●突発的な問題行動の前兆

今日は何を書こうかと、テレビのニュースを見ていると、

ある雑誌の編集次長が妻を殺したという罪で逮捕され、

どうやら常習的に妻に対してＤＶがあったと見れらる事が判明したという。

どこのニュースチャンネルでもこれを扱っている感じ。

一応どのニュースも見てみて、

現場は見てないし、関係者にもお会いしていないので、私が言える事は無いのだけど、

占い師的に、このニュースを傍から診て、思う事があったので、

それを書いてみましょう。

あるニュースでは、朴容疑者には、４人子供がいて、

それぞれ、８歳、６歳、４歳、１１ヵ月のお子さんだという。

あるニュースで、朴容疑者は、この事件について聞かれた時に、

「育児の事を巡って口論になり、妻にヘッドロックした」

という様な供述をおこなっている。

しかも、他のニュースによると、

佳菜子さんは生前、ある人にこう打ち明けていたという。

「夫に平手打ちされた。夫が育児をしない。」

子育って１１ヵ月の子供だけでも大変なのに、

４人もいると普段は戦争の様に大変だと思う。

これは占い師でなくても、夫の朴容疑者に非がありそうだと感じる所。

自分の子供が可愛いと思うなら、子育ては頼んでも自分からするのが普通であって、

妻から言われないと育児をしないという状況は、

将来的に夫は子供から尊敬されないし、関係も悪くなる場合が多い。

しかも、あるニュースによれば、妻の死後、彼は子供達を施設におくったという。

それを信じれば、彼は子供をまったく愛していなかったのだろう。

そうであれば、子供を２人作った段階でもう破滅の入り口に入っている。

子供を２人作っても、子育てしない夫の場合、

３人、４人となれば、今度は離婚や家庭崩壊になる事がよくあるのである。

だから、３人目の作る時は、周りの親族が、

その夫の育児の状況もよく考えてあげる必要があるのである。

占い師的に助言しているのは、３人目が境界線ですよ。と、よく言っています。

ただ、今回のニュースで、私が注目したいのは、そこでは無い。

こういうニュースをみて、ただ、ああ、そういう事があったんだと。

他人事の様に、眺めているだけでは人間進歩しない。

このニュースを見て、貴方が何を学んだかという事が大切です。

諺（ことわざ）に、『人の振り見て我が振り直せ』というものがありますが、

要は、他人の間違いを、ただ見ていないで、自分の生活に生かすという事が大切。

多分、この事件、多くの人は、こう思っていると思います。

「突発的に、朴容疑者が妻と口論となり、妻の首を絞めて殺した。」

つまり、妻や周りの人には、この災難を防ぎようが無かった。

でも、占い師から見てみると、事件の前兆はあった。

妻や周りの人が、注意する事が出来る前兆はあった。と言えます。

人は何か強行に及ぶ時、普段の生活に何かしら変化があるものです。

特に夫や子供が、普段から好きでやっている事などに変化がある時は、注意です。

例えば、子供が普段から大好きだったサッカーをやらなくなったとか、

日記を止めたとか、おしゃれしなくなったとか、好きな練習をずる休みしたとか、

見落としがちですが、注意が必要な大切な時かもしれません。

では、今回の事件、どんな前兆があったのかと言うと、

朴容疑者は、ツイッターが好きで、色々な事を自慢したりボヤいていたと言います。

ところが、事件の２週間前にそのツイッターをピタリと止めているのです。

こういうＳＮＳとか、日記というものには、本当の自分の心境が現れるものです。

例えば、その人が日常的に使っているツイッターや携帯サイトに反抗予告したり、

日記に自殺をほのめかしたり、逆に彼の様に止めたりします。

彼の様に自分の精神を押えらなくなったりすると、

普段しているツイッターや趣味なども手につかなくなるのです。

だから、彼の場合、突発的ではなく、

犯行２週間前から余裕が無くなり、精神的におかしくなっていたはずです。

だから、もし夫や妻、子供がツイッターや日記をつけていて、

外からでも見れるなら、時々注意しておくことが、

子供の自殺防止や、夫や妻の豹変の前兆が分かり、万が一の予防になるのです。

離れて暮らしている家族が居るなら、余計チェックが必要かもしれません。

皆さんも、夫や妻、子供の、

まず好きなモノを知って下さい。

そして、それに変化が無いか、

そして、普段からしているＳＮＳや日記に変化は無いか。

もしかしたら、それは夫婦や子供の破滅を防ぐ事が出来るかもしれませんよ。

ＥＮＤ