●別れの術
占いの相談に来られる方の中には、
自分の未来の事よりも、今ある悩みを聞いて欲しいという方が結構います。
その中で一番多いのが、やはり人間関係です。
誰かを好きになったというものであれば、それは良いのですが、
悩みの相談となると、圧倒的に嫌いになったのに、別れらないというものが多いです。
例えば、恋人が嫌いになったのだが、別れられない。とか、
夫と別居中だが、別れてくれない。とか、
元恋人にストーカーされている。とか、
同僚や上司が、言い寄ってきて困るとかセクハラしてくるとか。
私がこういう相談をされると、
まずじっくりとその状況を詳しく聞きます。
人間関係の相談というのは、十人十色で、それぞれ違う事情が絡んでいます。
一番良いのは、自分で乗り越える事です。
例えば、卓球クラブで自分よりもうまい人がいつもいつも優勝して、
あいつがいなければ、オレが優勝出来るのに、という場合、
むしろ、その人の良い所はどこか探して、切磋琢磨してお互いに強くなるという、
ライバル意識を持った方が良い結果になります。
つまり、基本、人間関係は全て修行だと思っているので、
嫌な奴と出会ったのも、何かの縁で、それを反面教師にしたり、
自分にもある悪い面に気づかせてくれたり、
悪い人と出会ったから、良い人が分かる様になったりと、
どんな出会いでも、勉強になるものです。
とは言っても、中には、もう絶対別れた方が良い。
付き合っていても、良い事なんて1つも無いという人物もいます。
相談を受けていても、「ああ、その人とは直ぐに別れた方が良いな」
と感じる事は沢山あります。
多分、友人などに相談すると、
「そんな彼とは別れちゃいなよ。」と軽く言われる案件だと思いますが、
占い師の所に相談に来る方は、そういう事はもう全てやっていて、
別れてと言っても別れてくれないとか、ストーカーになっているとか、
別れを切り出すと、何をされるか分からないという深刻な事態だったりします。
つまり、そんな相手に直接会って「別れて」と言わなくても、
別れられる方法が欲しくて相談に来ているのです。
相手は生きている生身の人間ですから、
こういう相談は霊能者へではなく、占い師の所に来る訳ですね。
でも、今は霊能者の方でも色々勉強なさっているので、色々な方法を知っていると思います。
というのは、これからお話しする方法も、
私があみ出したものではなく、霊能者の方から教えてもらった方法だからです。
それが、別れの術です。
■まず、別れたい、距離を置きたいという人の写真を手に入れます。
写真が手に入らない場合は、紙にその人の名前を書いて使いますが、
効力は3割減になります。
■写真が手に入ったら、その裏に、名前を書きます。
ここで注意する事は、写真に複数の人が写っている時は、
その人だけを切り取ります。
■その写真に向って、1分間、「貴方と別れたいです。」とか、
「ストーカー行為を止めて下さい。」とか、「セクハラを止めて下さい」とか、
「私をいじめるのを止めて下さい。」とか声を出して訴えて下さい。
この時に注意するのは、
「死ね」とか、「不幸になれ」とか、
自分への関わりを断つ意外に、相手の不幸を願う事は言わない事です。
なぜなら、多分、その人にも家族や両親、兄妹がいるでしょう。
その人が死んで関係無い人へも影響を及ぼす言葉は、「呪い」になってしまいます。
すると、呪いは一部呪った貴方にも戻ってきますので、
「死ね」が戻って来て、貴方の子供や親が死んだりしないとは限りません。
そこだけは注意しましょう。(教わった時、そこは特に注意されました。)
■それが終わったら、その写真を、
貴方の部屋のカーペットの下に、写真が表になる様に置きます。
それは貴方の部屋でなくてもいいです。リビングでも廊下でも、
また、ソファーの上に置き、その上にタオルやクッションを置いてから座ったり、
座布団の中に入れて、その座布団に座ったりします。
つまり、間接的にその写真の上を歩いたり、お尻で座ったりする訳です。
■これを毎日繰り返します。行為が無くなるまで。
そして、願いが叶ったら、「守護霊様ありがとうございました。」と言って、
踏むのを止めて、写真を外で燃やします。灰はゴミとして捨てます。
以上が、別れの術ですが、
貴方の奥の手として、覚えておいてください。
ただ、基本、人との出会いは良きも悪きも全て修行です。
どこに行っても、嫌な上司や隣人はいるものです。
だから、奥の手を使わずとも、
嫌な人ともどうやったら、うまく乗り切れるか考え、自分のものに出来れば、
それが一番である事も、貴方の成長の為ですから覚えておいて下さいね。
END