●頼んでも無いデパートからの贈り物
このお話は、昨日のブログ(●浮気する家)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12130662257.html)
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ]
これは、私が契約している会社の女性従業員に起きたお話です。
彼女はアルバイトから社員になったというベテランで、勤続15年になるという社員です。
結婚して5年ですが、今も経理の仕事をしている方でした。
相談内容は、ズバリ、ご主人の浮気でした。ご主人は6年前に、上司の紹介で知り合い、
1年付き合った後に、結婚した真面目で優しい2歳年下の男性でした。
彼女はこの人ならと思い、上司の仲人で結婚したのでした。
その後、彼と彼女がお互いにローンを組み、1年前に念願の一軒家を購入したのです。
ところが、家に引っ越してから半年が経つ頃から、どうも夫の様子がおかしいというのです。
それまでは、滅多に残業で遅くなるという日など無かったのに、
最近は、週に2度は帰りが夜中の3時という事もあるというのです。
夫に問いただすと、会社の同僚と飲んでいたというのです。
しかし、ある日、彼女が夫の車を洗車している時でした。
車の床に、女性のピアスが片方落ちていたのです。「あれ?」と思った彼女は、
車を締め切って、中にしばらく居ると、微かに、女性ものの香水の臭いもしたそうです。
誰か知らないが、主人は女性をこの車に乗せたのだ。と思ったそうです。
そう思って思い出してみると、主人はクリスマスの日には、家にちゃんと帰ってきたものの、
クリスマスイブの日は午前様だったのを思い出しました。この時初めて浮気を疑った。
ただ、彼女いわく、夫は浮気をする様なタイプの人では無いと断言するのです。
そして、これはきっと、新しく引っ越した家に原因があるのではないかと言うのです。
確かに、彼女夫婦は、結婚して4年間はラブラブだったのが、
引っ越して半年経った頃から、急に浮気し始めた事になります。
写真を見ると、確かに浮気をする様なタイプには診えません。
では、彼女が主張する様に、家が原因でしょうか。でも聞くと、家は新築だと言うのです。
もし、中古の家なら、前の家庭が、喧嘩が絶えなくて、離婚したという場合、
その念が残っていて、その後に移り住んだ家庭が、
それまで仲良かったのに、喧嘩する様になるという事はあります。でも、新築の家なのです。
それでも彼女は、新しく引っ越した家に原因があるのではないかと言うのです。
彼女のその確信とも言える自信はどこから来るものでしょうか。女の勘でしょうか。
彼女の家に原因があるという見えない自信に引きづられて、
私は後日、彼女の家に行ってみる事になったのです。
共働きのご家庭だったので、
通常の家庭の時の様に10時行きますという訳にはいかなかった。
また、こういう浮気に関係する相談の場合、
ご主人が家に居ない時に、家に行かなければならない。
そこで、ご主人が会社に行っていて、彼女が家に早く帰って来れる日に行く事になった。
また、男一人が奥さんと二人きりになる状況は、
逆に奥さんが不倫していると思われかねないので、
女性のスタッフを連れて行きましょうか。(4000円上乗せになりますが)と聞くと、
ではその日は、相談に乗ってくれている友人を家に呼んでおくという事になりました。
私は車で、彼女の自宅の近くのコインパーキングに停めると、
そこから歩いて、彼女の家に。
これも、近所の方が知らない車が来てたよみたいな余計な詮索をされない為の配慮です。
彼女の家は、2階建ての白い壁の家でした。
外見はややこじんまりした家です。
庭はほとんど無いと言ってもいいでしょう。
道路と家の間にフェンスや壁は無く、道から階段を5段上がると玄関です。
また道路と駐車場の間に柵などはなく、ギリギリ2台止められるスペースがあります。
