●指の石像の正体


 


このお話は、昨日のブログ(●呪いの石像)の続きです。


 

従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12126999800.html


 


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ


ある時、島根県からという方から電話を頂いた。

現在住んでいる家に引っ越してからというもの、不幸が続いているというものだった。

それは中古の一軒家で、相場よりも2割程安い物件だったという。庭が広く、

引っ越した直後から、母と祖父が庭の一角に小さな畑を作り、野菜を育て始めたという。

それから8ヵ月位経った時でした。祖父が急に心臓発作で倒れたのです。

直ぐに病院に連れていったのですが、病院に着く前に車の中で息を引き取っていました。

それからわずか半年経った時、今度は母が自転車事故で、頭を打って亡くなったのです。

この家に引っ越して来てから、わずか1年ちょっとで祖父と母が相次いで亡くなったのです。

普通は、亡くなり方も違うし、偶然に2人が続けて亡くなったのだと思う所ですが、

1つだけ私には、気がかりな事があるのです。それは、引っ越して来たこの家の隣の土地に、

変な石像が建っているのです。その石像は、地面から指が出ている様な格好で、

気持ち悪いので余り近づいて見た事は無いのですが、

1m位の指の大きな石像といった感じのものです。

その石像は、今の家の居間からもよく見える位置にあるのですが、

祖父が心臓発作で亡くなる前、さかんに、その石像を指差して、

「あの石像はなんだろうね。気持ち悪いな。」と言っていたのを思い出しました。

私はその時、「お祖父ちゃん、余り指さして言わない方がいいよ。」

と言ったのを覚えています。今から思うと、

お祖父ちゃんは、そして、母は、あの石像に呪われて殺されたのではないでしょうか。

私がそう思わざるを得ないのは、母が亡くなる時、

病院で2日間、意識不明だったのですが、その時、母が寝ている病院のベットの傍で、

私は付きっ切りで居たのですが、亡くなる直前に、はっきりと、意識不明のまま、

「せきぞう・・・・、せきぞう」と言って亡くなったのです。

私には、それが家の隣にある、あの石像の事以外には考えられないのです。

今もこの家に住んでいますが、今度は誰が呪われて亡くなるのか、とても心配です。

そんな不気味な電話相談だった。




















 

 

 

 

 

 

私がまず気になったのは、

その家の前の住人は、どうして引っ越されたのか、

そして、どうして相場よりも2割も安い値段で売りに出されたかでしたが、







相談者の方に聞いても、それは分からないといいます。

ただ、購入する時には特に注意事項や事故物件などの説明は無かったそうです。




 

そうなると、

現状の状況を見ながら考えるしかありません。







私が最初に触れたのは、

相談者の方が気になっているという、

母親が亡くなる直前に言った、

「せきぞう・・・・、せきぞう」という言葉の意味です。



実は、人が意識の無い時に言う言葉には、

2つ解釈が出来る時があります。




■1つは、その方がいつも気にしている事や、思っている事が、

自然と口をついて出たというもの

■もう1つは、その人の口を借りて、守護霊や先祖霊などの霊が、

その人の口に憑依して、伝えたい事を言ったり、警告したりする現象。




相談者の方は、後者の方の何かの警告ではないかと心配していました。

例えば、あの石像に気をつけろ!的な言葉ではないか。と。





そこで、まずはその点について考えてみる事にしました。





彼女に、お母さまが亡くなる前、

隣の土地にある石像を、普段から気にしていた様ですか?と聞くと、

祖父が亡くなってから、とても気にしていたといいます




そして、もう1つ、

[貴方が病室で聞いた、「せきぞう・・・・、せきぞう」という言葉は、

 確かに貴方のお母さんの声でしたか?]

すると、彼女は、母の声だったといいます。


実は、人が無意識の時に言う言葉が上の、

■いつも気にしていた言葉が口をついて出たのか、それとも

■守護霊や先祖霊などの霊からの警告か

を判断する1つの手がかりとして、

その声が母親自身の声かどうかでも分かります。




母親はまだ亡くなっていないので、自身が霊界から警告を発する事はありません。

霊界からの警告がある時は、守護霊である誰か他の人の声だったりします。



 

つまり、私はこの「せきぞう・・・・、せきぞう」という言葉は、

母親が亡くなるまで、いつも気にしていた事が口から出たものだと思いました。





多分、自転車事故もどこかで、亡くなった祖父と同じように、

あの指の石像が関係しているのではないかと思ったのでしょう。






また、守護霊や先祖霊からの警告である場合、

「せきぞう・・・・、せきぞう」という言葉だけでなく、

せきぞうに気をつけろ」という感じのもっと分かりやすい言葉になる事が多いので、


それを考えても、母親が言った言葉は、

あの石像にやられた的な遺言では無いと判断しました。





 


ではあの指の石像は、まったく無関係かと言うと、

まだそこまでは判断出来ません。




なにしろ、その指の石像を私はまったく見ていないのですから、



 

そもそも、指の石像など今まで聞いた事がありません。



なんなのでしょうか?








