●公園が怖い
さて、今日は何を書こうかと考えてテレビを見ていると、
相撲界で一大ニュースがあった事が報じられていた。
10年ぶりに日本人の力士が優勝したのである。
今までは、相撲で優勝するのはモンゴル出身の力士が常とされてきた昨今、
琴奨菊が、そのモンゴルの横綱3人をみな負かしての優秀という快挙だった。
相撲会場にかけつけていたご両親は、彼の事をこう言った。
「小さい頃から、とても優しい子でした。
道端でたとえ10円を拾っても、交番を届けに行き、
山登りに行って、疲れている同級生がいると、
その子を背負ってでも一緒に登る子でした。」
性格も人相も、良い力士が出て来たものである。
さて、彼が今回優勝したのが、東京の両国国技館だった。
私は今まで、個人的に2度、両国に行った事がある。
1度目は、両国国技館で行われたコンサートで、
警備員のアルバイトで行った。
たった1日だったが、多分5000円位貰ったと思う。
警備は館の中と外に分けられて、私は中だったのでラッキーだった。
外は寒いし、中はコンサートが聞けるからだ。
しかもコンサート終了時の掃除の時には、捨てられていたグッズも手に入れた。
そして、次に両国に行ったのが、占いの仕事だった。
今日はその時の事についてお話いたしましょう。
その相談は、ある母親からだった。
小学生の娘さんについて困っている事があると言うのだ。
それは、その娘さんが、
「公園が怖い!」と言うのだそうだ。
私がこの相談を聞いた時は、そんなに深刻な問題とは思っていなかった。
なぜなら、公園が怖い理由は、多分何かあるのだろうが、
別に、行かなければいいだけであって、
公園など行かなくても、楽しい場所は幾らでもあるはず。
ところが、お母さんが私に相談してきたのには理由があった。
それは通学路だそうだ。
彼女が通う小学校には、指定の通学路があって、
その道を通って、学校に通い、その道を通って家に帰る。
寄り道はしない。というものだそうだ。
そして、問題は、娘さんが怖いという公園が、
その指定の通学路の横を通るという。
やっかいな事に、娘さんは、公園の中に入る事はもちろん、
その公園の側を通るの出来ないというのである。
その公園の側を通ると、胸が苦しくなり、頭が痛くなると訴えるという。
しかも、娘さんが怖いという公園は、そこだけでは無く、
他の公園も怖いと言っているのである。
従って、学校へ行く時も、家に帰る時も、
娘さん一人だけ、通学路とはだいぶ外れた道を一人歩いて行く事になってしまい、
時間はかかるし、
安全な道路では無かったり、
通学を見守るボランティアの方もいない道を通る事になる。
それよりも、この前など、
娘さんが学校帰りに寄り道をしていたという話まで出てしまう始末である。
それに、お母さんは、娘の将来の事も心配なさっていた。
こんな普通の公園が怖いと言っていて、
将来、修学旅行で公園に行く事もあるだろうし、
恋人が出来て、公園に行く事もあるだろうし、
就職して、仕事で公園に行くかもしれないし、
結婚して、子供が出来て、公園にも行けなかったらと思うと、
今、なんとかしてやれないかと思って、相談しました。と言うのです。
なるほど、
母親は、そんな先の事まで考えてあげていたのか。と思いました。
と、同時に、この相談は思っていたよりも、
やっかいな物かもしれないと感じました。
というのも、
当初は、娘さんが怖いという公園に、
何か変な霊でもいるのかもしれないな。程度に軽く考えていた私でしたが、
他の公園も全部となると、話が違ってきます。
それに、
公園の中に入らなくても、側をも通れないというは、
かなりの重症ではないのか。
この時点で、私は何も思いつきません。
さっぱりです。
何か、私の想像を超えた何かが居るのかもしれません。
とにかく、電話では何とも言えない相談でした。
これは、一度その娘さんに会ってみる必要があるな。と思いました。
行ってみよう。
両国へ。
後半は、明日のブログに続く。