むき出しのポストの上にあるインターホンを押すと、
直ぐに奥さんが出迎えてくれました。
「お邪魔します。」
玄関を入った瞬間、ちょっと気になった事がありました。
それは、玄関自体は石張りで、細い窓がある作りで問題は無いのですが、
それほど大きくない玄関に、ご主人の靴と奥さんの靴が合計5足。
基本、家に居る人数分の靴しか玄関に出さないのが一番良い。
そこで、奥さんの靴を1足、ご主人の靴を1足以外は全て仕舞う様に勧めた。
そこに大きな傘たてと、ゴルフ道具が置いてあり、やや足の踏み場が狭まっています。
聞くと、ゴルフ道具は奥さんの物だと言う。
そこで玄関を狭めるのは良く無いので、他に移す事を勧めた。
あと、特にこの家は道路と玄関の間に柵やフェンスが無いので、
玄関前に泥を拭きとる玄関マットを置く様に勧めた。
玄関からして、こうだから、さぞや家の中は問題が一杯あるかと思ったのだが、
家の中は、さほど目立つ問題は無かった。
新築で、まだ1年しか住んでいないし、子供もいないのもあって、
特に酷く汚れた部分も無いし、そんなに荷物も多くないので、
全体的に綺麗なのである。
1階は駐車場前に6畳の畳の部屋。そして16帖のLDK。
2階は8帖のバルコニー付の部屋が夫婦の寝室となっていて、
他に6帖の部屋が2つ。そのうち1室がご主人の書斎ケン仕事場となっていた。
一応どの部屋も見せてもらったが、悪い感じはしない。
気になったのは、最初の玄関だけである。
玄関は、確かに外の世界と家庭との境界線なので、とても重要だが、
だからと言って、今回の浮気に直接結びついている様には思えなかった。
やっぱり、女の勘は外れたかな。
と思った。
あと細かい事がだが、
大きな傘たては、玄関の外に出し、
小さい傘たてを玄関の中に置いて、その傘たてには、
家に住む人の人数分の傘しか入れない様に勧めた。
他の余分な傘は棚の中に仕舞う方が良い。靴と同じである。
ちなみに、骨が折れた傘は捨てるか治すかする。
骨が折れた傘を、そのまま傘たての中に入れておくと家族の運気が落ちる。
とにかく玄関は広くスペースをとり、綺麗に、明るくが基本だ。
私が特に、この家には浮気に関する難点は無さそうです。と結論して、
帰ろうとすると、せっかくだから昼食をどうぞと勧めてくれた。
普段は、仕事先ではそういうお誘いは断るのだが、
今回は、お役に立てなかったという負い目もあったので、
それじゃあ、ということで昼食をご馳走になった。
3人で雑談しながら、食べいたのだが、
彼女とご友人が話している雑談の中に、気になる話題が出たのである。
それは、半年前に不思議な事があったというのだ。
デパートから頼んでもいない荷物が家に届いたという。
それも、差出人は、奥さんだというのだ。
しかし、当の奥さんはそんな物を注文した事は無いと言う。
それを聞いて、友達は、
「注文して忘れたんじゃないのぉ。」と言うと、
そもそも、彼女はそんなデパートには行った事も無いと言うのだ。
不思議な事もあるものである。
お金も払っていないのに、
デパートから品物が送られてくる。
しかも、そのデパートに行った事も無い奥さんの名前で・・・
「それで、何、送って来たの?」と友達。
「靴なの」
「儲かったじゃない!」
「それが、男性の革靴なのよ。」
送られてきたのは、男性の革靴で、結構な値段の物だったという。
しかも、不思議な事にご主人の足のサイズにピッタリだったというのだ。
直ぐに帰宅したご主人に聞くと、
ご主人もまったく心当たりは無いという。
私は脇でただ二人の会話を聞いていただけだったが、
このご主人の足のサイズにピッタリだったと聞いた瞬間、
「ゾクッ!」と何か嫌な感じを受けた。
何だろう、この変な気持ち。
男性の革靴。
勝手に使われた奥さんの名前。
そして、その靴はご主人の足にピッタリだった。
もしかしたら・・・・
これは、
呪いだ!
最終話は、明日のブログに続く。