●夫を変える催眠術
このお話は、昨日のブログ(●変身した夫)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12146446122.html)
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ]
似た様な電話相談が余りにも多いので、その相談例を2つほど上げてみましょう。
■30代主婦からの相談。
主人は、結婚する前、大学では運動系のクラブで活躍し、
男らしく、とても頼りがいのある男性でした。しかし、いざ結婚してみると、
その主人が、子供っぽくて、困っています。
彼は優しく、仕事は真面目に勤めていて、その部分は尊敬もしていますが、
自分の夫として考えると、やる事、言う事が、小学生レベルで信じられません。
今更ですが、どこで変身したのかと、思ってしまいます。
家に帰って来ると、すぐにゲームを始めるかDVDを見るかで、、
テレビは自分の好きな番組が優先で、子供が見たいと言っても譲りません。
しかも、時代劇などを見た後など、すぐに調子に乗り、
「くるしゅうない、ちこうよれ。」などと直ぐに感化されまくります。
こっちは、「はぁ? 誰だオメエ。」って言いたくなるのコラえています。
また食事中も、子供に何とか野菜を食べさせたいと、
無理にでも、子供に分からない様にカレーに人参を入れると、
子供は頑張って食べているのに、夫は「長距離弾道ミサイル発射!」とか言って、
自分の皿の中の人参を、私の皿の中に入れて来ます。「お前は、北朝鮮か?」
これでは子供にも示しがつきません。それだけでなく、洋服は脱ぎっぱなし、
靴下も脱ぎっぱなしで、放り投げ、すぐ片方失くす癖に私のせいにする。
ネットで靴下の片方売ったか?って、売るかぁ!!
しかも、私が腰が痛くて台所に立てない時があったのですが、
「ご飯まだなの?」とまるで子供なんです。
また、先日、ケーキを3つ買って来て、私だけ翌日に残していて、
楽しみにしていたのですが、冷蔵庫を開けると、無いんで、
夫に「ケーキ無いんだけど。」と言うと、
「ドラえもんが食べた。」と一言って去って行きました。
似てんの腹が出てるとこだけだろ。と半分唖然。
姉からは、そんなに子供な夫なら別れた方がいいんじゃないと言われました。
■相談2.若い主婦から。
付き合っている時は、少年の様な心を持ち合わせた人。と、
良い方に彼の性格を捉えていたのですが、
結婚した今では、子供っぽい心なんて、邪魔でしかありません。
まず、子供が2人居るのですが、その2人の子供のオモチャを合せても、
主人のオモチャの方が倍以上あります。邪魔です。
箱も開けないプラモデルも邪魔だし、
同じフィギャアをどれも2つづつって、邪魔×2倍でしかありません。
一度、息子が欲しがったので、1つ開けた所、
帰宅主人に、息子が烈火のごとく怒られてました。
2つって、何の為や。 お父さんですよね? 違いましたっけ。
そして、掃除や育児はまったく手伝ってくれません。
子供が泣いていても、ボーっと横になってテレビを見たまま動きません。
しかも、先日部屋の中にあった観葉植物に足を掛けて、ひっくり返し、
床と絨毯が土だらけになった時も、「独りでに倒れたよ~ん。」
って言って逃げて行きました。どう見ても、お前だ。
はっきり言って息子よりも子供で困ります。たまに、ほんと~に、たま~にですが、
食後の洗い物をやってくれますが、洗った後の皿、綺麗だろ、
と1つ1つ見せに来ます。いかにも私より綺麗に洗ったというアピールが来る。
しつこいので、見てやりますが、褒めないと「お前は冷たい女だな。」言います。
私、毎日やってるんですけど。
食事中も、食べながらスマホを見たり、ゲームしたりする事があり、
子供の手前、食べる時は止めてとお願いするのですが、その時は止めてくれますが、
何日かすると、またやります。息子よりも学習能力がありません。
また、部屋にはゴミ箱があるんですが、ゴミは必ず遠くから投げて入れます。
しかも大半が外れて、そのままの方が多い。
注意すると、「腕がちょっと鈍った」と言って後で入れとくと言うが、いつまでもそのまま。
あんたバスケ部じゃなくて、サッカー部だったよね。
それ以上注意すると、逆ギレするので、いつも私が片づけます。
子供達の為にも、このままの状態って大人としてどうなんだろうと将来が不安です。
二人の相談例をあげましたが、実際は同じ様な相談はもっとあります。
結婚したら、旦那の無駄使いが激しいとか、
自分の趣味や遊びばかりでかまってくれないとか、
育児や介護にはまったく協力してくれないとか、
多分、今日の話を聞いた人は、
そんな問題、DVや浮気に比べたら、可愛いもんよ!
