●車購入後に不幸が連続する家

 

 


現代は車社会になり、むしろ車が無い家庭の方が少ない。

 

 

 

我が家にも一台車があるが、

 

 

やはり無いと、買い物や出かけるのに大変不便である。

 

 

 

 


昔は車が一家に一台という時代では無かったのだが、

 

 

1964年、東京オリンピックが決まり、

 

 

それに合わせて、高速道路が整備され始めると、

 

 

にわかに我が家にもマイカーをという声が大きくなり、

 

 

関東にマイカーブームがやって来た。

 

 

 

そして、マイカーブームによって、車の値段も手頃になってくると、

 

 

1972年、田中角栄総理が日本列島改造論を発表。

 

 

それが日本各地の高速交通網を発展させる引き金となった。

 

 

その道路建設費用は、主にガソリン税の増税によって実現された。

 

 

やがて、マイカーブームは日本全国に加速して広がっていったのです。

 

 

 

 


そんな車社会になった今、

 

 

私の所に、ある不思議な相談が舞い込みました。

 

 

 

 

それは、車を買ってからというもの

 

 

それと同時に、我が家に立て続けに不幸が舞い込み始めたというのです。

 

 

 

 


仮に相談者宅を小田さんとしておきましょう。

 

 

 

 

小田さんの家族は、東京の一軒家に住むご家庭で、

 

 

小田さん夫婦と3歳になる娘さんとお祖母さんの4人暮らし、

 

 

4年前にお祖父さんを亡くして、

 

 

それまでは、家が駅から歩いて15分程度だった事と、

 

 

家の前から時々バスも出ていたので、今まで車を所有した事は無かったという。

 

 

 

それは、曾お祖父さんの時も、お祖父さんの時もやはり、

 

 

車は所有した事は無かったという。

 

 

曾お祖父さんも、お祖父さんも、車など必要無い口癖だった。

 

 

しかし、子供が出来ると、色々な所に行きたくなる。

 

 

お祖母さんを温泉にも連れてってあげたい

 

 

また近くの幼稚園が満杯だという事を聞くと、これは車でも無いと、

 

 

娘を幼稚園にも行かせられない。

 

 

そんな事で、車絶対反対のお祖父さんが亡くなると、

 

 

遺された小田さん夫婦は、急速に車が欲しくなったという。

 

 

 

 


やがて、小田さん夫婦は、念願の新車を購入。

 

 

最初に行ったのは、家族全員で温泉スパだったという。

 

 

 

ところが、3回目に温泉に出かけた時、

 

 

なんと家族全員で出かけた隙に、空き巣に入られたというのである。

 

 

被害は仏壇に置いてあった宝くじとノートパソコン、切手・コイン・宝石類。

 

 

それと壺とかの工芸品が数点だったという。

 

 

 

 


それからも、お祖母さんが庭に出る時につまづき転倒時に腕を骨折。

 

 

小田さんの奥さんも、自転車を盗まれたという。

 

 

また、車での接触事故で、被害者の自転車の老人に賠償金を払ったり、

 

 

バック時に、車を電柱にぶつける自損事故でトランクが凹んだという。

 

 

これらが、車を買ってから3ヶ月の間に全て起きた事なのだという。

 

 

 

 


奥さんが今回相談してきた理由の1つに、

 

 

彼女が見たという夢にあるという。

 

 

 

 

 

それは、車を買う1ヵ月前に見たという夢なのだが、

 

 

そこに4年前に亡くなったお義父さんが出て来て、

 

 

車を買ってはいけない。」と言われたというのである。

 

 

その事を夫に言うと、

 

 

「親父はいつもそう言ってたからな。その事を思い出して、

 

 

そんな夢をみたのだろう。」と言って取り合ってくれなかったという。

 

 

 


しかし、いざ車を購入してみると、

 

 

なんか不幸続きで、段々怖くなったという。

 

 

直接被害に遭っていないのは、娘さんだけなので、

 

 

今度は娘に何か起きるのではないかと心配だという。

 

 

 

 

 


これは、反対されていた車を買った報いなのでしょうか。

 

 

不幸はこれからも続くのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな電話相談だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


やがて、家族を立て続けに襲う不幸の原因が分かるのである。


後半は、明日のブログに続く。