そこで、その指の石像がどんな物か詳しく教えてもらいました。





高さは1mくらい。直径は多分20cmくらいで、


段々上の方に行くにしたがって細くなっているので、

指の様だといいます。

また石像には、何も読める様な文字の記載も無いとの事でした。

ただ爪らしい所は無く、全体的にだいぶ風化されている感じだそうです。


近所の方にも聞いた事があるそうですが、

誰もそれが何の像なのか知っている人はいなかったそうです。







多分、だいぶ昔に作られた物ではないかという事でした。




今なら携帯に画像を送ってもらったり、ブログに張り付けて見せてもらったり出来ますが、

当時は、そんな携帯も無く、画像が送れるのはファックスでしたが、

彼女の家にはファックスが無いという事で、

私はその指の石像を見る事は出来ませんでした。





 

ただ電話口で、指の石像って何だろう。とその事だけを考えていました。





しかし、何も思いつきません。








そこで、視点を変えて、

その指の石像の周りはどんな感じなのか聞いてみました。







すると隣接した隣の土地は雑草が生繁っているとの事でした。






ただ冬の時に見た感じでは、大きな丸い窪地があったといいます。

「丸い窪地?」


直径3m位の丸い窪地があるといいます。

「どの位の深さの窪地ですか?」と聞くと、

そんなに深く無い、30cm位の窪地だという。





 

丸い3m位の窪地。



そして、その側にある石像。







私は何か、嫌な感じがしました




 

 

 

「あのう、

 何か昔そこに、

 小さい沼か、ため池みたいなものがあったって聞きませんでしたか?」





すると、相談者の方は、それは聞きません。という。






そこで、別の質問をしてみました。




「その指の石像ですが、

 一番上の部分はどうなっています?

 少し平らになっていたり、ギザギザになっていませんか?」





すると、確かに指の石像の真上は少しギザギザしている感じで平らな感じもしますとの事。






指の像なら、先端は丸みを帯びているはずである。


やっぱり指に石像では無いと思った。








そこで私が感じたままの事を伝えた。







「私が感じるには、


 だいぶ昔、



 そこに小さな沼か、ため池があったんじゃないかなぁ。





 そして、そこで誰か子供が亡くなっていると思いますよ。



 

 多分、その子を偲んで、その子の親がお地蔵さんを建てたのでしょう。



 しかし、風化したからか、誰かのイタズラで首が無くなっていますね。」





 

多分、間違い無いでしょう。


大人の人が事故で亡くなった場合、滅多にお地蔵さんは建てません。


それに余り大きく無い池なので、子供の様な気がします。

そうなると、それに対処すればいいとなります。






まず、だいぶ昔の事ですし、相談者とは何の係わりの無い霊なはずです。

亡くなったのは、遊びざかりの子供だった事が予想されます。

そこで、何か子供のオモチャを買って来て、その石像の前に供えて、

3日間お線香とお水をあげて、

「今日から3日間お祈りしますから、どうか成仏して下さいね。

 そして、隣に住む私達には関わらないで下さいね。」

とお願いする様にアドバイスしました。





そして、家に居間からその像が見えない様に

冬でも葉が生繁っている針葉樹林の木を植えて見えない様にする事。

また、隣の土地との境界線上に塩を一直線上に盛って置く様に言いました。




 


多分、これで大丈夫でしょう。






 

 


最後に、

これは呪いか?という問題ですが、




 

微妙な問題です。





呪いと言えば、呪いなのかもしれませんし、


呪いじゃないと言えば、呪いじゃないのです。




 

どういう事かと言うと、


 

多分、その沼か池かで亡くなった子供は、

相談者とは何の関わりの無い霊なのです。

別にその像を壊したのでもなく、その土地を汚した訳でも無いのです。

だから、祟られたり、呪われたりする道理はありません。





ただ、隣の土地なので、

居間からいつもその像が見えるだけなのです。





でも、それが問題でした。



 

逆に言えば、

その像からも居間が見えるという事は、

いつも、羨ましい楽しそうな家族が見えるという事です。





心霊写真もそうですが、楽しそうな修学旅行の一行に、

羨ましくてつい一緒に並んで写ったという事もある様に、

興味本位で近寄ってくる事はあるのです。




また、いつも、あの像が怖い、怖いと思っていると、

その不の連想が、悪い霊を呼んでしまう事もあるのです。




 

つまり、怖い怖いが、

本当に呪いの様になってしまう事が起きるのです。





それはあの石像の霊では無いかもしれません。

何か周りに潜む悪霊を呼び寄せてしまったのかもしれません。



 

 


病は気から、と言って、

心配事や恐れている事があると、病気になったりするもので、

 

呪いも気からという時もあるのです。





 

いずれにしろ、

気持ちが悪いと思うものが側にあるのなら、

向こうからも、こちらからも見えなくして、


気にしない様にするのが一番なのです。





皆さんも、

もし、貴方の住んでいる近くに怖そうな物があったら、

見えないように隠して気にしない様な生活をおくって下さいね。


END