と思う方もいると思います。 実際可愛い問題な事は確かですが・・・
でも、よくよく話を聞いてみると、
夫の無駄使いや、趣味ばかり、育児や介護を手伝ってくれない時に、
旦那にその事を言うと、喧嘩になったり、口をきかなくなったり、
段々と夫への愛情が冷めて来て、
旦那か妻が実家に帰ってしまって、
結局仲直りせずに、別れてしまう事もあるのです。
結果が離婚となると、
DVや浮気問題と、最後は同じになってしまうんです。
そこで、私もこういう一見可愛いと思える問題事でも、
真剣に考えて、アドバイスする事にしています。
まず、上の2人の奥さん方が、根本的に間違っている認識事があります。
ふたりとも、旦那が子供っぽくて困っていると言っていますが、
そこが間違っています。
子供っぽいのではなく、 子供です。
よくテレビなので、うちは子供が3人居る様なものです。と、
旦那を子供の一人にカウントして話している人がいますが、
それが正しい考え方です。
と言うか、子供が3人なのです。
皆さんは、昔こんな事を耳にしませんでしたか。
流産する子は、男児が多い。
実はこれは事実です。
現代医学の発展により、だいぶ助かる率も高くなってきましたが、
昔は、流産したら、男児だと泣いた人も多かったといいます。
これには理由があります。
本来、流産するなら、男児も女児も同じと思われるでしょうが、
男児に流産が多い1つの理由があるのです。
子供を産んだ経験のある方なら、分かると思いますが、
知り合いの医師によると、
経膣超音波検査を行えば、
胎児の向きなどの条件が、良い時には、
妊娠12週には、分かる事もあるといいます。
しかし、それは、外から分かるという事であって、
赤ちゃんの体の中では、
少なくとも妊娠6週目までは、赤ちゃんが男子なのか女子なのか分かりませんが、
妊娠6週目~9週目の辺りから、男性ホルモンが働き始め、
段々と男性へと変わっていきます。
その変わる時点で失敗して、流産するという危険な要因が、
女の子よりも男の子の方が1つ多いのです。
実際、医者に聞くと、流産の多い週は、9週目の赤ちゃんで21%だそうです。
そして、流産する赤ちゃんの約73%が6週目~9週目なのです。
男性へと変わり始める時期と、この流産が多い週が一致しているのは、
偶然では無いでしょう。
だから、昔は、流産したら、男児だと泣いた人が多かったのです。
さて、話がちょっと横道に逸れましたが、
何を言いたいかと言いますと、
生物学的、遺伝学的に言って、女性の方が強く、痛みにも耐えられ、
長生きなのです。
そして、子供を産んで育てたり、長生きしたりする分、
男性よりも女性は、現実派です。
それは、多分小学生の頃からそうでしょう。
だから、小学生の頃、女子は男子が子供っぽいと思う方は多かったと思います。
そのギャップは、大きくなっても埋まらないで、
そのままの差で育ってしまう男子もいます。
結婚してから、「ああ、この人、子供だなぁ。」
と思ってガッカリする人もいるでしょうが、
多分、結婚する前でも子供だったはずです。
例えば、飲むものはいつも炭酸飲料だったり、
食べる物も、お子様が好きなハンバーグやカレーやスパゲティだったり、
それでも女性は、結婚したら、変わるだろうと思っていますが、
子供は急には、大人にはなりません。
ましてや、ママと暮らしていた男性が、貴方と結婚して家庭を急に持った場合、
今度は、貴方がママの役になってしまう事も考えられます。
それでも、その男性を愛してるなら、問題はありません。
問題が発生するとすれば、
貴方が、ママ役に疲れた時です。
「あたしは、お前のママか!」とか、
