●貴方の守護霊





電話相談をしていると、たまに、

「私には、守護霊はいますか?」と聞かれる事があります。


ホントはそんな人には、「いますよ。」と答えてあげたいところなのですが、

嘘をつく訳にもいきません。


実際は、電話では分からりません。



そんな時は、いつも、

「何か事故に遭った時に、自分だけ大した怪我もせず助かった事はありますか?

 とか、間一髪危ない所を助かったという経験はありますか?」

と聞きます。



そういう人は、偶然助かったというよりも、

守護霊がその人を守ってくれた可能性が高いのです。




つまり、強力な守護霊が居るという事になります。






ただ、そうは言っても、

「ああ、良かった、守護霊いるんだ。」と言う人は少なく。

「そうですかぁ。」とむしろ少し残念がる人がほとんどです。




確かに、命が助かったという様な経験って、

滅多に経験しませんよね。



考えてみれば、色々な国に住んだ事がある私でさえ、

命が助かったという様な経験は、数えるほどしかありません。





そこで、今日はもっとハードルを下げて、例をあげてみましょう。



(ちょっと余談ですが、

 これを書いた後、読み直した所、ミスが見つかって急いで書きなおしました。

 直す前は、なんと、上の「今日はもっとハードルを下げて・・みましょう。」の所を、

 「今日はもっとガードルを下げて・・みましょう。」となっていました。

 ちなみに、履いてませんから!





命が助かったという様な、大きな救いではなく、

日常のちょっとした出来事で、守護霊の存在を感じる事を考えてみた時、

まず可能性が有るのは、

■守護霊と同じ物を好きになる事があるという事です。

例えば、去年から大福が急に好きになったという場合、

去年から大福が大好きだったご先祖様が守護霊になったなんて事があります。

また食べ物でなくても、亡くなったお母さんと同じ癖を自然としていたり、


亡くなったお祖父さんが好きだったタイプの女性と同じような感じの人が好きになったり、

亡くなった叔父さんと同じ物を集め始めたりします。


■次に言えるのは、貴方の夢に出て来てくれる人。


■また、夢でなくても、時々ふと頭をよぎる人。

 「ああ、ここで父ならこう言っただろうなぁ。」なんて思う時、

本当に、貴方の後ろで、その通りの事をアドバイスしているなんて事があります。


■あと、芸能人に多いのが、

 友達について行ったら、私が芸能界入りしてしまった。とか、

 私にはその気は全然無かったのに、知らない間に友達が申し込んでいて合格してた。

 とか、絶対落ちると思っていたのに、まさかの合格。など、


■希な例としては、

 とても可愛がっていた愛犬や愛猫が、


 
 必死になって、元飼い主の側に寄り添って守っている事もあります。


■また命が助かったという大げさなものでなくても、

大事な用事があるのに、眠りこけてしまった時、

ふと目が覚めたら、ギリギリ今出れば間に合うという時間に起きたなんて事はありませんか?

それは偶然ではありません。

貴方の守護霊が、起こしてくれたと考えらるのです。

相談者の中に、こんな事を言った人がいました。



「この前、会社の帰りに電車に乗って帰宅していた時なんですが、

 疲れていたのか、眠りこけてしまいました。

 ところが、ふと目がさめたら、自分が下りる駅のホームのベルが鳴っている時だったんです。

 間一髪起きて、降りる事が出来ました。」

私はそれを聞いて、

「ああ、多分、貴方の守護霊が起こしてくれたんだと思いますよ。」と言いました。




 


ただ、守護霊が居ると分かっても安心してはいけません。



守護霊も元は人間です。

守ってあげても、お礼も無い。供養もしてくれない。墓参りも無いでは、

もう守るの止めようと思うは、生きている人間と同じです。


ちなみに、ある時、

主婦の方から、

「私の1歳になる息子にも守護霊はいるのでしょうか?」

と聞かれた事がありますが、

幼い子供の場合、お母さんについている守護霊が母子共に守っています。







 


最後に、

守護霊が居ないという人について一言触れましょう。




友人の渡河の知り合いの男性の家に行った時の事です。

彼はサラ金をしている会社の社長でした。



なんとなくですが、この人には守護霊が居なさそう。

と感じましたが、もちろん口に出してはいいませんでした。


その家に訳あって長居したのですが、

その時に、ある事に気がつきました。


彼がやっている事は、余り感心できる事では無かったのですが、

彼は自分の奥さんと娘さんだけには、とても優しい人でした。



彼がうっかり忘れていた事を、娘さんや奥さんが、

教えてあげて、危なくキャンセルになる所を間一髪で間に合ったという事があったのです。


つまり、守護霊は亡くなった人が守ってくれているのですが、

それは生きている人が、守ってくれているなら、守護霊と同じなのです。



無償で守ってくれる人が、貴方の近くに居るなら、

それは守護霊と言っても過言では無いでしょう。



そして、守護霊と同じなら、

いつもの極当たり前の行為であっても、

 

 

 

お礼が無いと、


いつか貴方から離れて行ってしまいます。




だから、

当たり前にしてくれる夫や子供の行為にも、時々言ってあげましょう。








 

 

 


「いつも、ありがとう。」  と。


END