全主義者である。
■しかし、もっと厳格なフルータリアンという方々もいる。
植物の命まで大切にするという考えで、木の実や果実など木になる物しか食べない。
例えば、みかんやリンゴを取って食べても、木は死なない。
しかし、大根やネギを収穫すると、それで次は無く死んでしまう。だから取らない食べない。
さて、話を戻すと、
毎日仏壇への供養、水やりなどは欠かした事は無く、
毎年2回は必ず、先祖のお墓参りに行くと言う彼女。
なぜ、幸せになれないのかというより、不幸な出来事ばかりなのかという相談。
こういう場合、まず過去が影響している場合が多い。
彼女は、悪い事は一切した事は無いと言うので、
そうなると、ご両親か、祖父母以前となる。
彼女の両親もとても優しくて、悪い事をしたような姿や話は、
一切聞いた事が無いと言う。
しかし、祖父の事で思い当たるふしがあるというのだ。
彼女の父方の祖父は、軍人でしかも性格の激しい人だったという。
孫の彼女でさえ、叩かれた事があったほどだったらしい。
当時、日本は第二次世界大戦の中にあり、お祖父さんは憲兵だったという。
その時の徴兵令で決まった第1条で、
「日本帝国臣民にして満17歳より満40歳迄の男子は総て兵役に服するの義務あるものとす」
という法令に従って、違反をしている者がいないか取り締まるのが、
お祖父さんの任務だったという。
最初は徴兵令も、穏やかなものだったらしく、
当初の徴兵令には、かなり抜け穴があったという。
例えば、罪人は徴兵されなかったのをいいことに、
ワザと罪を犯して徴兵を逃れようとする者が現れた。
しかし、段々と戦況が悪化するにつれて徴兵も厳しくなり、
法律も段々と変化し、罪人も徴兵され、年齢も45歳までとなった。
そして憲兵も、住民に対して手荒くなっていったのである。
普段は徴兵がかかった家の元に、警官と共に出向くのであるが、
憲兵だけが直接、徴兵された者を捕まえたり、暴力を振るったりする事が多くなったという。
彼女が生前のお祖父さんの話を聞いた事があったそうだが、
徴兵に応じない人を8人は殺したと言っていたという。
例えば、母親が介護が必要なので、ボクが戦争に行ったら、死んでしまうと、
土下座して頼んできた青年を、
他に示しがつかないといって、銃で頭を打ちぬいて殺した事もあったらしい。
戦後の記録によると、
本土では75681人が送検され、明らかな虐殺で殺された者は65人、
そして、拷問によって獄死した者114人、
病気等が原因とされて獄死した者が1503人だったという。
もちろん、上のお祖父さんの様に、表に出ていない虐殺もあったと思う。
実は理不尽ではあるが、
お祖父さんや曾お祖父さんが犯した罪が、
子供や孫などの子孫を不幸にする事がよくあるのである。
私は彼女に、こうアドバイスした。
お祖父さんのお墓まりに行った時、
お祖父さんだけを供養するのではなく、
お祖父さんのお墓の端に、もう1本お線香を立てて、
「お祖父さんに酷い事をされて亡くなった霊へ」と言って、手を合わせる事。
そして、家でも仏壇の隣にその方々様に祭壇を作り、毎日手を合わせてあげる様に言った。
少しでも許されて、幸せになったと感じるまでやってみて下さいね。
ちなみに、もし、先祖の誰か特定できない場合、
仏壇の横に小さいテーブルか何かを置き、その上に、
短冊に「私の先祖に酷い目にあわされた霊へ」と書き、
その前にお水とお線香を一本点して合掌して、
「私が先祖に代わって謝ります。すみませんでした。
どうか成仏なさって良い来世に生まれ変わって下さい。」
と祈ってあげます。
最後に、ベジタリアンの話が出たので、
世界ではどんな方がベジタリアンなのか調べてみた。
すると、意外と知っている有名人が多い。
例えば、
■マイケル・ジャクソンさん
■スティーブ・ジョブズさん(ビーガン)
■マルチナ・ナブラチロワ さん(軽めの)
■プリンス さん
■カール・ルイス さん (ビーガン)
■ナタリー・ポートマンさん(ビーガン)
■ポール・マッカートニーさん(ビーガン)
■リンゴ・スターさん
■ジョン・レノンさん
■ジョージ・ハリソンさん
■ジョージ・バーナード・ショーさん
■アルバート・アインシュタイン さん
■ブラッド・ピットさん
■アヴリル・ラヴィーンさん
■マハトマ・ガンジーさん
■ジュリア・ロバーツさん
■ピカソさん
■ペネロス・クルスさん
■ダライ・ラマさん
■カルロス・サンタナさん
■ピーター・ガブリエルさん
■シンディーローパーさん
■ティナ・ターナーさん
■リンダ・ブレアさん
■ブリットニー・スピーアズさん
■ジャネット・ジャクソンさん
■ホウィトニー・ヒューストンさん
■ミック・ジャガーさん
■オリビア・ニュートンジョンさん
■デビッド・ボウィさん
■ボブ・ディランさん
■ラッセル・ブランドさん
■スティービー・ワンダーさん
■オリビア・ハッセーさん
■エルロン・ジョンさん
■ブルック・シールズさん
■アンソニー・ホプキンスさん
■ポール・ニューマンさん
■デミ・ムーアさん
■リブ・タイラーさん
■ダーウィンさん
■ダイアナ妃
■マーク・トウェーンさん
■トム・クルーズさん
■ジョージ・ハリソンさん
■ボーイジョージさん
■リチャード・ギアさん
■ヴァネッサ・ウィリアムスさん
■マドンナさん
■ボム・マーレーさん
■ダスティン・ホフマンさん
■ブライアン・アダムスさん(ビーガン)
■アルベルト・シュバイツァーさん
■キム・ベイジンガーさん
■ケイティ・ホームズさん
■ナオミ・ワッツさん
■ナスターシャ・キンスキーさん
■マイケル・J・フォックスさん
■キャメロン・ディアスさん
■スティーブン・セガールさん
■レオナルド・ダビンチさん
■ブルース・リーさん
■オノ・ヨーコ さん
オノ・ヨーコさんは日本人なので、
日本人でもいるのか調べてみた。
すると、これまた意外と知っている有名人が・・・
■松井玲奈 さん(AKB)
■杉田かおる さん
■藤子不二雄A さん
■宮沢賢治 さん
■錦戸亮 さん(関ジャニ∞)(軽めの)
■フジ子・ヘミング さん
■アグネス・チャンさん
■サンプラザ中野 さん(ビーガン)
■相川七瀬 さん(軽めの)
■財津和夫 さん
■浅茅陽子 さん
■喜多嶋舞 さん
■マツコデラックスさん(軽めの)
■イルカ さん
■坂本龍一 さん
■中島美嘉 さん
■東山紀之 さん
■上杉謙信 さん
■宮沢賢治 さん
■斉藤由貴 さん
■市川海老蔵 さん
■ベッキー さん
みんな凄い!
END