「あたしは、お前の家政婦じゃない!」と思い始めた時です。
上の2つの家族の場合、この時期に達してしまっている感がありますね。
こういう場合、良い家庭環境にするには、
貴方のストレスを失くす事です。これが一番大事です。
旦那へのストレスが、愛情を失い、怒りとなって危機を招いています。
奥さんのストレスと失くすには、
旦那を子供から大人へ成長させなければなりません。
ただし、これには、時間と根気が必要になります。
急に子供は育ちません。
そこで、まずは貴方がストレスかからない様に、
旦那が子供なら、貴方も子供の対応をしましょう。
相手だけが子供だから腹が立つのです。
ケーキを食べられて、ドラえもんに食べられたと言われば、
「あらそう、じゃあ今度貴方のケーキがドラミちゃんに食べられるかもね。」
と言って、今度は彼の分が無くなっている。
「くるしゅうない、ちこうよれ。」と言われたら、
「無礼者、気安く姫に触るでない!」と一言。
また、ゴミ箱にゴミを投げて片づけないのであれば、
ゴミ箱を旦那の見ているテレビの方に移動させて、
貴方も旦那の見ている前で、ゴミを投げて、「腕が鈍った。」と言ってみる。
さて、旦那の教育には時間がかかるので、
その間、貴方にストレスが溜まらない様に、
貴方も子供の対応をしないさいと言いましたが、
ここからは、徐々に旦那を大人にする教育編です。
考え方としては、旦那が会社から帰宅したら、
大きい長男が帰って来たと思って下さい。
つまり、旦那が大人になるまでは、子供だと思って対応しましょう。
大きい長男だと思えば、許せる事もあります。
まずは、容姿やファッション、衣服問題からいきましょうか。
上の相談者も言っていましたが、
靴下や、衣服の出しっぱなしや、脱ぎっぱなし、
部屋を汚くする、片づけない。
家ではラフすぎたり、裸だったり、という問題ですが、
だいたい、夫は妻の言う事は聞きません。
注意しても、ストレスが溜るだけです。
まぁ、貴方が言っても無駄と言う事ですね。
では、あきらめるのかと言うと、違います。
相手は、大きい長男だと思って下さい。
長男も立派な男です。
貴方の女性の友達の協力を得ましょう。
まずは、貴方は旦那のどういう所を直して欲しいか考えます。
例えば、洋服がダサい。家では裸。という所を直したと思ったら、
まずは、こう言う事から初めて下さい。
「この前、私の友達の陽子が、街で貴方を見かけたって」
「なんか、とても素敵な服を着てたって言ってたわよ。
素敵なご主人で羨ましいって・・・・」
そんな服装を誉める言葉を何回かぶっこんどきます。
そして、次の段階で、
「明日、ちょっと陽子が家に5分位寄るから」と、
家にちょっと寄ってもらい、
その時も、洋服や部屋が綺麗などと褒めてもらいます。
最終段階は、予期せぬ時にも家に来たりして、
常に身ぎれいにしないといけないという状況にしていきます。
いつまでも少年の様というのは、裏返せば、
いつまでも他の女性には弱いという事です。
それを利用しない手はありません。
ただし、
信頼のおける友達に頼まないと、浮気に発展という事もあるので注意。
次に、旦那が子供っぽいのが、
子供達にも悪影響になっているとか、
父親に自覚が無くて困るという、家庭問題ですが、
これには、時間は係りますが、
占い的に言って、暗示を掛けるのが良い方法です。
まずは、何事も誉める事です。
何かをやってもらったら誉める。
何か旦那が、奥さんに報告したり、会社の出来事を話してきたら誉める。
だいたい、男って、奥さんに会社の事や外の事を話す時って、
誉めて欲しい場合が多いのです。
