●憑依体質の漫画家さん
人間の体には、そこを指圧したり、
鍼や灸で刺激すると体調を調整出来ると言われているツボが、
670箇所はあると言われています。
今日はそのツボの中から、どれか1つだけと言われたら、
私は皆さんに、この1つだけ覚えたら良いという場所の話を致しましょう。
これは、漫画を描いているという女性からの電話相談でした。
そんな彼女の仕事がら、
彼女は色々な場所に、取材を兼ねて出かけるそうです。
カメラも必需品で、取材場所に行ったら、
まず写真を300枚は撮り、近くのお土産屋さんはもちろん、
その場所の名所や、飲食店に入り、そこに売っている物の写真や、
その時に食べた物まで写真に収めるそうです。
また、神社や仏閣があれば必ず寄り、云われが書かれた看板があれば、
それも必ず写真に収めるそうです。
そして、彼女は仕事が無い時などは、
よく友人と海外旅行にも行かれるとの事でした。
東南アジアなどにも行くといい、
そんな時は一般の人がよく行く観光地だけでなく、
戦争跡地や、虐殺があった場所にも行くそうです。
その時には書くテーマにしていなくても、
将来、どんなテーマを取り上げるか分からないので、
滅多に行けない海外の場合、
行ける場所はどんどん行って、写真を撮りまくるといいます。
そんな彼女の悩みの1つが、憑依体質だといいます。
海外はもちろん、日本の神社などや墓地が近くにある様な場所へ行った後、
具合が悪くなったり、熱が出て寝込んでしまう事が度々あるそうです。
ずっと以前に、ある霊能者の方に診てもらった事があるそうですが、
その時に「貴方、憑依体質ね。」と言われといいます。
そして、今回私に電話してきたのは、
来週から沖縄に取材を兼ねた旅行に行くというので、
何か憑依されない対策は無いでしょうか?という事でした。
(他にも聞かれた事は色々ありましたが、恋愛とか家族の事でしたので、
唯一、上の質問だけが他の読者の参考にもなる事なので取り上げました。)
その時に、私が彼女にアドバイスしたのが、
下のツボだったのです。
それは、「大椎のツボ」(だいついのツボ)
このツボは背中にあり、首の真下で、肩と同じ高さの水平線上にあります
首を前に倒したときに、少し出っ張る骨の下のくぼみにあるツボです。
私がマレーシアで中国人の霊能者の方に教えてもらった時は、
「大椎穴」と教えられましたが、日本に帰ってきて調べると、
日本では「大椎のツボ」というのが一般的でした。
私が彼女にアドバイスしたのは、憑依されない様に、
自分の体にバリアー(バリヤ)を張って、憑依されない様にするという方法です。
ただし、この方法は簡易的なものなので、
低級の霊や、低俗な浮遊霊、動物霊などには有効ですが、
強い不成仏霊には効かない時はあります。
さて、バリアーを張る方法ですが、
特に何も必要とせず、誰でも簡単に出来る方法で、
上で話した「大椎のツボ」を使います。
■まず、憑依体質というのも一つの能力です。
多分、彼女は憑依される直前に、「ああ、ここ何か気持ち悪い場所」とか、
「何か居そう。」とか「視線を感じる」みたいな事を察知していたりします。
そんな時に、自分の背中にある「大椎のツボ」を手に平で3回叩きながら、
「霊には憑依させない!!」と念じる事です。
有効期間は、自分の念が自分の気持ちを引き締めている間です。
だから、人によっては5分位して、気持ちが緩んで来たら、
もう一度叩き直した方がいいでしょう。
叩くのは右手でも、左手でもいいので、どちらか叩きやすい方の手で。
よく親の背中を肩たたきする時は、手をグーにして叩くと思いますが、
大椎穴に手の平で封をする様に、念じながら叩きます。
念じるという事が大切で、これでバリアーが張れます。
ちなみに、この「大椎のツボ」は、普段の健康にも有効なツボで、
■肩こりや首に痛みがある時や、
■風邪ひきそうだなぁと思った時や微熱や悪寒がある時、
■咳が出て、止めたい時、
■朝起きた時や昼寝して寝違えた時、
■目が疲れた時に、
この「大椎のツボ」を3回叩いてから、
その周辺を指の腹で強めに回しながら押します。
そして、温かいタオルやカイロや、
温湿布で温めると改善するツボでもあります。
END