だから、何事も旦那を誉める癖をつけましょう。
子供は誉められたいのです。
特に会社では誰も誉めてくれない場合は。
例えば、外で1万円落としちゃったよ。と言って来たら、
「この!薄らバカ!!」と心で思っていても、
「あら、そう。よく携帯まで落とさなかったわね。」
と、何かしら誉めてから、
じゃあ探しに行きましょうとか次の行為に移って下さい。
お皿を下げてくれても、
大げさにありがとう。とっても助かるわ。と言います。
言葉1つですから、それで良くなれば安いものです。
子供は誉められると、次も頑張ろうと思うものです。
大きい子供も。
また、子供は何でも報告したがります。
どんな事でも、じっくりを耳を傾けて聞いてあげましょう。
この大人の長男、どうしようもない事話している。と思っても、
とにかく聞いてあげて下さい。
共感できない内容でも、まずは夫と同意見という事で共感して、
それから、自分の仕事に戻ります。
それだけで、大きい子供は満足です。
当然ですが、子供達の前で、
お父さんを怒ったりしない事。
お父さんをけなしたり、ダメだなという事は言わない。
子供達がお父さんを、見下す様な事があっては台無しです。
お父さんは偉いという事で統一しておきましょう。
お父さんだけ、夕食1品多くして、
家庭内で威厳を持たせてあげましょう。
それは別に大人が食べる物でなくてもいいです。
子供が欲しそうな物を1品添えて、
子供が欲しいなあ、言ったら、
お父さんが1つ分けてあげるという様な状況を作れば、
お父さんとしての威厳も、子供とのコミュニケーションもとれます。
また、子供達への小遣いも、奥さんがあげてませんか?
それを小遣いは、お父さんから子供に手渡しにして下さい。
これでお父さんの威厳も、子供達の態度も変わります。
最後に、ご主人に催眠術をかけるのですが、
まず、貴方は、どんな旦那さんになって欲しいですか。
■私を愛する夫?
それとも、
■子供達の良い父親?
ではまず、貴方を愛する夫になって欲しい場合から言いましょう。
普通、旦那に用事を頼んで、やってもらったら、
「ありがとう。」って言いますよね。
でも、それは普通の家庭の場合です。
もし、私を愛する夫に戻って欲しいという場合、
それだけではダメです。
催眠術を掛けましょう。
ただ「ありがとう。」じゃなく、
「あなた、ありがとう。」とか、
「ありがとう。あなた。」など、
好きな男性に言う様にお礼の言葉を貴方なりに、
愛情を入れて、工夫して伝えてみて下さい。
「ありがとう。たっくん。」でも、貴方の愛情が最大限表現出来ればそれでいいです。
日々の積み重ねが、催眠術となり、愛が芽生えます。
簡単にお礼が言える頼み事を、沢山作って沢山言いましょう。
次に、とにかく子供達の良い父親になってもらいたい。
そういう場合は、
お礼を言う時に、
ただ「ありがとう。」じゃなく、
「ありがとう。おとうさん」とか、
「おとうさん、ありがとう。」などと、
貴方は、子供達のお父さんですよ。
と常に暗示をかけて言う事です。
簡単にお礼が言える頼み事を、沢山作って沢山言いましょう。
そして、子供達の前で誉める場面を増やしましょう。
その時には、特にこう言いましょう。
「これお父さんがやってくれたのよ。」や、
「お父さんが考えたのよ。」とか、
「お父さんと同じ物がいい?」など、
なるべく多く、自然に、
会話の中に、お父さんを入れましょう。
日々の積み重ねが、催眠術となり、
自分はお父さんなのだという自覚が段々と芽生えて来ます。
いずれも、タダで出来る事ですから、
別れを考える前に、試してみて下さいね、 お母さん。
END